iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
■
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2025.08.29 Fri 15:52
■
最後の噓をつきました
「iotuは、ひどくためらいながら最後の嘘をつきました。
それは自分が楽になるための嘘でした。
「今とても幸せだよ」、と。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。」
------
僕は、ひどくためらいながら最後の嘘をついた。それは自分が楽になるための嘘だった。
最後だからいいよね、と思いながら罪悪感が心を支配する。
「今とても幸せだよ」と僕は作り笑顔を浮かべた。今痛いぐらい悲しいのに。
君が嘘だと見破ってくれたらいいのに、と君の責任にした。
PR
2022.04.15 Fri 04:44
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『独り言』を入れて【心配】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
君は独り言をつぶやいた。誰かに聞かせるつもりもなかったのだろう。
開け放たれた窓に、揺れるカーテンとなびく黒髪。
薄紅色の唇が「消えられたらいいのに」と言ったのを僕の耳に響いた。何か嫌なことがあったのだろうか。
僕は自分のことのように心配をした。君の綺麗な横顔に。
2022.04.15 Fri 04:43
140文字の物語
CM(0)
■
『堂々巡り』と『指輪』、登場人物が『黙らせる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「もっとお似合いの相手がいるでしょう」と女性は微苦笑を浮かべる。
「僕には君しかいないんだ」と言った。「何人の人に言ったの?」と女性と会話は堂々巡り。
いつもだったら諦めていたけれど、今夜は違う。
用意していた指輪を左手の薬指にはめる。女性を黙らせるのには充分だ。
2022.04.15 Fri 04:42
140文字の物語
CM(0)
■
『「泣きそうになりながら、手のひらを指先でつつく」キーワードは「初夜」』
初めての夜だった。「怖いのなら、添い寝をするだけでいい」と政略結婚をした青年が言った。
血を残すことが役目なのだから、そういうわけにはいかないだろう。
私は青年のあたたかさに、泣きそうになりながら、手のひらを指先でつつく。
「覚悟はできています」と私は青年に告げた。
2022.04.15 Fri 04:41
140文字の物語
CM(0)
■
最後の噓をつきました
「iotuは、夢を見るような気持ちで最後の嘘をつきました。
それは切望のような嘘でした。
「すべて夢でも構わない」、と。
君は何も知らないままでいて。」
------
僕は、夢を見るような気持ちで最後の嘘をついた。
それは夢のように叶ってしまってほしい切望のような嘘だった。君と共に永遠の眠りにつきたい。
「すべて夢でも構わない」と僕は作り笑いをした。君は何も知らないままでいて。
叶わぬ夢を見るのは、嘘をつくのは僕ひとりで充分だ。
2022.04.15 Fri 04:40
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『ゆらゆら』を入れて【嬉しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
スワロフスキーのビーズがゆらゆら揺れるイヤリングをプレゼントされた。
私がピアスホールを開けない理由を知っているからだった。
その気遣いが嬉しくて、思わず抱きつきたくなった。
「気に入ってくれるといいんだけど」とあなたは言う。「すごく嬉しいよ。ありがとう」と言った。
2022.04.15 Fri 04:39
140文字の物語
CM(0)
■
『黄緑』と『妖艶』、登場人物が『歯噛みする』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
姉が選んでくれたマニキュアは黄緑色だった。
妖艶な紅いマニキュアが施された指が、一本一本私の爪を染めていく。
黄緑色はまだ幼い証拠のようで歯噛みする。
いつの日か、姉のように紅いマニキュアが似合う女性なりたいと思った。
「可愛いでしょ」と姉が塗り終わった指に微笑む。
2022.04.15 Fri 04:38
140文字の物語
CM(0)
■
『「嫌々ながらも、両手をぎゅっと握る」キーワードは「公園」』
真昼の公園は思ったよりも賑やかだった。家に閉じこもっているのにも飽きたのかもしれない。
かくいう私たちもマスクをしながら、公園のベンチに座っていた。
「手を繋ごうよ」と君は両手を差し出した。
それに僕は嫌々ながらも、君の両手をぎゅっと握る。その冷たさに驚きながら。
2022.04.15 Fri 04:37
140文字の物語
CM(0)
■
最後の噓をつきました
「iotuは、祈るような気持ちで最後の嘘をつきました。
