iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.09.11 Thu 05:12
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『殺神の作法』
狂って、人間を祟る神は殺神だ。
作法に則って滅せなければならない。
そうでなければ、人間が次々に生贄になってしまう。
殺神の作法に倣って、白装束を身にまとう。
こちらも死ぬ覚悟を持って、霊験名高い刀を握り締める。
殺神と目を合わせずに、雷のように一閃で首を落とす。
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2022.02.15 Tue 04:25
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、小さく笑って最後の嘘をつきました。
それはきっと必要じゃない嘘でした。
「ずっと君と一緒だよ」、と。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。」
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僕は、小さく笑って最後の嘘をついた。
それはきっと必要じゃない嘘だった。
最後にはふさわしくない、そんな嘘を君についた。
「ずっと君と一緒だよ」とできない約束をする。
ずっとなんて嘘だ。別れる日が来る。
その時、君は僕の嘘を責めるだろうか。
今この瞬間嘘だと見破ってくれたらいいのに。
2022.02.15 Tue 04:25
140文字の物語
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『花言葉なんて、貴方は知らないんでしょうね』
貴方が贈ってくる花は、いつも薔薇。
それを花瓶に活けながら思う。
花言葉なんて、貴方は知らないんでしょうね。
だから花屋から勧められるままに、紅い薔薇を贈ってくる。
私はしっとりとした花弁をなぞり、貴方を想う。
明日は何色の薔薇が届くのだろうか。
花びらから手を離して、未来を考える。
2022.02.15 Tue 04:22
140文字の物語
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『熱』と『呻き声』、登場人物が『手に取る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
君は高熱を出して、関節痛に悩まされていた。
布団の中でガタガタと震え、体をよじり、呻き声をあげる。
僕ができることは少ない。
君の枕元にいて、君の手を手に取るだけだ。
いつもは僕より冷たい手が熱かった。
何もできない自分が不甲斐なく、繋いだ手に滴がポツリと落ちた。
たった一滴だけ。
2022.02.15 Tue 04:20
140文字の物語
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『「目を逸らしつつ、指を指先でつつく」キーワードは「愛情」』
柔らかな感触とあたたかいぬくもりを感じた。
横を見ると君が目を逸らしつつ、僕の指を指先でつつく。
何か言い出せないことでもあるのだろうか。
モールス信号のように、君の指先が僕の指をタップする。
そのリズミカルな感覚に僕はにやけてしまうのだけれども、君にバレたら怒るのだけが分かる。
2022.02.15 Tue 04:19
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『内緒話』
「ここだけの話にしてくれる?」そこから始まるのは内緒話だ。
ここだけで終わるわけがない。それを分かっているのか、君は声をひそめる。
「どんな話?」私は好奇心いっぱいになって尋ねる。
「好きな人ができたんだ」と君の声が耳にふれて、くすぐったかった。
よくある話だった。
2022.02.15 Tue 04:18
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『死にたがってはいけません』
学校の保険医が私の手首を丁寧に包帯を巻く。
そして落ち着いた声で言う。
「死にたがってはいけません。あなたにはまだ未来というものがあるのですから」
私はそろそろと顔を上げる。
保険医は白衣の袖をめくる。無数の傷跡があった。
「私のようにはならないで」
2022.02.15 Tue 04:18
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『偽善の服』
「ずいぶんと厚着をしていらっしゃいますね」と道行く人に声をかけられた。
「こうしていなければ善い人間になれませんからね」と偽善の服を何枚も重ね着している私は言った。
「そうですか」すれ違っただけの人は笑顔で言った。
春も近いけれども、私は厚着を続けるだろう。
2022.02.15 Tue 04:18
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、痛みを堪えながら最後の嘘をつきました。
それは前へ進むための嘘でした。
「これ以上関わらないでくれ」、と。
・・・まだ、泣いちゃだめだ。」
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僕は、耐えがたい痛みをそれでも堪えながら最後の嘘をついた。
それは前を進むための嘘だった。
君がいない未来へと進むための最後の嘘だった。
「これ以上関わらないでくれ」と僕は痛みに苛まれながら言った。
君の瞳は、信じられないものを見るように揺れていた。
・・・まだ、泣いちゃだめだ。
2022.02.15 Tue 04:17
140文字の物語
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『君限定の魔法の言葉』
他の誰かに言われても、心に響かない。
何度言われても、今まで歓喜することはなかった。
それなのに、君が言うと違って聞こえた。
きっと君限定の魔法の言葉なんだろうね。
君は今日も笑顔で僕に『大好き』と言う。
僕の心臓がトクンッと跳ねた。
そして、僕は耳までに真っ赤になっているだろうね。
2022.02.15 Tue 04:16
140文字の物語
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文中に『見守って』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
君は『じゃあね』とも、『また明日』とも言わなかった。
僕に『サヨウナラ』と言った。
君と一緒の未来は、もうないのだと思い知らされた。
だんだん小さくなっていく背中を見守って、涙をこらえた。
君が選んだ道を、いつか祝福するから、今だけは見つめ続けてもいいよね。
心の中の未練が囁く。
2022.02.15 Tue 04:16
140文字の物語
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『「目を逸らしつつ、両手を握る」キーワードは「危機一髪」』
僕は、楽しそうにしゃべる君の横顔を盗み見ていた。
面と向かって顔を合わせるのは、まだ恥ずかしかったから。
おしゃべりな夢中な君は気がつかない。信号が点滅していることを。
僕は目を逸らしつつ、君の両手を握る。
君は大きな瞳を瞬かせる。
荒々しい運転のトラックが横断歩道を走り去った。
2022.02.15 Tue 04:14
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『貴方が私に惚れる確率』
貴方が振り返るのを、どれぐらい待てばいいのだろうか。
貴方は可愛い女の子たちとお喋りに忙しい。
貴方が私に惚れる確率を出してみた。
宝くじの一等を当てるよりも低い確率だった。
それでも私はめげない。
自分磨きをして、貴方が私に向かって微笑むの待っている。
2022.02.15 Tue 04:14
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『上品な鼠達』
シンデレラにでもなったのかしら。
上品な鼠達が「あなたこそ、お坊ちゃんにふさわしい」と集まってきた。
鼠色の三つ揃いを着た使用人たちは、私に手を差し出す。
「きっと勘違いだわ」と私は笑った。
会ったこともない人に見染められるなんてフェアリーテイルのようだった。
2022.02.15 Tue 04:13
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『ベランダでの15分だけの話』
君と約束したのは、ベランダでの15分のだけの話をすることだ。
君は入院してから長いから、自分の体力をよく知っていた。
15分以上の会話は体に障ることも知っていた。
僕はちょっとばかり寂しかったが、君と交わす15分だけの話を楽しみにしていた。あの日まで。
2022.02.15 Tue 04:13
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iotuは五百箇という意味の古語から。
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