iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.11.19 Wed 20:44
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『罪滅ぼしアルバイト』
常連と呼ばれてもおかしくないぐらいに、通っている喫茶店で、コーヒーカップを落とした。
テーブルの上に載っていたコーヒーカップは無惨に砕けた。
マスターは『怪我はないかい?』と言ってくれたけれども、気がすまない。
罪滅ぼしアルバイトをすることになった。
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2021.07.15 Thu 06:22
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『月風は何故に強くなった』
月が明るい夜のことだった。
風に吹かれて気ままに歩いていた。
どうせ帰るところ、なんてない。
そんな独り者のにも月風は吹いてくれる。
無精で伸ばしている髪がさらりと流された。
月風は何故に強くなったのだろうか。
このまま風化されろ、ということだろうか。
2021.07.15 Thu 06:21
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『各駅停車、遠く雪。』
のんびりとした旅だった。
各駅停車に乗って、季節外れの雪を見る。
それだけが目的だった。
どれほど故郷から離れて、遠くの雪を見にいくのだろうか。
旅行雑誌をパラリとめくる。
無人の駅を通り越して、たった独りの旅は続く。
孤独な各駅停車、遠く雪。へと揺られる。
2021.07.15 Thu 06:20
引用RT
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最後の嘘をつきました
「iotuは、幼子を慰めるかのように最後の嘘をつきました。
それは相手の幸福を祈る嘘でした。
「もう、迷わないよ」、と。
決めたはずの覚悟が、揺れそうだな。」
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僕は、幼子を慰めるかのように最後の嘘をついた。
まるで親からはぐれて迷子になったような顔をするから。
僕ができることをするだけだった。
それは相手の幸福を祈る嘘だった。
「もう、迷わないよ」と。優しく告げた。
君は潤んだ瞳で幼子のように僕を仰ぐ。
決めたはずの覚悟が、揺れそうだな。
2021.07.15 Thu 06:19
140文字の物語
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『そんな笑顔が見たかったわけじゃない』
少女は泣き顔を無理矢理、笑顔にしたような表情を浮かべた。
どうせ悲しいなら泣いてほしかった。そうすれば慰めの言葉を一つでもかけられたから。
けれども少女は我慢をして笑顔を浮かべる。
そんな笑顔が見たかったわけじゃないのに。
青年は、少女の頭を撫でる。
それしかできないかったから。
2021.07.15 Thu 06:19
140文字の物語
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文中に『流れ』を入れて【不思議】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
時は流れていく。
季節は廻りくる。
去年と同じではない季節はやってくる。
同じ夏だというのに、その表情は違っていた。
変わった姿を見せる季節に、時の流れを意識する。
二度と出会えない季節の中で、僕たちは恋をする。
終わりが来ることを知りながら、一度限りの季節の中で恋の花を咲かせる。
2021.07.15 Thu 06:18
140文字の物語
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『無我夢中』と『純粋』、登場人物が『心で泣く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
君は純粋だから、無我夢中に片恋をした。
それを僕は結果を知りながら眺めていた。
君に忠告したところで、終わりは変わらないだろう、と思って。
君の恋は花のように散った。
それでも君は笑っていた。
でも僕は知っていたよ。
君が心で泣く姿を見守っていたよ。
だから、その背を労うように叩いた。
2021.07.15 Thu 06:17
140文字の物語
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『「さりげなく、両手に爪を立てる」キーワードは「挨拶」』
君の挨拶はそっけないを通り越して冷たい。
「おはよう。今日も可愛いね」と僕は朝一番の挨拶をした。
すると君はさりげなく、僕の両手に爪を立てる。
長く伸ばした君の爪が僕の手に食いこんで痛い。
僕が何をやったというのだろうか。
まるで気に入らない、と言わんばかりの歓迎に僕は溜息をつく。
2021.07.15 Thu 06:16
140文字の物語
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「ピアノ、手紙、ホタル」
手紙に託した想いの返事は情熱的なピアノの演奏だった。
まるでホタルが身を焦がして光るように、その演奏はいつもと違っていた。
最後の一音が夏の夜に溶けていった。
その余韻に顔を合わせられなかった。
それでも伝わったものがあるのだ、と分かりあえた。
返事はちゃんと返ってきた。
2021.07.15 Thu 06:16
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『季節解体業』
季節が順調に巡らないと、呼び出される。
それが季節解体業の仕事だからだ。
不純な季節をバラして、正しい季節を呼び出す。
簡単に思えるかもしれないけれど、重労働だ。
それに人知れずに行わなければならない。
暢気な人たちに気づかれずに、今年も長すぎる春を解体した。
2021.07.15 Thu 06:15
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『私たちが天使様を撃ち落とした日』
何かあると、大聖堂の鐘が鳴り響いて知らせる。
私たちが天使様を撃ち落とした日も大聖堂の鐘は高らかに鳴った。
私たちは自由を手に入れた。
もう天使様に監視されずに、伸び伸びと生活ができる。
そう思ったのは浅はかな子どもたちだけ。
大人は恐れた。
2021.07.15 Thu 06:13
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『奇数回目の恋』
偶数回目の恋と違い、奇数回目の恋は突拍子もない。
色んなアクシデントに見舞われて、心に痕をつける恋になる。
その法則に気がついたのはだいぶ大人になってからだ。
そのため、奇数回目の恋に堕ちる時は慎重になった。
恋しているのに恋じゃないと自分自身に言い聞かせる。
2021.07.15 Thu 06:13
引用RT
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最後の嘘をつきました
「iotuは、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をつきました。
それは前へ進むための嘘でした。
「怖いものなんてないよ」、と。
・・・泣いたりしないよ。」
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僕は、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をついた。
それは君から離れて前へ進むための嘘だった。
「怖いものなんてないよ」と。
自分の心を裏切って、笑顔で言った。
こんなにも未来が怖いのに、君を安心させるために嘘をついた。
大丈夫だ。僕は君の前では決して・・・泣いたりしないよ。
2021.07.15 Thu 06:12
140文字の物語
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『君とは、幸せになれないから』
「サヨナラをしましょうか」とあなたは言った。
「きっと君とは、幸せになれないから」とあなたは悲しいぐらいの笑顔で告げる。
幸福を待っているだけの幼い子どものようなあなたとは、幸せになれないだろう。
僕は「そうだね」とほろ苦いコーヒーを飲んだように了承した。
あなたとは他人になる。
2021.07.15 Thu 06:11
140文字の物語
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文中に『傘』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
雨降りの夜。
道端に開いた傘が置いてあった。
不思議に思い近寄ると、傘の下には段ボール。
その中には子猫がいた。
「お前も捨てられたのか」と子猫を抱き上げる。
「私の家に来るかい?」子猫に語りかける。
傘の持ち主は猫の飼えない家なのだろう。
でも子猫が濡れるのは哀れだと思ったのだろう。
2021.07.15 Thu 06:11
140文字の物語
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