iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2025.09.15 Mon 19:40
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『化身』と『言い訳』、登場人物が『選んだ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「私は戦いの女神の化身。勇者よ、旅立ちなさい」と神話に出てくるようなドレスを着た女性が言った。
「勇者って、俺のこと?誰が選んだの?」六畳一間のワンルームマンションで俺は言う。
「これは信託なのです。天啓が下りました」化身は言った。
「明日も仕事なんだけど」と俺は言い訳をする。
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2021.10.15 Fri 06:17
140文字の物語
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『「嫌々ながらも、両手のひらに爪を立てる」キーワードは「バカップル」』
「キスしたらカップル割引で、入園料半額ってデートとしてどうよ?」と親友が愚痴る。
「それで、したの?」と私が尋ねる。
「嫌々ながらも、したけど。両手のひらに爪を立ててやったわ」と親友は言った。
「言っとくけど、口じゃなくて頬にだから」弁解するように付け足す。
立派なバカップルだ。
2021.10.15 Fri 06:16
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『私は君のモンスター』
私は君のモンスターだ。
いつかは倒さなければいけない存在だ。
君の前に立ちはばかる壁だ。
乗り越えていかなければいけない存在だ。
何度、傷ついても、挑戦しなければいけない存在だ。
君の勇気に、モンスターとして振舞おう。
いつか地面に平伏す日までモンスターだ。
2021.10.15 Fri 06:15
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『恋選び』
君はゲームのように恋する相手を選ぶ。
僕は君の隣にずっといたから知っているよ。
君が心底、欲しい恋が手に入らないことぐらい。
恋選びする君は楽しそうだし、幸せそうに見える。
逐一、僕に恋の経過を伝えてくるのは、どうなんだろう。
パートナーに失礼じゃないのかな、と思う。
2021.10.15 Fri 06:14
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『たくさんの穴が咲いた日』
その日は、たくさんの穴が咲いた日だった。
青い惑星の地表にいくつもの穴が空く。
そこから、奇跡のように美しい花が咲いた。
子どもたちは喜んで、その花を摘んだ。
毒にも、薬にもなる花だと知らずに、嬉しそうに摘んだ。
たくさんの穴を大人たちが埋める前に。
2021.10.15 Fri 06:14
引用RT
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『大切にもさせてくれないの?』
「僕にとって君は宝物なんだ」とあなたは私の髪にふれる。
ピンと引っ張られた髪は、まるで枷のよう。
あなたは髪に口づける。
「大切にもさせてくれないの?」と澄んだ青空のような瞳が私を見つめる。
それだけで私は言葉を紡げなくなる。
あなたという檻に閉じこめられた蝶のように動けなくなる。
2021.10.15 Fri 06:12
140文字の物語
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文中に『白金』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
少女は白金色の頭髪の少年と競い合うように勉強をしない、と決意した。
もっと色んなことを見て、もっと色んなことを知りたい。
テストの点数を気にしない。
そう決めるまで、たくさんの葛藤があった。
今までの生き方とは180度違う。
そんな生き方が果たしてできるのだろうか。
決意が揺らぐ。
2021.10.15 Fri 06:12
140文字の物語
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『熱』と『コンパス』、登場人物が『鼻で笑う』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
あなたと私とは一歩が違う。
まるでコンパスのように違う歩幅に、私は熱心についていく。
あなたは私を小さなお嬢ちゃん扱いしないから、歩幅を合わせるようなことはしない。
それでも時折立ち止まって、鼻で笑う。
置いていったりはしないのだ。
その優しさに私は、とても嬉しいから秘密していた。
2021.10.15 Fri 06:11
140文字の物語
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『人間試験 E判定』
君は肩を落として薄っぺらい紙を見ていた。
僕は君の背中を叩く。
「試験の結果、どうだった?」と僕は軽い気持ちで尋ねた。
「また人間試験、E判定だったよ」と君は落ちこんだ声で言った。
「大丈夫だって、勉強すれば絶対に受かるって。一緒に勉強する?」と僕は笑った。
2021.10.15 Fri 06:09
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『ベニクラゲを食べると不死身になるんだと』
他愛のない冗談だった。
僕は「ベニクラゲを食べると不死身になるんだと」と酒の席で言った。
「へー、今度試してみようか」と君は言った。
だいぶ酔っていたから忘れ去っていると思っていた。
けれど君は覚えていたらしい。
白装束の君を見つめる。
2021.10.15 Fri 06:09
引用RT
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#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
『死神に気付いた時にはもう遅い』
確かに見えていたのに。
その影を捕まえられそうだったのに。
間に合わなかった。
また僕の腕の中で息絶える生命があった。
死神に気付いた時にはもう遅い。
気付く前より先に、影を見付けなければならない。
そうしなければ腕の中で生命は次々に喪われていく。
2021.10.15 Fri 06:08
引用RT
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最後の噓をつきました
「iotuは、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をつきました。
それは傷をいやすための嘘でした。
「君の全部を忘れたいんだ」、と。
本音は仕舞い込んだまま。」
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僕は、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をついた。
それは傷をいやすための嘘だった。
「君の全部を忘れたいんだ」とできやしない嘘をついた。
君の瞳に過った光を見て後悔をした。
けれども君に傷つけられた分だけ、傷つける資格はある。
僕はそんなことを思った。
本音は仕舞い込んだまま。
2021.10.15 Fri 06:07
140文字の物語
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文中に『柔らか』を入れて【嬉しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「目をつぶって」と僕が言うと、君は不思議そうな顔をした。
「とっておきのプレゼントがあるんだ」と僕は笑顔になる。
君は静かに目を伏せた。
柔らかな君の手のひらに合鍵を乗せる。
「開けていいよ」と僕は言った。
目を開けた君は瞳を大きくする。
「いいの?」と君は尋ねる。
「君さえ良ければ」
2021.10.15 Fri 06:06
140文字の物語
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『リンゴ』と『シャツ』、登場人物が『思い浮かべる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
君はリンゴを買いこんでいた。
君の大好物だから、うさぎ型に飾り切りをするのだろうか、アップルパイにでもするのだろうか。
頬張って微笑む君の姿を思い浮かべる。
「洗濯するからシャツを出しておいてね」と君は上機嫌に言った。
いつもはカリカリしているのに珍しい。
リンゴの魔力だろうか。
2021.10.15 Fri 06:05
140文字の物語
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『「そっと、指先にしがみつく」キーワードは「修学旅行」』
修学旅行は定番中の定番だった。
班に分かれて、あちらこちらの神社仏閣を巡る。
ベタかもしれないが、私の班は途中、清水寺に立ち寄ることになっていた。
「清水の舞台から飛び降りる、って言うけど」と君は清水寺の舞台の端に近づく。
「度胸がいるな」と笑った。
私はそっと、指先にしがみつく。
2021.10.15 Fri 06:04
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iotuは五百箇という意味の古語から。
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