iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
■
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2025.11.20 Thu 11:44
■
『願うのはただ一つの永遠』
「流れ星が流れたら、何を願う?」僕は望遠鏡を覗きながら尋ねた。
「ナイショ。叶わなくなったら嫌だから」君はクスクスと笑いを含んだ声で言う。
「それは夢の話じゃないか?」僕にまで笑いが伝染する。
「そういう、あなたは何を願うの?」君が尋ねた。
願うのはただ一つの永遠。
君といる未来。
PR
2021.06.30 Wed 03:39
140文字の物語
CM(0)
■
『堂々巡り』と『カメラ』、登場人物が『許さない』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
カメラを買うのに友人に付き合ってもらった。
手軽に撮るだけならスマホで充分だ。
だからといって一眼レフを買うのは懐が痛い。
友人と堂々巡りになる。
売り場の店員さんが「どのような写真を撮りたいのですか?」と尋ねてくれた。
このままでは僕は許さないと思うほどの口論になるところだった。
2021.06.30 Wed 03:38
140文字の物語
CM(0)
■
『「軽々しく、指を握り締める」キーワードは「思い出」』
身分の差など考えていなかった子ども時代。
貴族といえども末端貴族の出身の僕が王族である姫君にふれた。
軽々しく、指を握り締める。
「あなたはとても綺麗だ」と僕は告げた。
姫君は大きな瞳をさらに大きくして「ありがとう」と笑った。
その笑顔は可愛らしかった。
良い思い出の一つになった。
2021.06.30 Wed 03:37
140文字の物語
CM(0)
■
#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『いくつまで一緒にいてくれよう』
今日は一年に一度の君の誕生日。
めでたい日だというのに、君の顔はいつものよう。
毎年のことだけど、君は誕生日に悲観的だ。
「また死に一歩、近づいたのね」歳の数だけの蝋燭を見て君は言った。
「いくつまで一緒にいてくれよう」と僕は情けなく言った。
2021.06.30 Wed 03:37
引用RT
CM(0)
■
#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『死にたがりちゃんと、かまってくん』
「苦しまずに死ねればいいのに」と君は言う。
「君に死なれたら僕はどうすればいいの?」と僕は尋ねる。
「好きにすればいいと思うんだけど?」君は告げる。
「君がいない世界は想像つかないよ」と僕は熱心に言う。
死にたがりちゃんと、かまってくんだ。
2021.06.30 Wed 03:36
引用RT
CM(0)
■
#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『夜は1ページのように』
お気に入りの小夜曲を流して、窓辺であなたを待つ。
夜にしか出会えないあなただから、その輝きを待つのは楽しみであった。
夜半になってゆるゆるとあなたは、夜空に現れた。
欠けては満ちてはいくあなたは、本当に気まぐれだ。
そんな夜は1ページのように詩集は進む。
2021.06.30 Wed 03:36
引用RT
CM(0)
■
最後の噓をつきました
「iotuは、大丈夫と自分に言い聞かせながら最後の嘘をつきました。
それは歩き出すための嘘でした。
「これ以上関わらないでくれ」、と。
本音は仕舞い込んだまま。」
------
僕は、大丈夫と自分に言い聞かせながら最後の嘘をついた。
今まで君にたくさんの嘘をついてきたけれども、いよいよ最後の日がやってきた。
それは歩き出すための嘘だった。
「これ以上関わらないでくれ」と。
君を見捨てるように冷淡に告げた。
君の瞳が潤むのを見ながら、本音は仕舞い込んだまま。
2021.06.30 Wed 03:35
140文字の物語
CM(0)
■
『憎ませてもくれない、ずるい人』
あなたは憎ませれもくれない、ずるい人だ。
私の心を惑わすだけ惑わして、するりと風のように抜け出した。
私はあなたの顔を見るだけで心臓が締めつけるように痛むのに、あなたは飄々とした顔だ。
いっそ憎めれば、どんなに楽だろう。
今晩も瞳があなたを抱きしめるから、私は眠ることができない。
2021.06.30 Wed 03:34
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『手紙』を入れて【後悔】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
