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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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『キス射程距離までの侵攻戦』

君はいつでも笑っている。そんな君に僕は夢中になってしまった。
君を恋に堕とすにはどうしたらいいだろう。
僕は作戦を考える。君を恋人にしたら、毎日が楽しいだろう。
まずは、キス射程距離までの侵攻戦を考える。
額でも、頬でもなく、唇にキスする作戦だ。
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『弱ったふりなど止せ』

剣の稽古なんて平和な時代、何の役に立つのか。
そんなことよりも木陰で昼寝でもしていたい。
けれども剣を指導する先生は、それを許さない。
「弱った振りなど止せ」とまで言う。
先生に付き合うのは、全力を出しても敵いっこないのに。
気難しい先生の言葉は重たい。
『君の魅力は分かりにくい』

八等分したピザを食べていた時だった。
コーラを飲んでいた幼馴染が微苦笑した。それに釣られたように私も微笑んだ。
もちろんピザを飲みこむように食べて。
「君の魅力は分かりにくい」と幼馴染は言った。
「分かる人に分かればいいんじゃない?」と私は言った。
「iotuは、目をそらしながら最後の嘘をつきました。
それはきっと必要じゃない嘘でした。
「もう、迷わないよ」、と。
頼むよ、ごまかされてください。」

------

僕は、君から目をそらしながら最後の噓をついた。それはきっと必要じゃない嘘だった。
「もう、迷わないよ」と、心の中は迷っているのに告げた。
君はどんな風に、この言葉を受け取っただろうか。
頼むよ、どうかごまかされてください。一生一度の嘘にするから。もう二度と君に嘘をつかないから。
「先輩たちは、いつでも仲良しですね!」と後輩の女子生徒から言われた。
どこか含みを持っていたのは、間違いがない。
「幼馴染なんだ。幼稚園からずっと仲良しなんだ」と馬鹿が言った。
僕は幼馴染の肘を小突いた。
少しはこっちのことも察しろよ、馬鹿。僕らは同性愛と勘違いされているんだよ。
女の子から恋の告白された。
精いっぱいの勇気を奮ったのだろう。何度も練習したのだろう。
「気持ちは嬉しいよ。でもこの手紙は受け取れない」と俺は言った。
女の子の瞳が潤んだ。
「俺は誰も性的には愛せないんだ」と隠していたことを伝えた。
君が嫌いではないと解って欲しいと願っていたから。
僕にとって春の日だった。人生の春という意味でもあったし、青春の1ページでもあった。
君が力強く、僕の手のひらを指先でつつく。
言い出したくて、言えないことがある証拠だった。だから僕は微笑んで「どうしたの?」と君に尋ねる。
君は頬まで赤くして、うつむいた。
そして小さな声で言った。
「iotuは、感情を抑えながら最後の嘘をつきました。
それは自分の幸せのための嘘でした。
「もう希望に捨てられるのはいやなんだ」、と。
本当に、ごめんね。」

------

僕は、感情を抑えながら最後の嘘をついた。
それは自分の幸せのための嘘だった。
幸いでもなく、幸福でもなく、幸せのため。なんてみじめなものだろう。
「もう希望に捨てられるのはいやなんだ」と君の目を見て言った。
最後ぐらい君の瞳を見つめていたい。
本当に、ごめんね。と僕は声にせずに。
夕陽が美しい日だった。いつものように二人そろって、帰り道を歩いていた。
けれども、君の雰囲気が違っていた。
「お願いがあるの」と君は重たい口を開いた。
足音は途切れた。
「嫌い、って言ってよ」と君が言った。
「何があったの?」と僕は尋ねた。
君は俯いて「もう一緒にいられない」と言う。
最高に美人の女を手に入れた。誰もが高嶺の花と諦めた女をとうとう手にしたのだ。
最初は、そのことを無邪気に喜んでいた。
けれども、日々日々に後悔がのしかかってきた。
女は綺麗なだけ名存在だった。外見だけで選んでしまったことに、後悔した。
女は家庭的なことを何ひとつできなかったのだ。
もうすぐ二人の間に子どもが生まれる。
その記念樹になるような木をパソコンで調べていた。
庭に植える木は何が良いだろうか。
すると、桜が検索に引っかかる。
馴染みのある木だし、花が散っても葉桜として楽しめる。
君が病院から帰ってきたら相談しようと思った。
君は喜んでくれるだろうか。
僕は、できない約束をしたくなかった。
僕は、守れない約束をしたくなかった。
それでも、君がまなじりに涙をためているのに気がついて、約束をした。
仕方なく、君の両手を僕の両手で包む。冷たい両手は、痛々しいぐらいだった。
「必ず、君の元に帰ってくるよ」と僕は君に果たせない約束をした。
「iotuは、無意識に緊張しながら最後の嘘をつきました。
それはきっと必要じゃない嘘でした。
「もう希望に捨てられるのはいやなんだ」、と。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。」

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僕は、無意識に緊張しながら最後の嘘をついた。
それはきっと必要じゃない嘘だった。それでも、つかずにはいられない嘘だった。
「もう希望に捨てられるのはいやなんだ」と僕は君に告げた。今、この瞬間にも希望を持っている。
君が嘘だと見破ってくれたらいいのに。と僕は都合の良いことを思う。
気持ちいいぐらい空は晴れた。
今日はデートだ。バレンタインデーの日から約束をしたデートの日だった。
一緒に遊びにいくのとは違う。何ていったってデートなのだ。心が浮かれる。
カレンダーにつけられたバツ印も、浮かれているようだ。
そのぐらい楽しみにしていた。この日を期待をしていた。
「ほら、薔薇が咲き始めたのよ」と少女が言った。
生命のやりとりをしている青年は、その言葉を無視をした。
咲いた薔薇を見る心の余裕なんてなかった。神剣・神楽が歌うような律動の方が大切だった。
「薔薇が咲いたの」少女は繰り返し言った。
今度の言葉には涙が滲ませるものだったの気がつく。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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