それは最初で最後の嘘でした。
「くだらない毎日なんて、消えてしまえ」、と。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。」
------
僕は、祈るような気持ちで最後の嘘をついた。それほど神聖なものではなかったけれども。
それは最初で最後の嘘だった。「くだらない毎日なんて、消えてしまえ」と僕は嘘をついた。
君と一緒なら楽しい毎日だった。君が嘘だと見破ってくれたらいいのに、と都合の良いことを思った。
2022.04.15 Fri 04:37
140文字の物語
CM(0)
■
『絡んだ糸は解けてしまった』
小指と小指に結ばれていた赤い糸。永遠を約束する、と思っていた。
けれども、絡んだ糸は解けてしまった。あっけなく、ゆるりと解けてしまった。
離れていく君を思って、床に落ちた赤い糸の先を見つめる。
たった独りきりになってしまった。新しい赤い糸は見つけられそうになかった。
2022.04.15 Fri 04:36
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『揺れる』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
君は都合の良い女だった。寂しい夜を埋めるのにちょうど良い女だった。
束縛をしない女はそうそういない。けれども飽きてきたのも事実だった。
縁を切ってしまった方がいいのだろうか。心が揺れる。
君は次の男に渡っていくのが分かったからだ。自分の中の未練が囁く。二度とないと。
2022.04.15 Fri 04:36
140文字の物語
CM(0)
■
『映像』と『波』、登場人物が『取りつくろう』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
寄せては返す波だけが移った映像を見ていた。さざめく波音に、何故か懐かしいと思ってしまった。
目の奥が熱くなってきた。
洗濯物を干すために横切った君が「どうしたの?」と尋ねてきた。
「消去しようか、と悩んでいたんだ」と僕は取りつくろう。「もったいないよ」と君は笑う。
2022.04.15 Fri 04:30
140文字の物語
CM(0)
■
『「恐る恐る、腕を軽く握る」キーワードは「罰ゲーム」』
ずいぶん酔いが回ったようだった。リーダー格の子が「罰ゲームしようよ」と言ってきた。
あまり気が進まなかったけれども、周りの連中は大賛成。
私の名前を挙げられた。「腕を握ってください」と王様は言った。
仕方なく恐る恐る、隣の男子の腕を軽く握る。男子はフッと微笑んだ。
2022.04.15 Fri 04:30
140文字の物語
CM(0)
■
最後の噓をつきました
「iotuは、何もかも悟ったような顔で最後の嘘をつきました。
それは前へ進むための嘘でした。
「すべて夢でも構わない」、と。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。」
------
僕は、何もかも悟ったような顔で最後の嘘をついた。それは君を置いて、前へ進むための嘘だった。
だから笑顔を浮かべる。「すべて夢でも構わない」と澄ました顔で最後の嘘を君へ言った。
嘘だと見破ってくれたらいいのに。そんな都合のいいことは起きるはずがない。分かっていた。
2022.04.15 Fri 04:29
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『生活』を入れて【構って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
二人の新しい生活が始まった。僕は社会人になり、君は大学生になった。二人の生活は新鮮だった。
僕は覚えることがたくさんあったので、忙しかった。君は暇だったのだろう。
構って欲しそうに大切な書類を一枚、引き抜く。
「本当は社外秘なんだ」と僕が告げると、嬉しそうに笑った。
2022.04.15 Fri 04:27
140文字の物語
CM(0)
PREV
←
HOME
→
NEXT
リンク
管理画面
新しい記事を書く
カテゴリー
140文字の物語 ( 8570 )
140文字の言葉 ( 36 )
140文字の随想 ( 5 )
未選択 ( 48 )
引用RT ( 1323 )
プロフィール
HN:
iotu(そら)
HP:
ついったー
性別:
非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「
紅の空
」では、「並木空」というHNで活動中。
バーコード
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
ブログ内検索
アーカイブ
2023 年 02 月 ( 91 )
2023 年 01 月 ( 101 )
2022 年 12 月 ( 108 )
2022 年 11 月 ( 112 )
2022 年 10 月 ( 32 )
アクセス解析
カウンター
フリーエリア
忍者ブログ
[PR]
△ページの先頭へ
Templated by
TABLE ENOCH