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「 140文字の物語 」
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2025.10.12 Sun 06:29
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『鈍感』と『中途半端』、登場人物が『遠ざかる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
鈍感で良かった。
中途半端な髪をヘアゴムで結ぶと、青年は神剣・神楽を手にした。
最近は戦いから遠ざかる日々だったが、久しぶりの招待状が届いた。
それを見た少女が顔を曇らせた。
平穏が長かったから、殺し合いの再開に心を痛めているのだろうか。
青年は心の機微に疎いから分からなかった。
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2017.12.27 Wed 17:50
140文字の物語
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『女々しい思考回路に言い訳を』
メールの返信が遅いのも、最近デートの回数が減ったのも、忙しいからだ。
倦怠期に入ったからではない。
そんな風に女々しい思考回路に言い訳をする。
このまま終わりだなんて信じたくはない。
すれ違ったまま別れが来るなんて考えたくもない。
クリスマスは二人揃って過ごすと約束したのだから。
2017.12.27 Wed 17:49
140文字の物語
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眠りと死は似ている。
目を覚ますか、そのまま起き上がらないか。
そんなことを君は呟いた。
僕にとっては大違いだ。明日、君に逢えるか、永遠のお別れになるのか。
全然、似ていない。
そう告げると君は微かに笑った。
それが儚げだったから、僕は何も言えなくなった。
明日、君と話せますように。
2017.11.25 Sat 07:31
140文字の物語
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格別、書くことなどないのです。
何があったわけじゃないです。
それでも残していく人のために、何かを書かなければいけないと思いました。
白い便箋の前で、書き残す言葉に迷っています。
ただ、私の幸せがここになかっただけなんです。
誰かの責任ではありません。
私のただのわがままなんです。
2017.11.25 Sat 07:31
140文字の物語
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いつも「どこか」を夢見ていた君。
居心地の悪さを感じながら、生き続けていた。
そんな君の隣で、僕は見守るだけしかできなかった。
君が「どこか」へ行かないように、手を握り続けていた。
離したら最後だと分かっていた。
からからに干からびた瞳で君は「どこか」を探す。
僕は俯くしかなかった
2017.11.25 Sat 07:30
140文字の物語
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いつか来る終わりのために、言葉と笑顔を用意していた。
出会いは別れの始まり。
永遠に続くものなどない。
だから、一瞬一瞬が愛おしかった。
君の全てを心に灼きつけておきたかった。
全部が想い出になる前に。
どんな仕草もどんな言葉もどんな表情も忘れてしまう前に。
サヨナラと笑顔で言った。
2017.11.25 Sat 07:30
140文字の物語
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『落とし穴にご注意を』
落とし穴にご注意を、そう分かっていたはずなのに、見事に落とし穴にはまった。
気がつけば、一日中、彼のことを考えている。
最低限の会話をしたことがなかった。
好きな食べ物も、好きな色も知らない人。
そんな彼に恋してしまった。
落とし穴からは這い上げれそうになかった。
それぐらい好き。
2017.11.25 Sat 07:30
140文字の物語
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『瞳』と『現在』、登場人物が『歩く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
別れの時、君の瞳は潤んでいた。
それでも二人の歩くべき道はバラバラだったから、離れるしかなかった。
一緒にいられたら、どんなに良かっただろう。
もう過去になってしまった記憶を辿る。
現在、君はどこで何をしているのだろう。
もう隣にいない君を想う。
訪れた冬の気配が別れの季節と重なる
2017.11.25 Sat 07:29
140文字の物語
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『「泣きそうになりながら、両手にしがみつく」キーワードは「春」』
桜のつぼみが柔らかにほぐれてきた。
コートとマフラーはクローゼットにしまいこまれた。
優しいそよ風が頬をくすぐる。
少女は泣きそうになりながら、少年の両手にしがみつく。
新しい世界へ飛びこんでいくのが怖かった。
それ以上に、少年と別れるの辛かった。
できることなら一緒にいたかった。
2017.11.25 Sat 07:29
140文字の物語
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『新聞』と『寝ぼけ眼』、登場人物が『握りしめる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
寝ぼけ眼で新聞を読む。
眺めるといった方が正しいだろうか。
眠気覚ましの珈琲を片手に見るのは日課だ。
情報収集はネットでしているので、新聞は惰性で取っているのに等しい。
紙媒体というのも好ましい利点の一つだ。
目に飛びこんできた記事に、新聞を握りしめる。
俄かには信じられなかった。
2017.11.25 Sat 07:28
140文字の物語
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『僕が幸せになるために必要な三つの要素』
僕が幸せになるために必要な三つの要素がある。
それは君の笑顔。
それは君がくれるぬくもり。
最後の一つは君の幸せ。
僕の世界には君であふれかえっている。
君さえいればどんな未来でも怖くない。
いつでも、どこにいても、君を想うだけで強くなれるんだ。
二人でいつまでも一緒にいたいと思う。
2017.11.25 Sat 07:26
140文字の物語
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「サヨナラ」をくりかえす度に減っていくようなモノがあるような感じがする。
それは上手には言えないけれども、大切なもの。
私が私であるために、必要なもの。
それが少しずつ削れていくような気がする。
あと、どれぐらい「サヨナラ」を言えるのだろう。
私が覚えていられるのはいつまでだろう
2017.11.25 Sat 07:25
140文字の物語
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『愛する貴方へ宣戦布告』
今日、愛する貴方へ宣戦布告です。
いつまでも妹扱いされるのは飽きました。
私も一人の女性として貴方に見てもらいたいのです。
惚れた方が負けだといいますがそんなことはないと証明してみせます。
昨日までの私とは違います。
貴方と対等な立場にいることを教えてあげます。
覚悟をしてください
2017.11.25 Sat 07:25
140文字の物語
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文中に『撫でる』を入れて【心配】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
君の目が涙が濡れる。
一つの恋をなくす度に君は僕の元へやってくる。
頼りにされているのは嬉しい。
けれどももどかしい距離だ。
君にとって僕はどんな存在なんだろう。
泣く君の背中を撫でる。
次の恋はハッピーエンドで終わることを信じながら。
もう泣く君の姿は見たくない。
幸せになって欲しい
2017.11.25 Sat 07:24
140文字の物語
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「カード」
暇つぶしにはじめたババ抜きだった。
それがいつからか熱が入ってきた。
優勝者には参加者一同で、何でも願い事をかなえる。というルールが決まってからだった。
誰でも小さな願い事がある。
気がつけばラスト一枚だった。
どのカードを引けば一抜け出きるだろうか。
緊張しながら選ぶ。
2017.11.25 Sat 07:23
140文字の物語
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