iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.11.20 Thu 06:45
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『恋じゃないとさ』
男たちが集まって杯を交わしていた。
肴は年頃の娘を持った男の愚痴。
「あんなに熱心に見ているのに、恋じゃないとさ」と男は言った。
「なら、愛か?」隣にいた男が混ぜっ返す。
男は首を横に振る。「だったら良かったんだけどな」と杯を呷る。
「ままならないな」笑った。
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2021.06.30 Wed 04:19
140文字の物語
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最後の噓をつきました
「iotuは、いっそ滑稽なほど明るく最後の嘘をつきました。
それは相手を楽にするための嘘でした。
「永遠を信じている」、と。
本当に、ごめんね。」
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僕は、いっそ滑稽なほど明るく最後の嘘をついた。
それは相手を楽にするための嘘だった。
そんな嘘なら道化師のように涙マークをつけながら、笑顔を浮かべる。
「永遠を信じている」と。
僕は君に告げた。
君は泣きそうな顔をしてうなずいた。
二人ともそれが嘘だと知っていた。
本当に、ごめんね。
2021.06.30 Wed 04:18
140文字の物語
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『手放せないものが多すぎて』
君との思い出は手放せないものが多すぎて、アルバム一冊を埋めるのは早かった。
思い出を過去にしないように、たくさん写真を撮った。
それをアルバムに収めていくと、懐かしい気持ちでいっぱいになった。
君と思い出をどれだけ作れるだろう。
アルバムは何冊、たまるだろう。
僕は笑顔になった。
2021.06.30 Wed 04:18
140文字の物語
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文中に『空気』を入れて【不思議】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
目には映らないのに、その日その日で空気が違う。
晴れの日は汗ばむような暑い空気。
雨の日は少し寒気がするような空気。
風が運んでくる空気は、同じものはない。
巡りゆく季節のように、今日の空気は昨日の空気とは違うのだ。
それが不思議で、僕は明日の空気に期待する。
どうか晴れますように。
2021.06.30 Wed 04:17
140文字の物語
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『猫』と『妖艶』、登場人物が『睨みつける』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
妖艶にしっぽを振って猫が近づいてくる。
そうすれば許されるとでも思っているように。
その後ろに君は艶やかな笑顔を浮かべて、僕に近づいてくる。
僕が許すと決めつけるように。
僕はそんな君を睨みつける。
君は白く細い指で僕の頬をなでる。
猫も足元にすり寄ってくる。
僕はためいきをついた。
2021.06.30 Wed 04:16
140文字の物語
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『「さりげなく、両手のひらを指先でつつく」キーワードは「出会い」』
僕と君が出会ったのは偶然だった。
それを必然にするまで、どれだけの努力が必要だったのだろう。
二人の出会いを運命にするためには、どれだけの時間が必要だったのだろう。
君はさりげなく、僕の両手のひらを指先でつつく。
僕は笑って、君の手を握りしめる。
すると君は白い顔を真っ赤に染める。
2021.06.30 Wed 04:16
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『君は私を殺すでしょうか』
私は君を裏切りました。
そんな私を許して欲しいとは思ってもいません。
君は私を殺すでしょうか。
優しい君だから、痛みの少ない殺し方を選んでくれるでしょう。
それほどの裏切り行為を私はしてしまったのです。
君はそれでも私のことを許してくれるでしょうか。
2021.06.30 Wed 04:15
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『今日を殺して!』
俺は何でも屋を開いている。
依頼があれば、何でも引き受ける。
常連になっている女性が飛びこんできた。
そして開口一番に「今日を殺して!」と言った。
なかなか難問な依頼だった。
よくよく話を聞いてみれば単純なこと。
彼女は今日、失恋した。
だから今日を殺したい、と。
2021.06.30 Wed 04:14
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『どうやったってそれは愛』
好きでもない相手に親切にできるはずがない。
好きでもない相手に優しくなんかできるはずがない。
認めてしまいなよ。
そうすれば気が楽になるから。
どうして無理に隠そうとするの。
君の彼へ対する心は、どうやったってそれは愛だ。
まるで信じたくないようだね。
2021.06.30 Wed 04:14
引用RT
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最後の嘘をつきました
「iotuは、冷静であるよう心がけつつ最後の嘘をつきました。
それは切望のような嘘でした。
「すぐに追いつくから、先に行ってて」、と。
頼むよ、ごまかされてください。」
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僕は、冷静であるよう心がけつつ最後の嘘をついた。
それは切望のような嘘だった。
君さえ、生き残ればいいと思っていた。
レベルに合わないダンジョンを選んだのは失敗だった。
「すぐに追いつくから、先に行ってて」と。
僕は敵を引き受けた。
頼むよ、この嘘にごまかされてください。
僕は祈った。
2021.06.30 Wed 04:13
140文字の物語
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文中に『やっと』を入れて【知りたい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
やっと二十歳の誕生日を迎えた。
お酒も、煙草も、合法だ。
だからといって、嗜むつもりはなかったけれど。
この日をずっと待っていた。
貰われっ子の私の本当の両親を教えてもらえる。
実の両親以上に可愛がってくれた、今の両親には悪かったけれども、知りたかったのだ。
一枚の写真を渡された。
2021.06.30 Wed 04:11
140文字の物語
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『「さりげなく、両手を触れ合わせる」キーワードは「思い出」』
さりげなく、僕と君の両手を触れ合わせる。
ぎゅっとは握り締められなかったから、触れ合わせるだけ。
君の体温が伝わってくる。
僕よりもひんやりとしている手は、切なく胸を刺す。
それでも意気地なしの僕は握れなかった。
それも遠い日の思い出だ。
もう隣にいない君への寂しくらいの懐かしさだ。
2021.06.30 Wed 04:10
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『彼の愛され方』
彼から愛されたいと願うのに、今日も空振り。
気持ちばかりが先走って、失敗してしまう。
どうすれば彼の視線を独占できるのだろうか。
充分に彼を愛しているのよ。
だから、愛されたいと思ってしまう。
彼への愛は、希望の光のように真っ直ぐ伸びている。
そんな彼の愛され方。
2021.06.30 Wed 04:09
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『愛も変わらず屋』
君はいつだって愛も変わらず屋。
どこか一風、変わっている。
それを眺めている僕も変わり者なのかもしれない。
君は愛について頑固だ。
自分の中の定義から外れるような愛はしない。
それはいっそ清々しいものだった。
いつになったら、僕の方に振り返ってくれるのだろう。
2021.06.30 Wed 04:08
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『にわか恋の終わりに』
にわか雨のように始まった恋だった。
だから、にわか雨が止むように、にわか恋の終わりがやってきた。
雨上がりのように爽やかな風が吹き、雨のような私の涙を拭っていった。
色とりどりの花についたスパンコールのような滴で、にわか恋は息絶えた。
それを見送った。
2021.06.30 Wed 04:08
引用RT
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