逢いたい気持ちが膨れ上がって手紙を書いた。
投函してから後悔をした。
まるでラブレターにみたいな文面の手紙を君はどんな気持ちで読むのだろうか。
顔から火が出るように熱くなってきた。
手紙を出したことを忘れようと深酒をする毎晩だった。
カタンと郵便受けが鳴った。
返事が返ってきたのだ。
2021.06.30 Wed 03:34
140文字の物語
CM(0)
■
『口唇』と『寝ぼけ眼』、登場人物が『守る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
休みの日だというのに僕はいつも通りに起床した。
スマホのアラームを切り忘れたのだ。
隣で眠っていた君が寝ぼけ眼で僕を見つめる。
焦点が合っていない目で「行ってらっしゃい?」と口唇が動く。
「まだ眠っていていいよ」と僕は君の眼の上に手のひらを置く。
君の睡眠時間は僕が守る。
君は眠る。
2021.06.30 Wed 03:33
140文字の物語
CM(0)
■
『「怒り顔で、両手にしがみつく」キーワードは「意地っぱり」』
「出ていくの?」喧嘩の末に君は言った。
意地っぱりな君は『ごめんなさい』が言えないのは知っている。
でも、今回は君の方が悪い。
僕は無言で玄関の方へ向かう。
君は怒り顔で、僕の両手にしがみつく。
「話はまだ終わってないんだけど」と君は言う。
可愛らしく謝れればいいのにと僕は思った。
2021.06.30 Wed 03:32
140文字の物語
CM(0)
■
#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『僕のこと信じないでくれないか』
「僕のこと信じないでくれないか」複雑そうな顔をしてあなたは言った。
「普通は信じてほしい、じゃないの?」私は尋ねた。
「僕は嘘つきだから、君を傷つける嘘を簡単に言うだろう」あなたは眉間にしわを寄せていった。
「本当は嘘をつきたくないけれど」
2021.06.30 Wed 03:32
引用RT
CM(0)
■
#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『夢はそのまま明日へ向かう』
僕には叶えたい夢があった。
いや、叶えてみせる現実があった。
どんな手段をとっても、がむしゃらに叶えたい夢を見ていた。
夢は一歩一歩、未来に近づいてきた。
微睡みの中、見ていた夢はそのまま明日へ向かう。
僕にとって、怖いぐらいに現在に近づいてくる。
2021.06.30 Wed 03:31
引用RT
CM(0)
■
#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『どうせの一歩』
告白しても気持ち悪がられるだけだよな、と僕は呟いた。
親友が聞いていたようだ。
「どうしてそんなことを思うのさ」親友は言った。
「僕みたいな外見な彼氏なんて笑いものだろ?」どうせ、振られるに決まっている。と付け足すように言った。
「どうせの一歩を踏み出そうよ」
2021.06.30 Wed 03:30
引用RT
CM(0)
■
最後の噓をつきました
「iotuは、震えないよう祈りながら最後の嘘をつきました。
それは本音とは真逆の嘘でした。
「永遠を信じている」、と。
嘘だと言えたら、どんなに。」
------
僕は、震えないように祈りながら最後の嘘をついた。
それは本音と真逆の嘘だった。
君の瞳を見つめて「永遠を信じている」と。
人間は刹那の生き物だ。
別れがいつくるか分からない。
永遠なんてものはなく、一瞬一瞬を生きている。
信じている君に嘘だと言えたら、どんなに。
解放されて楽になる。
2021.06.30 Wed 03:29
140文字の物語
CM(0)
PREV
←
HOME
→
NEXT
リンク
管理画面
新しい記事を書く
カテゴリー
140文字の物語 ( 8570 )
140文字の言葉 ( 36 )
140文字の随想 ( 5 )
未選択 ( 48 )
引用RT ( 1323 )
プロフィール
HN:
iotu(そら)
HP:
ついったー
性別:
非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「
紅の空
」では、「並木空」というHNで活動中。
バーコード
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
ブログ内検索
アーカイブ
2023 年 02 月 ( 91 )
2023 年 01 月 ( 101 )
2022 年 12 月 ( 108 )
2022 年 11 月 ( 112 )
2022 年 10 月 ( 32 )
アクセス解析
カウンター
フリーエリア
忍者ブログ
[PR]
△ページの先頭へ
Templated by
TABLE ENOCH