iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.11.21 Fri 21:33
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『「そっと、指先を握る」キーワードは「デート」』
私はそっと、あなたの指先を握る。
これぐらい許されるよね。
なんといっても、デート中なんだから。
私とあなたが友だちから恋人同士になって、初めてのデート。
友だちだった時は手を繋ぐのに、抵抗はなかった。
それなのに、今指先を握っているだけなのに心臓がドキドキとする。
不思議だった。
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2021.03.31 Wed 06:36
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『季節。待ったなし。』
水が下流に流れていくように。花がほころんで散っていくように。
季節。待ったなし。
巡るように見えて、少しずつ違う季節は、どんどん変わっていく。
少女と背丈が変わらなかった少年を見上げるようになった。
少年も少女を置いて旅立っていくのだ。
胸に痛みを感じた。
2021.03.31 Wed 06:34
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『思い出ください』
桜の蕾がほころんで、卒業式は華やかに彩られた。
もう通うことのない学び舎をぼんやりと眺めていた。
すると一学年下の女子生徒がやってきた。
顔を真っ赤にした女子生徒は「思い出ください」と言った。
まさか、自分に告白してくるような女子生徒がいるとは思わなかった。
2021.03.31 Wed 06:33
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『旅立ちおえて独り。』
長い旅だった。
出会った人もいた。別れた人もいた。
世界の色をながめながら、感嘆した。
そこでの出会いも、別れも、世界と同様に彩られていた。
そんな旅も故郷に戻ってきて終わった。
いつでも、付きまとっていた幼い少女は嫁いでいったという。
旅立ちおえて独り。
2021.03.31 Wed 06:32
引用RT
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最後の嘘をつきました
「iotuは、どうしようもなく泣きたい気分で最後の嘘をつきました。
それは前へ進むための嘘でした。
「もう、迷わないよ」、と。
・・・泣いたりしないよ。」
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僕は、どうしようもなく泣きたい気分で最後の嘘をついた。
君に対して、自分に対して、これ以上嘘はつかない。
本当に最後の嘘だった。
それは前へ進むための嘘だった。
「もう、迷わないよ」と。
グラグラとしている心の中。
君には見せない。
泣きたい気分だけど・・・君の前では泣いたりしないよ。
2021.03.31 Wed 06:31
140文字の物語
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『堂々巡り』と『欲望』、登場人物が『涙を流す』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
君の気持ちが分からないから、堂々巡りのケンカになった。
君のすべてを知りたいと思っても、そんなことは無理だと知っていた。
そんな欲望の塊の僕に、君は静かに涙を流す。
それは綺麗な光景だったから、僕はただただながめていた。
拭うことすらなく、君は僕を見つめる。
ケンカは僕の負けだ。
2021.03.31 Wed 06:28
140文字の物語
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『「嬉しそうに、両手を指先でつつく」キーワードは「春」』
君が嬉しそうに、僕の両手を指先でつつく。
だから僕は君の耳元で内緒話をするように「どうしたの?」と尋ねた。
君は無言で樹を指をさす。
そこには桜が小さく綻んでいた。
ああ、これを見せたかったのだ、と僕は理解した。
春の始まりを知らせてくれた君に僕は微笑んで「ありがとう」と言った。
2021.03.31 Wed 06:27
140文字の物語
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最後の嘘をつきました
「iotuは、夢を見るような気持ちで最後の嘘をつきました。
それはどうしようもない嘘でした。
「いなくなったりなんてしないよ」、と。
本音は仕舞い込んだまま。」
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僕は、夢を見るような気持ちで最後の嘘をついた。
全部が全部、夢だったら良かったのに。
それはどうしようもない嘘だった。
「いなくなったりなんてしないよ」と。
不安で目を濡らす君に優しく告げた。
そんなことはできない、と互いに知っているのに、嘘にすがりついた。
本音は仕舞い込んだまま。
2021.03.31 Wed 06:27
140文字の物語
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『器用なのに言えない私と、不器用だから気付かない貴方』
器用なのに言えない私と、不器用だから気付かない貴方。
だから、いつまでも二人の関係は友達以上恋人未満。
相合傘をして帰るぐらい仲が良いのに、私からは切り出せなかった。
貴方の肩が濡れているのに気づきながら私は『ありがとう』も言えなかった。
貴方は濡れていることを気にしていない。
2021.03.31 Wed 06:26
140文字の物語
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文中に『鍵』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
神剣・神楽が祀られている石牢に少女は閉じこめられていた。
三度の食事は与えられていたが、日が差さない石牢は冷たかった。
神剣・神楽が唯一殺せない、それだけで巫女と祭り上がられた。
ある日、食事を運んでくる人物が鍵を落とした。
これは機会だった。
少女は神剣・神楽を持つと逃げ出した。
2021.03.31 Wed 06:25
140文字の物語
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『熱』と『会釈』、登場人物が『眠れない』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
質の悪い風邪を引いたようだ。
高熱が出て寒気がした。
節々が痛く、まるで骨が折れるかのような関節痛がした。
体を休めなければならない、というのに眠れない。
朦朧とする意識の中で、痛みと格闘をした。
そんな状態の私のところに貴方はやってきた。
寝こんでいる私に会釈をしながら部屋に入る。
2021.03.31 Wed 06:24
140文字の物語
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『「恐る恐る、指を握る」キーワードは「過去」』
あなたと初めて手を繋いだ日を覚えている。
あなたは恐る恐る、私の指を握る。
緊張で震えているのが伝わってきた。
だからは私は優しく、指を握り返した。
笑い話になるような過去の話。
今は離れ離れにならないように、しっかりと手を繋いでいる。
あの日のように、あなたの手は震えてはいない。
2021.03.31 Wed 06:24
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『どうか。好きじゃないように』
小さな神社で必死に祈る。
今日は親友に付き添って、告白を見守ると約束してしまった。
親友が好きな人が、私の好きな人と重ならないように、と祈る。
どうか。好きじゃないように。
別の誰かを好きなように、と一生懸命に祈る。
かけがえのない親友なのだ。
2021.03.31 Wed 06:23
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『こんな町だって誰かの青春。』
「ここは何にもないよね」帰り道を歩きながら君は言った。
「早く大人になって東京に行きたい」口癖のように言う。
いい加減、聞き飽きたフレーズだった。
こんな町だって誰かの青春。
口に出かかった言葉を飲みこんで、君の隣を歩く。
「そうだね」僕は言った。
2021.03.31 Wed 06:22
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『ストロベリーショートストーリー』
君は苺のショートケーキを前に複雑な顔をした。
「嫌いだった?」僕は念のために尋ねた。
君は首を横に振る。
「それともダイエット中?」君は難しい顔のままだった。
「このショートケーキにも物語を与えたくて」小説家の卵の君は、フォークを手に取った。
2021.03.31 Wed 06:21
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