iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.09.14 Sun 19:36
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文中に『交替』を入れて【嬉しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
バイト仲間からLINEが飛んできた。
スマホをタップすると、シフトを交替してくれないか、という打診だった。
手帳を開くと特に用事もなかったから、承ることを入力する。
ありがとうというスタンプと共に、久しぶりのデートなんだ、と嬉しそうな文字列が飛び込んできた。
そうか恋人がいたのか。
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2021.11.15 Mon 10:28
140文字の物語
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『宇宙』と『夜風』、登場人物が『取りつくろう』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
君は夜風に吹かれて宇宙を見ていた。
そんな君の横顔を僕は見つめていた。
二人きりの静かな時間だった。
このままと気が止まってしまえばいいのに、そんなことを僕は思った。
視線を感じたのか、急に君が振り返る。
「そろそろ家に入ろうよ。風邪を引く」と僕は取りつくろう。
君は無言で頷いた。
2021.11.15 Mon 10:28
140文字の物語
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『「そっと、指先を指先でなぞる」キーワードは「公園」』
日曜日の公園は家族連れ混んでいた。
公園の奥の方でどうにか見つけたベンチで二人は座った。
「ちょっと前まで信じられない光景だね」君は嬉しそうに言った。
「そうだね」と僕は相槌を打った。
それからベンチに置き去りにされていた君の手をそっと、僕の指先で指先をなぞる。
君の目が僕を見る。
2021.11.15 Mon 10:26
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『感情爆弾』
いつもは穏やかに笑っている君が、不意に涙を零した。
頬を伝うそれは降りしきる雨のようで、止まることなんて感じられなかった。
僕はズボンのポケットに入っていたしわしわのハンカチを取り出した。
君は受け取ると嗚咽をもらした。
今思えば感情爆弾というものだったのだろう。
2021.11.15 Mon 10:26
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『僕らはどうせ分かり合えない』
僕らはどうせ分かり合えない。
そんなことは他人に指摘されるまでもなく、分かりきっていたことだった。
それでもより添え合えることができないのだろうかと試行錯誤をした。
君の涙の理由を知るまでは、僕らは二人ぼっちだっただろう。
だから一緒にいたんだ。
2021.11.15 Mon 10:25
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『ふんぞりの桂』
石の階段が登っていくと、それはよく見える。
高台にある神社で祀られている。
地元の人たちに愛されて『ふんぞりの桂』と呼ばれている。
取材に来た作家は注連縄と紙垂が飾られている樹を撮影する。
ふんぞり返って見なければ全体が見られないほどの高さの桂にふんぞり返る。
2021.11.15 Mon 10:25
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をつきました。
それはどうしようもない嘘でした。
「世界で一番、大嫌い」、と。
決めたはずの覚悟が、揺れそうだな。」
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僕は、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をついた。
それはどうしようもない嘘だった。
それでもつかなければいけない嘘だった。
「世界で一番、大嫌い」と君にハッキリと言った。
「天邪鬼さん、正反対でしょ」と君は笑った。
決めたはずの覚悟が、揺れそうだな。
君には敵わないと僕は思う。
2021.11.15 Mon 10:24
140文字の物語
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『だってこんなの、愛じゃない』
「お母さんは、あなたのことを愛してるわ」と繰り返し言われた。
「だから、姉ちゃんのようにはならないでね」と重い鎖で縛りつけられた。
その結果、私は母の言い成りに言ったお人形さんになった。
姉のようになりたかった。
だってこんなの、愛じゃない。
母は都合の良いお人形が欲しいだけだ。
2021.11.15 Mon 10:24
140文字の物語
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『瞬く星』と『置く』、登場人物が『打ちのめされる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
ランタンを地面の上に置く。
僕たちはレジャーシートを開いて、瞬く星を見上げた。
「星が降ってくるみたい」と君は星に遠慮をするように声を潜めて呟いた。
家から見る星々よりも、たくさんの星が見えたけれども、僕はただ眺めていただけだった。
君の感性に打ちのめされる。
君は静かに微笑んだ。
2021.11.15 Mon 10:22
140文字の物語
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『「嫌々ながらも、両手を握り締める」キーワードは「愛情」』
愛情なんてなかった。
あったのは責任感、義務といった世間の目を気にするものだった。
親戚に押しつけられた子どもだった。
世間体もあって、高校までは面倒を見た。
そんな子どもは無事に卒業した。「今まであ
りがとうございました」子どもは言った。
私は嫌々ながら、自分の両手を握り締める。
2021.11.15 Mon 10:21
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『思いがけない誠実な青春』
「あなたのことが好きです」と告白された。
「悪いけど、他に好きな人がいるから付き合えない」と私は定型文を言った。
毎度、同じ答えを返している。
「それでもいいんです。想いを知ってほしかったんです」と爽やかな笑顔で言われた。
思いがけない誠実な青春だ。
2021.11.15 Mon 10:21
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『その安息を願う』
今頃、君はどうしているのだろうか。
ふいに思い出したのは、君から初めて貰った手紙を見つけたからだった。
明るいピンク色の便箋に、右肩上がりの文字。
鉛筆で書かれたものは、いくつかの消し痕があった。
最後に届いた手紙はブルーの便箋に万年筆で書かれたものだった。
2021.11.15 Mon 10:20
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『悪い事をして平然としている大人達の話』
「愛を囁くことは悪い事じゃないよ。たとえそれが一夜なものでも」とバーの止まり木で囀る。
それで泣いた女性はどれだけいるのだろう。
下働きをしている少年は思った。
面と向かって言っても、大人達は少年を相手にしたりはしない。
分かっている。
2021.11.15 Mon 10:20
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、祈るような気持ちで最後の嘘をつきました。
それは切望のような嘘でした。
「絶対にあきらめたりしないよ」、と。
・・・どうしようもないな。」
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僕は、祈るような気持ちで最後の嘘をついた。
それは切望のような嘘だった。
君は誰もが焦がれる高嶺の花。
そんな君を手に入れようと手を伸ばす人たちはいっぱいいる。
「絶対にあきらめたりしないよ」と僕は言った。
心の中はあきらめているのに。
本当に君という存在は・・・どうしようもないな。
2021.11.15 Mon 10:19
140文字の物語
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『暑さにやられた理性』
玄関口で君は手を腰に当てる。
僕は叱られた子どものように、首を垂れる。
「どうしてそんなに買ってきたの!」君の言葉はもっともだった。
二人暮らしの冷凍庫は小さい。
暑さにやられた理性がアイスを買わせた。
そんな言い訳が君に通じるはずもなく、僕は反省する。
君と一緒に食べたかったんだ。
2021.11.15 Mon 10:19
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iotuは五百箇という意味の古語から。
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