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「 140文字の物語 」
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2025.10.10 Fri 13:19
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お願い。
私の心を引っ掻き回さないで。
今でも貴方の言葉で一喜一憂しているのに。
これ以上、期待させないで。
出会わなければ良かった。
そうすれば、こんな苦しみを味わうこともなかったでしょう。
逢えば逢うほど、私の心は貴方のほうに引き寄せられる。
だから、これで最後にして欲しいの。
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2018.03.29 Thu 18:36
140文字の物語
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『「力強く、腕にしがみつく」キーワードは「勇気」』
「姫、目を瞑っていてください」静かに護衛の騎士が言った。
異性にふれるなんて、普段ならありえないことだろう。
姫と呼ばれた少女は力強く、腕にしがみつく。
青年が命を預けるに相応しい騎士だということは分かっている。
「正面突破します」言うが早いか、青年は剣を抜いた。
少女は震えた。
2018.03.29 Thu 18:35
140文字の物語
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「初恋」
その人はいつも困ることばかり言う。
毎日のように現れては、私もからかう。
振り回されてばかりいる。
きっと楽しいおもちゃか何かと勘違いしている。
私も仕返しをしたいけど、上手くいかない。
顔を見ない日があると、心配してしまう。
どうして意地悪な人のことが気になるんだろう。
2018.03.29 Thu 18:35
140文字の物語
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文中に『ゆらゆら』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
ゆらゆらと眠りと目覚めの間を漂っていた。
半覚醒状態というのだろうか。
夢の世界で現実の音を聞きながら、幸せな時間を味わっていた。
それを破るように目覚ましのアラームが鳴った。
あと5分と思って、目をつむったまま目覚ましを止めた。
それがいけなかったのか、家族にゆすり起こされた。
2018.03.29 Thu 18:35
140文字の物語
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『僕が、君を幸せにしたい』
いつも所在なげに立っていた君。
自分の居場所も見つけられずに涙を飲みこんだ君。
誰よりも優しく誰よりもあたたかい君。
傷ついてばかりで、心の包帯を解けない君。
そんな君だから思う。
僕が、君を幸せにしたい。
貧乏くじを引くのはこれでおしまいだよ。
君はこれから世界で一番幸せになるんだ
2018.03.29 Thu 18:34
140文字の物語
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『「遠慮がちに、指先を折れんばかりに握る」キーワードは「過去」』
手を繋ぐきっかけがつかめずに、頭の中はそれでいっぱいになってしまう。
割れ物にふれるようにそっと。
遠慮がちに、指先を折れんばかりに握る。
痛がる顔を見て力を入れすぎたことに気がつく。
ふれた指先は自分とは異なる温度で新鮮な驚きがあった。
それも、もう過去のこと。
今は自然に繋げる
2018.03.29 Thu 18:33
140文字の物語
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君が僕の隣にいないことを寂しいと思っちゃいけないんだろうな。
僕は君を傷つけてばかりいた。
だから、君が離れていくことを止めることはできなかった。
でも、もう少しだけ。
あとちょっとだけ。
君が隣にいて欲しいと思っていいかな?
独りで見る街の景色は煩いばかりで僕の心を抉るばかりだ。
2018.03.29 Thu 18:33
140文字の物語
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『二文字以内で答えを聞かせて』
「私のことどう思っている?」君は唐突に訊いた。
不安になるようなことがあったのだろうか。
「二文字以内で答えを聞かせて」畳みかけるように君は言った。
二文字以内の答えなら決まっている。
「好き」僕は素直に答えた。
すると、君は大粒の涙を流した。
「ありがとう」君は涙まじりに笑った。
2018.03.29 Thu 18:31
140文字の物語
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文中に『面倒』を入れて【解って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
面倒くさい女だと思われたくなかったから、言わなかった。
本当は他の恋人同士のように、おはようのメールで起きたかった。
おやすみで一日を終わりにしたかった。
でも、仕事で忙しい貴方も素敵だから言い出せなかった。
家の中で過ごすのも悪くはなかったけれど、どこか遠くに行きたいと思った
2018.03.29 Thu 18:31
140文字の物語
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文中に『予定』を入れて【気持ちいい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
目覚ましが朝を告げる。
それを止めて、ベッドから降りる。
カーテンを開けば、朝日が部屋に差しこむ。
窓を開けて、部屋を換気する。
少し肌寒い風が眠気を吹きとばす。
ハンガーにかけてある制服を身につけると、階段を降りる。
キッチンからいい匂いが漂ってくる。
今日も予定通りの朝を迎えた。
2018.03.29 Thu 18:30
140文字の物語
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『物語をもう一度』
君と綴る物語をもう一度、初めからページをめくろうか。
出会いから始まって、今に至るまでの物語はどれほど厚みがあるだろうか。
一瞬、一瞬が愛おしい想い出として、物語として書きこまれている。
今度こそ、君を傷つけないと約束するよ。
だから新しい物語を始めよう。
一行目は決まっている。
2018.03.29 Thu 18:29
140文字の物語
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『ひとひら』と『枝』、登場人物が『進む』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
ひとひらの花弁が落ちてきた。
見上げれば枝には満開の花。
そよと吹く風が悪戯心を起こしたのだろう。
手のひらで受けとめた花弁をまじまじと見る。
別れの季節を彩りなるような、色をしていた。
花弁を握り締め、道を進む。
まだ見ぬ未来に向かうために。
新たな出会いに期待しながら真っ直ぐと。
2018.03.29 Thu 18:29
140文字の物語
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『「無理矢理、指を握る」キーワードは「デート」』
生まれての初めてのデートだから、タイミングがつかめない。
デートコースは無難に映画館にしたのが悪かったのか。
映画を観終わった後、カフェで期間限定の珈琲を飲みながら、映画の感想を言い合った。
充実した時間だった。
帰り道「今日はありがとう」と君は言った。
僕は無理矢理、指を握る。
2018.03.29 Thu 18:28
140文字の物語
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どんな気持ちで彼女は言ったのだろうか。
揺れる瞳と震えた声が、それを強がりだということは示した。
自分自身を含めて、嘘を真実に変えたかったのだろうか。
たぶん尋ねても彼女は答えをくれないだろう。
もう過ぎ去ったことだと無理を重ねた笑顔で言うだろう。
だから無理に訊くことはしない。
2018.03.29 Thu 18:28
140文字の物語
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幸せとはどんな形をしているものなのでしょうか。
どうして人間はそれを求めずにはいられないのでしょうか。
今よりも、もっと幸せになりたがるのでしょうか。
ふとした瞬間に感じる幸せを、どうして留めておけないのでしょうか。
今日もまた、そんな儚いものを探さずにはいられないのでしょうか。
2018.03.29 Thu 18:26
140文字の物語
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