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「 『忘れて、なんて残酷だね』 」
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「欲しいものがあるんだ」と幼なじみが言った。
普段から欲の少ない少年には珍しいことだった。
「何が欲しいの?」地元の大学に進学を決めた少女とは違い、少年は上京する。
餞別代りに欲しいものがあるなら、何でもあげたい気持ちだった。
少年は少女にキスをした。
「忘れて、なんて残酷だね」
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