iotuのlog
「 140文字の物語 」
■
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2025.10.13 Mon 11:46
■
文中に『星』を入れて【不満】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
どんなに手を伸ばしても決して届かない。
夜空を彩る星のようだった。
公平に地表を照らしているというのに、裏側を見せない月のようだった。
いつかは隠れて見えない本当の心を見てみたいと思った。
今は自分のことで精一杯だけれども。
宇宙船に乗って地上からは見えない部分を見るのだ
PR
2017.04.27 Thu 23:16
140文字の物語
CM(0)
■
『幸せになって、なんて嘘だよ』
僕から遠く離れていく君。
理由ひとつ教えてくれなかった。
大きな瞳からボロボロと涙を零して、ただ謝るだけだった。
僕は「それが君の幸せなら」と利口な言葉を紡いでいた。
幸せになって、なんて嘘だよ。
これ以上ないぐらいの不幸になればいい。
僕と別れるんだから当然だよね。
2017.04.27 Thu 23:16
140文字の物語
CM(0)
■
『器用なのに言えない私と、不器用だから気付かない貴方』
私と貴方は正反対。
初めて会った時は、こんなに惹かれるとは思わなかった。
いくつもの季節が二人の間を通り過ぎた。
器用なのに言えない私と、不器用だから気付かない貴方。
だから恋という甘い果実は実らないかもしれない。
今日も素直になれなかった。
不器用な貴方はまた謝罪をする。
2017.04.27 Thu 23:14
140文字の物語
CM(0)
■
-
今日、死にたくなったら明日死のう。
最後の一日は特別な日になるだろう。
白い便箋に別れの言葉をしたためて。
今まであったこと、喜びと悲しみを綴って。
誰にも言えなかった言葉で埋めよう。
美味しいお酒と美味しいご飯を食べて。
独り静かな時間を楽しもう。
きっと幸福で満たされる。
2017.04.27 Thu 23:14
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『生活』を入れて【感謝】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
ここ数日、穏やかな生活が続いている。
神剣・神楽は退屈そうにしているが、ありがたいと思ってしまう。
生命のやり取りをしている生活が日常のように感じていた。
そんな異常な状態を普通と思っていたのは、心が麻痺している証拠だった。
このまま穏やかな生活が続けばいいと願う。
2017.04.27 Thu 23:11
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『喧嘩』を入れて【不思議】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
どんな喧嘩をしても、次の日は仲直り。
そんな二人が不思議だった。
自分も同じ立場になってみても、分からなかった。
だから訊いてみた。
親友は笑いながら言う。
「怒っている時間が無駄でしょ。ずっと一緒にいたい人だから」
そんなものだろうか。
いつか自然に許せる日が来るのだろうか
2017.04.27 Thu 23:10
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『俯く』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
神剣・神楽を押しつけた。
その日から青年の日常を奪ってしまった。
自分の選択は誤ったと思えない。
傷だらけで帰ってくる青年を見つめられず、少女は俯く。
何もできない自分が歯がゆかった。
だから、せめて戦いが終わるまで結界の外で待ち続けると決めたのだ。
精一杯の誠意だった。
2017.04.27 Thu 23:08
140文字の物語
CM(0)
■
『「軽々しく、指先を軽く握る」キーワードは「朝」』
今年は春が来るのが遅い。
桜の花の蕾も固く、朝晩の冷え込みもきつい。
少年は待ち合わせの場所で、手をこすり合わせていた。
時間ぴったりに少女が走ってきた。
「転んだらどうする。もっと慎重に」と挨拶よりも小言が出てしまう。
少女は軽々しく、指先を軽く握る。
「冷たいね」と言う
2017.04.27 Thu 23:08
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『普通』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
代わり映えはないけれども、安定した毎日が続いていた。
明日は今日と同じ顔をして待っているものだと思っていた。
けれども、少女と出会い、神剣・神楽を振るうようになって普通から逸脱し始めた。
退屈だった日常は一変した。
また明日と約束ができない日々がやってきた。
それが辛い。
2017.04.27 Thu 23:07
140文字の物語
CM(0)
■
『絡んだ糸は解けてしまった』
二人の間にあった赤い糸。
絡んだ糸は解けてしまった。
繋がっていたはずなのに、切れてしまった。
どれだけ手繰り寄せても、赤い糸は途切れてしまっている。
気がつくのが遅かったのが悪いのか。
それともこれも運命の一つだったのか。
分からないまま中途半端に伸びた赤い糸を見る。
2017.03.31 Fri 19:25
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『口癖』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「幸せになりたい」少女は口癖のように言う。
それを聞いて、何もできない少年は頭を垂れる。
大切な少女だからこそ力になりたいと思う。
けれども、現実は残酷だ。
無力な自分を思い知らされるだけだった。
少女をこれ以上ないぐらいに『幸せ』にしたいのに、思いはこんがるだけだった。
2017.03.31 Fri 19:25
140文字の物語
CM(0)
■
『愛の言葉の一つでも、』
一緒にいるのが当たり前だった。
彼女が離れていくことが信じられなかった。
自分以外の誰かと仲良く歩いている姿を見ても、なお信じられなかった。
いつの間にか二人の間に距離が開いていた。
愛の言葉の一つでも、ささやけば違った未来が待っていたのだろうか。
今になっては分からない
2017.03.31 Fri 19:24
140文字の物語
CM(0)
■
『夜空』と『鼓動』、登場人物が『眠れない』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
明日のことを考えると鼓動が早くなって眠れない。
何度目かの寝返りを打って、眠ることを諦めた。
カーテンを開ければ夜空を渡る月が冴え冴えと輝いていた。
早く朝が来ればいいのに、と思った。
昼過ぎには彼と久しぶりの再会を果たしているだろう。
時間はじれったいぐらい進まない。
2017.03.31 Fri 19:23
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『一瞬』を入れて【不満】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「キスして」と少女はストレートに言った。
青年は困ったように微笑んだ。
「じゃあ、目を閉じて」青年の言葉に少女は瞼を伏せた。
額に軽い感触が一瞬して、すぐ離れた。
目を開ければ青年の顔が間近にあった。
「唇にして」少女は再度、懇願した。
「マイスイートハート。まだ早いよ」
2017.03.31 Fri 19:22
140文字の物語
CM(0)
■
『覚めた夢の続き』
まるで覚めた夢の続きを見ているような気分だった。
ずっと昔から一緒にいたようなそんな気がしていた。
それぐらい自然に二人の時間が流れていく。
幸福というのはこんな気持ちを指すのだろうか。
できることなら、これからの季節も二人で過ごせればいいと思った。
それこそ夢のように。
2017.03.31 Fri 19:21
140文字の物語
CM(0)
PREV
←
HOME
→
NEXT
忍者ブログ
[PR]
△ページの先頭へ
Templated by
TABLE ENOCH