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「 140文字の物語 」
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2025.10.22 Wed 19:52
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文中に『初めて』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
初めて敵【同胞】を斬った感触を覚えている。
神剣・神楽を通して、おぞましいほどの快感が背筋を駆け上がった。
罪悪感はこれっぽっちも湧かなかった。
自分が正義の味方になったようで喜びすらあった。
だから、忘れてはいけない。
消し去った敵【同胞】の姿を。
いつまでも覚えておく。
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2015.09.27 Sun 19:01
140文字の物語
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文中に『やがて』を入れて【気持ちいい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
最初は加減が分からなくて、痛い思いをさせてしまった。
次は恐る恐る握った。
「そんなに気をつけなくていいんだよ」と笑われてしまった。
やがて、ちょうど良い加減で手を握れるようになった。
繋がっているということに安心感を覚える。
初めての恋だから大切にしたいと思った。
2015.09.27 Sun 19:00
140文字の物語
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文中に『無視』を入れて【悔しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
昨日から喧嘩をしている。
メールも電話も無視している。自分は悪くない。
だから、こちらから折れてなんかやらない。
そう決心しているのに、携帯電話をこまめにチェックしてしまう。
また携帯電話が鳴る。
誰からかかってきたかサブディスプレイで確認してしまう。
友達からだった。
2015.09.27 Sun 19:00
140文字の物語
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文中に『ひっそり』を入れて【面白そう】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
一度目は急いでいてスルーした。
二度目も用事があって立ち寄れなかった。
今日で三度目。
古民家をそのまま活かしたカフェのドアを開いた。
「いらっしゃいませ」と年配の婦人が言った。
店内はオレンジ色のランプで照らされていて、ひっそりと建つ外観によく合っていた。
メニューを開く
2015.09.27 Sun 18:59
140文字の物語
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『策士』と『映画』、登場人物が『目が潤む』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「映画のチケットが余っているから行かない?」と誘われた。
映画のタイトルも見ずに了承してしまった。
最初はポップコーンを口に運びながらだらだらと見ていた。
そのうち手が止まり目が潤み始めた。
映画のクライマックスでは主人公に自己投影していた。
見終わってから策士だと思った
2015.08.21 Fri 20:45
140文字の物語
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『光』と『ひまわり』、登場人物が『悲しむ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
太陽の光に向かって咲くひまわりも今は項垂れている。
花芯には種がぎっしりと詰まっている。
見渡す限りのひまわり畑がまるで葬列のように見える。
真夏の時はあんなにも輝いていたのに。
その姿を知るだけに名残りの姿に胸につまる。
悲しんだところで花が朽ちていくのは変わらない。
2015.08.21 Fri 20:44
140文字の物語
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『湯船』と『名前』、登場人物が『囁く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
今日、出会った女の子はとても可愛かった。
湯船に浸かりながら少年は思いを馳せる。
一目惚れといっても過言ではない。
そんなものが自分にやってくるとは思わなかった。
女の子の名前をそっと囁く。
特別な想いを込めて。
明日が早く来ないかなと少年は湯船に肩まで浸かりながら思った。
2015.08.21 Fri 20:42
140文字の物語
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『ミカン』と『追憶』、登場人物が『遠くを見る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「はい、先生の分」子供が机の上にミカンを置いていった。
男性はミカンをしげしげと見てから、窓の外を見つめる。
外は追憶に相応しいかのように黄昏色に染まっていた。
ミカンを半分こした幼友達は元気にしているだろうか。
彼が住んでいる街はここからでは見られない。
遥か遠くを見る
2015.08.21 Fri 20:41
140文字の物語
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文中に『見つけ』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
冷静な話し合いがヒートアップして口論になった。
こうなるともう水掛け論のようなものだ。
どちらが正しいのかもわからなくなった。
少年の方が部屋を飛び出した。
言い過ぎたと思った少女はすぐさま後を追う。
公園のブランコに腰かけた少年を見つけ、少女は安堵した。
いつもの場所だ。
2015.08.21 Fri 20:39
140文字の物語
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「無限大(∞)」
夏休みという響きには無限大な夢が詰まっていた。
何でもできるような気がしていたものだ。
普段できないことが体験できる。
それは夢に繋がっているかのように思えたのだ。
果てのない夢を抱えながら毎日を過ごしていた。
毎日が冒険の1頁目だった。
今は遠い夏の日
2015.08.21 Fri 20:39
140文字の物語
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文中に『熱い』を入れて【気持ちいい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
部屋に入ると熱い空気が肌を撫でた。
昼間の熱気が残っているようだった。
エアコンのリモコンを探す。
朝は涼しかったので、エアコンを入れていなかったのだ。
机の上に無造作に置かれたリモコンをクリックする。
すぐさま涼風が部屋を満たす。
荷物も置かずにその涼しさを堪能する。
2015.08.21 Fri 20:38
140文字の物語
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文中に『みんな』を入れて【面白そう】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
魔女を育成する学校に通うことになった。
お祖母ちゃん譲りの魔力が暴走しないように、制御を勉強するらしい。
どんな学校なんだろう。
お母さんに手を握られながら、学校の正門をくぐった。
先輩たちはみんな箒にまたがり、空を自由に飛んでいた。
新米な私にお菓子の雨を降らせてくれた
2015.08.21 Fri 20:37
140文字の物語
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文中に『消えた』を入れて【納得する】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
彼女はある日、姿を消した。
家族が方々を探したが見つからなかった。
そうして一年が過ぎ、二年が過ぎていった。
彼女が消えたと聞いた時、奇妙なほど安心したものだった。
いつも何かから耐えるように、我慢していた印象が強いからだろうか。
彼女が自由になって良かったとさえ思った。
2015.08.21 Fri 20:36
140文字の物語
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文中に『手紙』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
距離が開いても絆は変わらないと思っていた。
二人の関係は固く結ばれた物だと信じていた。
けれども現実は違った。
間遠くなっていく手紙がそれを知らせる。
文面ににじみ出てくる。
どうすることもできない事実に歯噛みする。
立ち止まっている暇はないというのに、手紙の返事を考える。
2015.08.21 Fri 20:35
140文字の物語
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『夜』と『世界』、登場人物が『はにかむ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
少女は夜の世界しか知らなかった。
日差しは少女にとって毒だからだ。
それ故に、太陽の存在を知らなかった。
それを哀れと思った少年は太陽の写真をたくさん撮った。
朝から晩まで撮り続けた。
現像したそれをアルバムに収め、少女に渡した。
少女はその気持ちが嬉しくてはにかんだ。
2015.08.21 Fri 20:34
140文字の物語
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