iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.09.12 Fri 01:13
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『月欠けに君は何をしたの』
「月欠けに君は何をしたの?」と静かに問う少女の声。
「内緒だ」弦楽器のような声で、青年は微笑んだ。
「他人には言えないことをしたの?」少女は面白がりながら尋ねる。
「ちょっとばかり、光をいただいてきた。欠けているから気づかれないだろう」青年は言う。
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2022.01.31 Mon 04:58
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『彼をご覧あれ』
「彼をご覧あれ」と甲高い声が広場いっぱいに響いた。
「すべての子らの罪を背負って、罪なき彼は天に召される」甲高い声は為政者を責めるように言う。
「それなのに、彼は恨み言ひとつ言わないのだ」甲高い声は彼の無垢さを代弁するかのように告げる。
群衆は盛り上がる。
2022.01.31 Mon 04:57
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『失恋は青春のもと』
行きつけのカフェでブレンドを頼んだ。
すると小皿が添えられた。星型にくりぬかれたクッキーだった。
「サービスですよ」とマスターは笑った。
ブレンドに一滴、塩辛い雫が落ちた。
「失恋は青春のもと、とも言います。良い恋をしたようですね」と穏やかに続けて言った。
2022.01.31 Mon 04:57
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、痛みを堪えながら最後の嘘をつきました。
それは自分の幸せのための嘘でした。
「寂しくなんてないよ。大丈夫」、と。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。」
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僕は、心の痛みに堪えながら最後の嘘をついた。
それは自分の幸せのための嘘だった。
決して、君のための嘘ではなかった。
だから胸がしくしくと痛んだ。
「寂しくなんてないよ。大丈夫」と微笑みながら僕は言った。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。
そしたら手と繋いで逃避行できたかもしれない。
2022.01.31 Mon 04:56
140文字の物語
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文中に『告白』を入れて【心配】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
君に告白してからというもの、ずいぶんな歳月が経った。
答えは保留のままだった。
『好きも嫌いも分からないまま、付き合うことはできない』と君はどこまでも誠実に言った。
実は、それは断り文句だったのかもしれないと思うと心配になった。
君はいつになったら告白の答えを出してくれるんだい?
2022.01.31 Mon 04:54
140文字の物語
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『瞬く星』と『道』、登場人物が『守る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
瞬く星が道を照らして、まるで僕を見守るようだった。
外灯がぽつりぽつりとしかない道は、天体観測にぴったりだった。
夜空を見上げて、星座を作ろう。
泣きたい気分は、どこかに行ってしまった。
今は、瞬く星に夢中だった。
宇宙とシンクロしているようで、呼吸が楽にできた。
僕は白い息を吐く。
2022.01.31 Mon 04:53
140文字の物語
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『「無理矢理、両手のひらをぎゅっと握る」キーワードは「勇気」』
君はハラハラと涙を流した。
静かに泣くさまは僕の心を切り裂く。
僕は勇気を振り絞る。
無理矢理、君の両手のひらをぎゅっと握る。
「好きなだけ泣くといいよ。涙を隠さなくていい」と僕は言った。
君は目を瞬かせて、一際大きな涙を零した。
それから泣き笑いの顔になって、「ありがとう」と頷く。
2022.01.31 Mon 04:53
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『サヨウナラをはじまりにたむけて』
別れることからはじまることもある。
再スタートを切るのは、珍しいことではないだろう。
だから、笑顔で飾る。
サヨウナラをはじまりにたむけて、二度と振り返らない。
新しい朝日に誓いを立てる。
サヨウナラが懐かしい想い出になる時まで振り返らない。
2022.01.31 Mon 04:52
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『泪の花』
一つ、地面に吸いこまれていった。
二つ、アスファルトを濡らしていった。
三つ、名もなき草の葉を飾った。
泪の花が開いていく。
泪を流す娘は声をもらすまいと、唇を噛んでいた。
その姿はいじらしかった。
白い頬を伝って泪は落ちていく。
無言の花になるように、咲き誇っていく。
2022.01.31 Mon 04:52
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『27時の懺悔録』
すっかり寝静まった家に電気をつけていく。
ダイニングテーブルには置手紙と冷めた料理。
『お疲れさま。あたため直して食べてね』とこちらを責める言葉は一つもなかった。
掛け時計が時を告げる。
その置手紙に『ごめんね』と小さく書き足す。
27時の懺悔録はこれから始まる。
2022.01.31 Mon 04:51
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、どうしようもなく泣きたい気分で最後の嘘をつきました。
それは相手を楽にするための嘘でした。
「君が居なくても何も変わらないさ」、と。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。」
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僕は、どうしようもなく泣きたい気分で最後の嘘をついた。
いっそ子どものように、泣いてしまえばスッキリとしただろうか。
それを相手を楽にするための嘘だった。
「君が居なくても何も変わらないさ」と、君の瞳を見て言った。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。
僕の最後の嘘は見事に成就する。
2022.01.31 Mon 04:51
140文字の物語
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『近すぎると怖い、離れても嫌。』
大柄なあなたは、まるで大型犬。
近すぎると怖い、離れても嫌。
そんな乙女心を分かってくれるかしら?
噛みつかれないと分かっていても、傍に近寄られると心臓が跳び跳ねる。
まるで熱でも出たかのように、ドキドキとする。
だからといって距離を開けられると、それはそれで寂しい。
複雑なのよ。
2022.01.31 Mon 04:50
140文字の物語
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文中に『思い出』を入れて【心配】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
思い出と呼ぶのは、まだ感傷的な出来事だった。
君と離れてから、それほどの月日は経っていない。
それなのに僕の心の中は、君であふれていた。
食が細い君は、誰かと一緒じゃないと完食できなかった。
それでしばし病院のお世話になったりしていた。
そんな君が引き止めもせずに、見送ってくれた。
2022.01.31 Mon 04:50
140文字の物語
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『生死』と『妖艶』、登場人物が『変える』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
しくじった、と神剣・神楽を振り抜きながら青年は思った。
敵対する同胞は妖艶の笑みを浮かべながら、青年の軌道からわずかにそれた。
そして青年の首を狙って小剣を振るう。
青年は刀の軌道を変える。
そして、小剣を受け止める。
生死のやりとりはいつだって、真剣勝負だった。
命は一つしかない。
2022.01.31 Mon 04:49
140文字の物語
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『「目を逸らしつつ、手のひらを軽く握る」キーワードは「デート」』
憧れた恋人との初デート。
雑誌で入念に調べてきたし、失敗はないと思う。
恥ずかしすぎて、さっきから視線がそわそわと揺れる。
デートなんだから、手ぐらい繋いでもいいよな。それとも許可を取った方がいいのか。
思考がぐるぐる回る。
目を逸らしつつ、君の手のひらを軽く握る。
君が握り返した。
2022.01.31 Mon 04:48
140文字の物語
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