iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.09.12 Fri 07:43
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『狼狽』と『修正』、登場人物が『落とす』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
失恋して大粒の涙を落とす君に、「好きだ」と僕は告げた。
もっと時間が経ってから、少なくとも君が失恋の痛手から、回復してから言うつもりだった。
君は目を瞬かせる。
もう修正はできない。
僕は狼狽しながら「君の価値が分からないヤツなんて相手にしなくていいよ」と勇気を奮って告げた。
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2022.01.15 Sat 06:20
140文字の物語
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『「ぎこちなく、指を軽く握る」キーワードは「朝」』
彼氏彼女になって初めて迎えた朝。
君の家まで迎えに行く。
「おまたせ」と君は、はにかむ。
「そんなに待っていないよ」と僕は言った。
そして並んで歩き始めた。
こういう時は、手を繋ぐもんだよな、と僕は気がついた。
僕はぎこちなく、君の指を軽く握る。
驚いたように君は振り仰ぐ。
そして笑う。
2022.01.15 Sat 06:19
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『職業は魔王使い』
世界広しといえど、職業が魔王使いなのは俺一人ぐらいだろう。
もっとも、魔王といってもレベル1の貧弱な子どもだけれども。
それを導いて、立派な魔王にするのが俺の役目だ。
勇者なんかには会わせない。
悪いことをしたことがない魔王を討伐する理由なんてないだろう?
2022.01.15 Sat 06:19
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『転んだ私を嘲笑う、
歩きもしない者達。』
転んだ私を嘲笑う、歩きもしない者達。
あなたもその一人かしら?
私は転んだってへこたれないわよ。
何度でも立ち上がって歩き出す。
それが人生というものでしょう?
怖いことなんて一つもないわ。
一緒に歩いていく?
あなたが良かったらだけど。
2022.01.15 Sat 06:18
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『キスさえもどうか飽きさせるほどに』
私のことを愛しつくして。
キスさえもどうか飽きさせるほどに、ちょうだい。
今まで通り過ぎて行った人たちを忘れさせるぐらいに、愛してちょうだい。
そうしたら私達は手を繋いで全速力でハッピーエンドに駆けていきましょう。
眠りの森の姫は飽きたの。
2022.01.15 Sat 06:18
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、無意識に緊張しながら最後の嘘をつきました。
それはどうしようもない嘘でした。
「怖いものなんてないよ」、と。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。」
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僕は、無意識に緊張しながら最後の嘘をついた。
我ながら、それはどうしようもない嘘だった。
「怖いものなんてないよ」と言った声が震えていた。
君がいなくなる日が怖いのに、素直にそれが言えなかった。
君が嘘だと見破ってくれたらいいのに。
そんな都合の良すぎることを僕は願ってしまった。
2022.01.15 Sat 06:17
140文字の物語
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『夢ならいっそ覚めてしまえ』
君は夢を追いかけ続けていた。
ほんの子どもの頃から、変わらぬ夢を見続けていた。
けれども、その夢を叶えることができなくなってしまった。
君は笑顔で「仕方ないな」と言った。
夢ならいっそ覚めてしまえ。
ずっと隣で、君を見つめ続けていた僕は思う。
君が負った心の傷は深く、痛々しいものだ。
2022.01.15 Sat 06:17
140文字の物語
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文中に『星』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
星の数だけ恋の話があるのだろう。
アダムとイブが出会ったその日から、連綿と続いている恋の話があるのだろう。
幸せな恋、傷だらけの恋、あたたかな恋、苦しさがにじむ恋。
それこそ夜空に輝く星の数だけあるだろう。
僕と君と出会って、恋に落ちたのは珍しくもない。
いつか夜空に輝く星になる。
2022.01.15 Sat 06:16
140文字の物語
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『天気』と『サングラス』、登場人物が『見る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
他の人よりも虹彩の色素が薄い君は、その分だけ日差しに弱かった。
天気が良ければ、サングラスは必需品だった。
君の淡い色の虹彩が見ることができないのは、残念だったが仕方ない。
「さっきから何を見てるの?」と君が尋ねてきた。
「サングラスが似合うなって」と僕は誤魔化した。
ほどほどに。
2022.01.15 Sat 06:16
140文字の物語
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『「満面の笑みを浮かべながら、指を指先でつつく」キーワードは「ソファの上」』
二人はソファの上に座って、撮りためたDVDを消化していた。
僕はほんの少しばかり退屈を覚えながら、TVを眺めていた。
ふと視線を感じて、隣の存在を見やる。
君は満面の笑みを浮かべながら、僕の指を指先でつつく。
「どうしたの?」と君に尋ねると「幸せだなぁ、と思って」と笑顔の君が言った。
2022.01.15 Sat 06:15
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『丑は夜更け過ぎに寅へと変わるだろう』
あなたは立ち止まり「うまいことを言うな」と感心したように呟いた。
白く凝った息が溶けていくのを見た私は背伸びをする。
気がついたあなたは張り紙を差しながら、一歩どいてくれた。
有名なキャッチコピーのオマージュが書かれていた。
鐘が鳴った。
2022.01.15 Sat 06:14
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『詐欺師検定』
今や詐欺師も国家資格だ。
毎年、春と秋に検定がある。
それに合格しなければ詐欺師にはなれない。
せいぜいそれのお手伝いをする『耳』と呼ばれる役割止まりだ。
そんなことはつまらないに決まっている。
だから俺は似合わないかもしれないが詐欺師検定に受かるために勉強した。
2022.01.15 Sat 06:14
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『おもちゃ上手』
私はおもちゃ。
あなたが望むとおりに遊んでくれていいのよ。
私は誰よりもおもちゃ上手なのだから。
今まで通り過ぎてきた人が何人いるかなんて、忘れちゃった。
数えることを止めてしまったからね。
だから気にせずに、あなたも私というおもちゃで遊んでいってね、と笑った。
2022.01.15 Sat 06:13
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をつきました。
それは相手を守るための嘘でした。
「君が居なくても何も変わらないさ」、と。
本当に、ごめんね。」
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僕は、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をついた。
それは相手を守るための嘘だった。
「君がいなくても何も変わらないさ」と僕は言った。
もっと優しく嘘をつけないものかと自分の馬鹿々々しさに呆れる。
君の瞳が揺れるのを見て心の中で謝った。
本当に、ごめんね。
これが最後の嘘だから。
2022.01.15 Sat 06:13
140文字の物語
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『朝なんて来なければいいのに』
シングルベッドの上でぬくもりを分ちあっていた君の目が開いた。
「おはよう」と僕は言った。
「いつから起きていたの?」と君が尋ねる。
「ついさっきだよ。休みの日でも起きる時間は変わらないんだ」と僕は答えた。
僕の腕の中で君は「朝なんて来なければいいのに」と呟く。
それが愛おしかった。
2022.01.15 Sat 06:12
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