iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.11.19 Wed 03:13
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最後の噓をつきました
「iotuは、震えないよう祈りながら最後の嘘をつきました。
それは歩き出すための嘘でした。
「くだらない毎日なんて、消えてしまえ」、と。
いっそ笑い飛ばしておくれよ。」
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僕は、震えないように祈りながら最後の嘘をついた。
声が震えて嘘だと君にバレて欲しくない。
だから、慎重に口を開く。
それは未来に向かって歩き出すための嘘だった。
「くだらない毎日なんて、消えてしまえ」と楽しい毎日を送っている僕は囁くように言った。
君よ、いっそ笑い飛ばしておくれよ。
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2021.08.15 Sun 04:52
140文字の物語
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文中に『キス』を入れて【知りたくない】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
優しいだけのキスでいいの。
この先にある恋のステップを踏むのは、まだ早い気がするの。
もっとずっと先で良いと思うの。
いまだに手を繋ぐだけでドキドキして、赤面をしてしまうお子様ランチの私にはちょうどいいでしょう?
ゆっくりと恋の味を味あわせて。
だからキスの先はもう少し先でお願い。
2021.08.15 Sun 04:51
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『もうひとつの月』
君はクラゲが好きだった。
水族館でいつまでも貼りついていられるぐらい。
僕は待ち疲れて、置かれたベンチに座って、そんな君を眺めている。
白くふわふわと泳ぐクラゲに特殊なライトを当てて、色鮮やかな浮遊を見せる。
好きな理由を訊くと、もうひとつの月みたいと言う。
2021.08.15 Sun 04:48
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『あの殺は』
「あの殺は必要なものだったのかな?」とっくのとうに終わったことをあなたが蒸し返す。
「そんなに蚊に献血したいのなら、ご自由に」私は蚊取り線香に火をつける。
そして、わざとあなたから遠ざける。
あなたの博愛主義も悪くないけれど、害虫まで向けられるのは困りものだ。
2021.08.15 Sun 04:47
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『君との恋は色映せる』
「どうしてこんなにも好きになのに、好きになってくれないの?」と君が訴えた。
僕は困ったように微笑み。君のことは好きだったけれども、こればっかりは譲れない。
君との恋は色映えさせる。
いつまでも鮮やかな恋の終わりを見たくなかったから、君との恋を始めない。
2021.08.15 Sun 04:46
引用RT
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最後の嘘をつきました
「iotuは、冷静であるよう心がけつつ最後の嘘をつきました。
それは自分が楽になるための嘘でした。
「君にもらったものは全部返す」、と。
胸の痛みは消えやしないな。」
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僕は、冷静であるように心がけつつ最後の嘘をついた。
それは自分が楽になるための嘘だった。
君から距離をとって、これ以上ささやかなことで傷つかないためについた嘘だった。
「君にもらったものは全部返す」と僕が言うと君の瞳が揺れた。
当たり前かこれは別れ話だ。
胸の痛みは消えやしないな。
2021.08.15 Sun 04:45
140文字の物語
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『吐いた嘘を見抜いてしまう、貴方が嫌い』
君は僕から視線を逸らした。
「吐いた嘘を見抜いてしまう、貴方が嫌い」と呟くように言った。
だって仕方がないだろう。
君は致命的の嘘を吐くのが下手なのだから。
きっと誰もが気がついて、知らない振りをしているのだろう。
そんなことで君から『嫌い』と言われた僕の心は痛む。
君は拗ねていた。
2021.08.15 Sun 04:45
140文字の物語
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『雷鳴』と『体』、登場人物が『照れる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
雷鳴が轟く度に小さな体が僕に抱きついてくる。
僕は「大丈夫だよ」とその度に言う。
君は潤んだ瞳で僕を見上げる。
「怖いものは怖いの!」と悲鳴のような声で君は言った。
頼られるのも悪くない。
僕はできるだけ表情に出さないように照れる。
また雷鳴が轟いた。
君は僕の体にギュッとしがみつく。
2021.08.15 Sun 04:43
140文字の物語
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『「ぎこちなく、腕を指先でつつく」キーワードは「デート」』
初めてのデートいうことで僕も君も緊張していた。
恋人同士なんだから、手を繋いだ方がいいのかな。
きっかけがつかめないけど。
どうすれば自然に手を繋げるのだろう。
そんなことを僕が思っていると、君がぎこちなく、僕の腕を指先でつつく。
「手を繋いでもいいですか?」君が赤面しながら言う。
2021.08.15 Sun 04:43
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『スタジオ恋愛』
ドラマや映画を共演したからって恋に落ちるなんて思っていない。
話題作りの一環だと思っていった。
子役時代から幾人もの俳優たちとドラマや映画を共演していた。
恋愛の形すら分からずに恋愛映画の主演になったこともあった。
そんな私がスタジオで端役が気になりだした。
2021.08.15 Sun 04:39
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『夜、君の街まで届け』
マナーモードにしているスマホが震えた。
終電間際の電車の中で指紋認証をする。ホーム画面には君のLINEの通知。
何があったのだろうか、とLINEをタップする。
ただ一言『会いたい』と文字だけが液晶画面に映っていた。
夜、君の街まで届け。
そう念じながらタップする。
2021.08.15 Sun 04:39
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『ナイテシマエタ』
まだ日本語が片言な君。
何を言っているのか、意味が分からない時もあったけれども、それも楽しかった。
連想ゲームをするように、君の言葉に耳を傾ける。
「イマのエイガ、ヨカッタ」とハンカチを握りしめて伝えてくる。
「ナイテシマエタ」と潤んだ瞳で君は感想を言った。
2021.08.15 Sun 04:38
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、ひどくためらいながら最後の嘘をつきました。
それは最初で最後の嘘でした。
「くだらない毎日なんて、消えてしまえ」、と。
・・・泣いたりしないよ。」
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僕は、ひどくためらいながら最後の嘘をついた。
それは最初で最後の嘘だった。
嘘をつくような環境にいなかった。
どれだけ恵まれていたことを初めて知る。
だから嘘を稚拙なものだった。
「くだらない毎日なんて、消えてしまえ」と言った。
輝かしい毎日を送っているのに。
・・・泣いたりしないよ。
2021.08.15 Sun 04:37
140文字の物語
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『少しはこっちのことも察しろよ、馬鹿。』
少しはこっちのことも察しろよ、馬鹿。
察することができないから、馬鹿なのか。
いつでも有頂天の馬鹿には分からないか。
僕は心の中で悪態をついた。
口にする勇気はなかった。
そんな馬鹿に助けられている一面もあったからだ。
持ちつ持たれつの関係というのは厄介だった。
僕は溜息を噛み殺した。
2021.08.15 Sun 04:37
140文字の物語
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文中に『反射』を入れて【不満】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「疲れたって言うの、やめてくれない?こっちまで疲れてきそうだから」と君は何も知らないまま、言葉を投げつけてきた。
反射的に僕は「じゃあ、僕の前から消えてくれる?」と冷たい言葉を吐いた。
何もかもに恵まれた君には分からない。
そんなことはとうに僕は知っていたのに、言ってしまった。
2021.08.15 Sun 04:36
140文字の物語
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