iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.09.13 Sat 19:49
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『明日の怪物』
僕の優しいお母さんは怪物に食べられてしまいました。
お父さんは新しいお母さんをつてきました。
その新しいお母さんこそ、僕の優しいお母さんを食べた怪物だったのです。
僕も食べられてしまうのでしょうか。
それとも僕も明日には、怪物の一員になってしまうのでしょうか。
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2021.12.15 Wed 04:26
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、内緒話をするように声を潜めて最後の嘘をつきました。
それは歩き出すための嘘でした。
「君が居なくても何も変わらないさ」、と。
本音は仕舞い込んだまま。」
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僕は、内緒話をするように声を潜めて最後の噓をついた。
君以外の誰かに聞かれたくなかったからかもしれない。
それは再び歩き出すための嘘だった。
「君が居なくても何も変わらないさ」と強がりを言った。
「私には大きな違いなんだけど」と君は寂しそうに言う。
僕は本音を仕舞い込んだまま笑う。
2021.12.15 Wed 04:25
140文字の物語
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文中に『途中』を入れて【構って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
DVDを観ている途中だった。
あなたはスイッチを切った。
そして「面白くない」と呟いた。
確かに退屈なシーンだったが、その後が気になる。私はあなたからリモコンを取り上げようとした。
すると、あなたは嬉しそうな顔をした。
構って欲しかったのだ、と気がつく。
DVD観ていたのはその一環だった。
2021.12.15 Wed 04:24
140文字の物語
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『堂々巡り』と『追憶』、登場人物が『目を潤ませる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「帰りたくない」と君が言った。
「もう帰らなきゃ陽が沈むよ」と僕が言った。
「もっと一緒にいたい」と君は目を潤ませる。
別れの時の堂々巡りだった。
帰りたくない君と帰らせたい僕。
夕焼け空を見たら、懐かしくなって追憶した。
今頃、君は何をしているだろうか。
僕は想い出の君に語りかける。
2021.12.15 Wed 04:23
140文字の物語
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『「恥ずかしそうに、指に触れる」キーワードは「バカップル」』
君に触れたら、君が粉雪のように溶けてしまうような気がして、手を繋げなかった。
触れそうで触れない距離が心地よかったのかもしれない。
ふいに君が恥ずかしそうに、僕の指に触れる。
「手を繋いでもいい?」と君が尋ねる。
その様子がいじらしくて君の指を握り締めた。
粉雪のように冷たかった。
2021.12.15 Wed 04:23
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『しっかりとした幻の君』
しっかりとした幻の君を抱きしめることはできなかった。
夢を見ているように、手をすり抜けていった。
それでも手を伸ばさずにはいられなかった。
淡い幻の君の輪郭を辿りながら微笑んだ。
まだしっかりとした君を思い描けるのだ。
けれども心に過る寂しさは何だろう。
2021.12.15 Wed 04:22
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『あの日、遠涙落ちて。』
やっと届いた返信に、ドキドキしながら封を切った。
白い便箋には弱々しい文字が並んでいた。
あなたの日常は辛いものだと気がついてしまった。
あの日、遠涙落ちて。
遠くにいるあなたからの白い便箋を濡らしてしまった。
言葉は出なかった。
ただただ切なかった。
2021.12.15 Wed 04:22
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『額に入れたい背中』
いつでもあなたの背中を見ていたいから、額に入れたいと思ってしまった。
あなたの背中をずっと追いかけて、道を歩んできた。
あなたは私の人生の道標だった。
だから額に入れたい背中をあなたに抱きつく前に、撮影した。
本物じゃなくてもいいの。
それだけで宝物だから。
2021.12.15 Wed 04:21
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、痛みを堪えながら最後の嘘をつきました。
それは現状打破のための嘘でした。
「永遠を信じている」、と。
・・・どうしようもないな。」
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僕は、脈打つ痛みに堪えながら最後の嘘をついた。
それは現状打破のための嘘だった。
これ以上、痛みを抱えてはいられない。
「永遠を信じている」と君に向かって言った。
そんなものは、どこにもないというのに。
君の笑顔を見て、救われたと思ってしまった。
本当に僕は・・・どうしようもないな。
2021.12.15 Wed 04:21
140文字の物語
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『誰のものだとお思いで?』
「この指先から、髪一筋まで、誰のものだとお思いで?」と君は笑った。
「君は君自身のものだよ」と僕は言った。
「いいえ、全てはあなたとこの国のものです」と君は堂々と言った。
いずれ国母になる覚悟ができているようだった。
そんな自分は、王太子という立場から揺れている。
君が素敵だった。
2021.12.15 Wed 04:20
140文字の物語
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文中に『電気』を入れて【悔しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
あとちょっと、もうちょっとと先延ばしにしていたけれども、ギブアップだった。
この寒さに電気毛布を膝にかけた。
ほのかにあたたかいそれは、冬の寒さを緩和してくれた。
今年の電気代が怖い、と思った。
もう少し寒さに我慢できればよかったのに、誘惑に弱い自分が悔しかった。
ココアを飲む。
2021.12.15 Wed 04:20
140文字の物語
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『リンゴ』と『視線』、登場人物が『羽織る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
君はリンゴのように頬を赤くしながら、僕と視線を絡めあわせた。
「どうしたの?」と僕が優しく尋ねると、君は視線を逸らした。
どこかぼんやりとした君の仕草に、僕は君の額にふれた。
いつもよりも熱かった。
風邪の引きはじめだろうか。
せめてもと、僕の上着を貸す。
君は無言で、それを羽織る。
2021.12.15 Wed 04:19
140文字の物語
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『「軽々しく、手のひらを指先でつつく」キーワードは「デート」』
人生初デートだから、勝手が良く分からない。
二人並んで歩いているけれども、手がふれそうでふれない距離にいる。
こういう時は、手ぐらい繋ぐものだよな、と思うけれども勇気が出ない。
すると君が軽々しく、僕の手のひらを指先でつつく。
まるで何かの合図のようだった。
僕はその指先を握った。
2021.12.15 Wed 04:18
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『絶滅機具種スマートフォンを守る会』
ポケベルがそうだったように、PHSがそうだったように、携帯電話がそうだったように。
目まぐるしく、流行りすたれがあるものだ。
スマートフォンも絶滅機具種になり始めた。
そんなスマートフォンを愛するメンバーで守る会が発足したのは最近だった。
2021.12.15 Wed 04:18
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『サヨナラホーム』
緑色にペンキが塗られた切妻屋根のホーム。
そこから離れる日がやってきた。
涙があふれてきた。
すると「花嫁さんはそんな顔をするもんじゃないよ」と育て親が言った。
一人残してしまうことが切なかった。
ハンカチで涙を拭い、もう一度ホームを見る。
サヨナラホームと。
2021.12.15 Wed 04:17
引用RT
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