iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.11.18 Tue 01:10
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『人類が残したパズルと荒野で』
人類が残したパズルと荒野でロボットたちは、せっせと働く。
終わりのないパズルを埋めようと残りのピースを荒野の中、探し続ける。
答えなどないとロボットたちは気がつかずに、最後に下された命令の通りに。
それを見るものも、評価するものもどこにもない。
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2021.08.31 Tue 04:05
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『いまにみていて』
幼い君が舌足らずに「いまにみていて」と胸を張って言う。
その様子が可愛くて、思わず微笑んでしまった。
それが君の機嫌を損ねてしまったようで、君は膨れっ面。
「どんな顔をしても、君は可愛いよ」そうささやけば、顔がカラスウリよりも真っ赤な顔。
「バカにしないで」
2021.08.31 Tue 04:04
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、内緒話をするように声を潜めて最後の嘘をつきました。
それは最初で最後の嘘でした。
「君が幸せなら、幸せだよ」、と。
これが本音なら、楽だったのに。」
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僕は、内緒話をするように声を潜めて最後の嘘をついた。
君の耳元で声を落として言うと、君はくすぐったそうに笑った。
最初で最後の嘘だった。
「君が幸せなら、幸せだよ」と僕は囁いた。
これが本音なら、楽だったのに。
僕は真実を胸にしまった。
この先、絶望の夜を何度乗り越えるのだろうか。
2021.08.31 Tue 04:03
140文字の物語
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『この瞬間の君が好き』
「僕だけを見つめるこの瞬間の君が好き」と僕が言うと、君は苦笑した。
「だったら、たくさん好きだね」と君は距離を縮める。
「いつでも見つめているもの」と息すら唇にふれるほどの近い距離。
けれどもキスをする勇気のない僕は、君との距離を開ける。
淡い恋心は、いつまでも淡いままでいい。
2021.08.31 Tue 04:03
140文字の物語
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文中に『面倒』を入れて【面白そう】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
体育祭の準備は面倒だった。
縦割りで5クラスが各々、趣向をクラス応援合戦は見ごたえがあるため、近隣の住人たちを見学に来るぐらいだった。
白ランをまとい、クラスごとに決められた色の鉢巻をした応援団将は、生徒会から排出される。
アイドル並みに整った顔立ちの少年が荒々しい演武をする。
2021.08.31 Tue 04:02
140文字の物語
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『泡』と『安心』、登場人物が『重ねる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
泡沫のような安心感だった。
子ども扱いするから『大丈夫だ』と思いこんでいた。
それは言い訳だったのだろう。
花火大会に誘われて、お母さんに浴衣を着つけてもらった。
あなたに大人に見てもらいたくて、色付きのリップクリームを唇に乗せた。
二人きりで花火を見ていると、あなたが唇を重ねる。
2021.08.31 Tue 04:02
140文字の物語
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『「ぎこちなく、両手のひらを指先でつつく」キーワードは「喧嘩」』
喧嘩をしてしまった。
お互い言えることを言いきった後、沈黙が落ちる。
同じ部屋にいるのが気まずい。
確かに僕も言い過ぎたところがあった。
今、この部屋から出たら、もっと後悔をするような予感があった。
でも、と逡巡していたら、ぎこちなく、君が両手のひらを指先つつく。
笑ってしまった。
2021.08.31 Tue 04:01
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『夏が秋に会いたがってる』
ロウソクのように、やせ細った夏。
溶け落ちていくのも時間の問題だろう。
そんな夏が秋に会いたがってる。
季節はバトンタッチをしようとしている。
夏は節くれだった指を伸ばし、少しでも秋に近づこうとしている。
そっと吹いた風は、夏を揺らして消そうとする。
2021.08.31 Tue 04:00
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『君は僕を待つでしょう』
「君は僕を待つでしょう。それでも良いのですか?」と僕は尋ねた。
「あなたの寄り道ぐぜは知っているわ。待つといっても、永い人生に比べたら短いものよ」と君は笑った。
僕は用意していた金の指輪を取り出した。
サイズは左手の薬指にぴったりだ。
僕は枕元ではめた。
2021.08.31 Tue 04:00
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『あの時、君は手を握った』
私たちを切り裂こうと、暴虐が村を襲った。
嵐のような風が吹き、家たちは火をつけられた。
その火は、次々とつけられていき、逃げ場所なんかないと思った。
それなのに、あの時、君は手を握った。
たった一人を逃すために、泥だらけの手は私の手を確かに握った。
2021.08.31 Tue 03:59
引用RT
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『あくまで僕が、あなたを愛していたいんです。』
「私を好きなると、不幸になるわよ」寂し気にあなたは微笑んだ。
あなたにまつわる噂は了承済みだ。
「あくまで僕が、あなたを愛していたんです。関係ありませんよ」と僕が告げると、あなたと初めて視線が交差した。
まるで期待なんかしていない諦めた光を宿した瞳だった。
それを変えたいと思う。
2021.08.31 Tue 03:57
140文字の物語
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文中に『秘密』を入れて【後悔】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
あの日、自分の気持ちを秘密にして、少年に伝えなかったことを後悔した。
少女には、もっとふさわしい相手がいるのだろう、と少年が離れていったからだ。
『あなたのこと好きよ』と告げれば、運命は変わっただろうか。
少年の隣に寄り添って咲いていられただろうか。
一輪の薔薇のように明るく。
2021.08.31 Tue 03:56
140文字の物語
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『刹那』と『虚栄』、登場人物が『慟哭する』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
転落してから、亡くなった父がどれだけ優秀だったか分かる。
少女は刹那の虚栄の中で、生まれ育った。
それなのに、今は宮殿の掃除をするような下働きをしていた。
成り上がりの貴族にはふさわしい立場だった。
流転した運命に少女の胸は慟哭する。
少女はボロボロになった指先を見て目を潤ませる。
2021.08.31 Tue 03:55
140文字の物語
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『「軽々しく、手のひらに爪を立てる」キーワードは「危機一髪」』
「あ!」少女が抱えていたプリントが一枚風にさらわれた。
少女は手を伸ばしたけれども、隣にいた少年の腕が止める。
プリントは主の代わりに、トラックの犠牲になった。
トラックが通り過ぎた後、少女は軽々しく、少年の手のひらに爪を立てる。
「危機一髪だったな」少年は少女を手放さずに言う。
2021.08.31 Tue 03:55
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『「サヨウナラ」分かったフリして。』
少しだけ背伸びをしていたようだ。
ヒールの高いパンプスを履くように。
だから靴擦れを起こしてしまった。
絆創膏を貼って耐えたつもりだった。
あなたが言った「サヨウナラ」分かったフリをして、頷いた。
次に会うまでの時間の孤独を気づかなかった。
2021.08.15 Sun 22:06
引用RT
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iotuは五百箇という意味の古語から。
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