iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.11.21 Fri 23:51
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『友達。やめませんか。』
風が強くて、君の囁き声が消し去るほどの勢いを持っていた。
君の口はハッキリと動いた。
「友達。やめませんか。こういうの向いていないと思うのです」風が強い日だった。
それなのに君の小さな声が聴きとれた。
「じゃあ、明日からは恋人になる?」と尋ね返した。
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2021.03.15 Mon 15:19
引用RT
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最後の嘘をつきました
「iotuは、ぎゅっと手を握り締めながら最後の嘘をつきました。
それは自分が傷つくだけの嘘でした。
「君の記憶から消し去ってくれていいよ」、と。
本当の願いは、どうせ叶わないから。」
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僕は、ぎゅっと手を握り締めながら最後の嘘をついた。
今までたくさんの嘘をついてきたけれども、これで最後にする。
それは自分が傷つくだけの嘘だった。
「君の記憶から消し去ってくれていいよ」と。
声が震えないように君に告げた。
本当の願いは、どうせ叶わないから。
それならば嘘で固める。
2021.03.15 Mon 15:18
140文字の物語
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『I love youを訳しなさい』
「ねぇ、もしI love youを訳しなさいって言われたら、どうする?」君は楽しそうに僕に尋ねる。
月がない夜だったから、かの有名な文豪の言葉を引用できない。
自分自身の言葉で言わなければならない。
「君とずっと一緒にいたい」僕はストレートな言葉で言った。
正解だったらしい。
君は微笑む。
2021.03.15 Mon 15:17
140文字の物語
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文中に『カーテン』を入れて【不思議】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
カーテンが風を孕んで、まるで妊娠したかのように膨らんだ。
それを見て、窓を開けっぱなしにしていたことに気がつく。
カーテンを引き、窓を閉める。
単純な作業だったけれども、昔はできなかった。
大きく広がったカーテンが幽霊や妖怪がいるように見えたからだ。
母を呼んで閉めてもらっていた。
2021.03.15 Mon 15:17
140文字の物語
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『寝癖』と『責任』、登場人物が『飛びこむ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
青年は寝癖をつけたまま、少女から封を受け取った。
決まりきった、同胞からの死の円舞曲のお誘いだった。
神剣・神楽を手にしている青年は責任を果たすだけだ。
少女は不安そうに青年を見上げる。
青年はその頭を優しく撫でる。
「行ってくるよ」と青年は生と死の狭間に飛びこむ。
断ち切るように。
2021.03.15 Mon 15:16
140文字の物語
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『「優しく、両手をぎゅっと握る」キーワードは「罰ゲーム」』
「これは罰ゲームなんだからね」と君が可愛らしく言う。
君は優しく、僕の両手をぎゅっと握る。
「今日いちにち、手を離したら行けないんだから」
その様子に、こんな罰ゲームなら何度でもやりたいと思った。
でも、そんなことを言ったら君の機嫌を損ねてしまうだろう。
だから僕は口をつぐんだ。
2021.03.15 Mon 15:15
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『気持ち替えの日』
制服を衣更えをするように、今日は気持ち替えの日。
心の中が済んでいくのが分かる。
今まで分厚いコートで守っていた心がカーデガン一枚ですむようになる。
あなたを想う気持ちも新鮮なものになる。
今まで以上に『好き』の気持ちは変わりないけど、もっと軽やかになる。
2021.03.15 Mon 15:15
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『それは、そう。透明に。』
「そんなに難しいことではないよ」と魔法の師匠が言う。
「少しばっかり、肩に力が入っているようだね」と師匠は僕の肩に手を置く。
「想像してごらん。それは、そう。透明に。綺麗な円を書いて」師匠は導くように言う。
壊れそうだった魔法の欠片が紡がれていく。
2021.03.15 Mon 15:14
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『素直にはさせない』
僕は君を素直にはさせない。
自分ばかり楽になろうと、吐き出す恋心を認めない。
もっと苦しんで、憎むぐらい強い気持ちを僕にぶつけてほしい。
だって、僕は君に告げられない恋心をずっと抱えていたのだから。
僕以上に辛い気持ちを抱きしめて泣きながら、告げてほしい。
2021.03.15 Mon 15:13
引用RT
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最後の嘘をつきました
「iotuは、さりげなさを装って最後の嘘をつきました。
それは自分の幸せのための嘘でした。
「永遠を信じている」、と。
本音は仕舞い込んだまま。」
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僕は、さりげなさを装って最後の嘘をついた。
それは自分の幸せのための嘘だった。
決して、君のためのものじゃなかった。
我儘の延長線にあるような嘘だった。
「永遠を信じている」と。
そんなものはどこにもないことぐらい知っていた。
本音は仕舞い込んだまま。
僕は最後になるだろう嘘をついた。
2021.03.15 Mon 15:13
140文字の物語
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文中に『携帯』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
機種変更して携帯電話からスマートフォンになった。
ショップでは返却するか訊いたけれども、携帯電話は持ち帰ることにした。
もうかかってくる電話はスマートフォンだけれども、学生時代の思い出が詰まっている。
二度とかかってこない番号の電話を眺めながら、少しだけ感傷的になった。
2021.03.15 Mon 15:11
140文字の物語
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『和やか』と『永遠』、登場人物が『喜ぶ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「今度の休み、どこかに行きたいところはあるか?」青年が尋ねた。
「え?」少女は瞳を瞬かせる。
「いつも家事をしてくれる礼だ」青年は言った。
「それなら海に行きたいです」少女は喜ぶ。
そして、電車を乗り継いで海へやってきた。
和やかな雰囲気だった。
このまま永遠が続けばいいと思った。
2021.03.15 Mon 15:10
140文字の物語
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『「無理矢理、両手に指を絡める」キーワードは「暑い」』
「手を繋いで帰ろうよ」君が言った。
「暑いから嫌だ」と僕は照れ隠しに断った。
「そんなこと言って、実は恥ずかしいんでしょ」君が図星を指す。
「そんなこと、あるわけないじゃないか」僕は慌てて言う。
君は無理矢理、両手に指を絡める。
春にしては暑い日だったけれども頬まで真っ赤になった。
2021.03.15 Mon 15:09
140文字の物語
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最後の嘘をつきました
「iotuは、大丈夫と自分に言い聞かせながら最後の嘘をつきました。
それは現状打破のための嘘でした。
「全部忘れていいよ」、と。
・・・うまく笑えたかな?」
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僕は、大丈夫と自分に言い聞かせながら最後の嘘をついた。
それは現状打破のための嘘だった。
君にもたれかかっている僕は情けない。
君から立ち上がるための嘘だった。
「全部忘れていいよ」と。
僕は心の中で『大丈夫』をくりかえして言った。
君は僕を見を見つめた。
僕は・・・うまく笑えたかな?
2021.03.15 Mon 15:09
140文字の物語
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『この瞬間の君が好き』
僕の向かい側に座って、カフェオレを飲む君。
学校であった他愛のない話をする。
ゆったりとしたソファ席で、話が弾む。
ゆっくりと話していたら、僕の飲んでいたブレンドはぬるくなっていたし、君のカフェオレは氷だけになっていた。
お別れの時間が迫ってきていた。
僕はこの瞬間の君が好きだ。
2021.03.15 Mon 15:08
140文字の物語
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