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「 140文字の物語 」
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2025.10.05 Sun 08:16
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文中に『反射』を入れて【悔しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「明日、暇?」幼馴染が訊ねた。
反射的に「暇だよ」と答えてしまった。
確かに予定は入ってないが、のんびりとしていたいと思っていた。
「じゃあ9時ぐらいに迎えに行く」幼馴染は手帳を開く。
いつの間にかデートの約束をさせられた。
「どこへ行くの?」
「それは明日になってからのお楽しみ」
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2019.06.30 Sun 19:49
140文字の物語
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『愛する貴方へ宣戦布告』
これは私から貴方に突きつけるものです。
愛する貴方へ宣戦布告です。
どちらがより相手を愛しているのか。
それを試すものです。
先に「愛している」と言った方が負けです。
私が言うと「負けでいいや」と貴方は笑った。
「完全降伏。想いを伝えられないほうが嫌だからね」
貴方は私の頬を撫でる。
2019.06.30 Sun 19:48
140文字の物語
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『もう一度好きになって』
どうして君は僕の隣にいないの。
昨日まで僕の左側を歩いていた君。
いつもと変わらない一日だったじゃないか。
それなのに、これでお別れなんて納得できないよ。
生まれ変わっても君と一生を添い遂げたい。
そんな風に思っている。
お願いだから、もう一度好きになって。
君のためなら何でもできる
2019.06.30 Sun 19:47
140文字の物語
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文中に『空気』を入れて【嬉しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
散歩がてらに、近くのお寺さんにお参りする。
住宅地に建つお寺さんは、近所の人がたまに訪れるような小さなお寺だ。
それでも門をくぐると空気が違う。
緑が多く植わっているのも関係しているのだろうか。
体が浄化されていく感じがする。
願い事は特にないけれども、賽銭箱の前で頭を下げる。
2019.06.30 Sun 19:46
140文字の物語
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『目をあわせたその一瞬、』
目をあわせたその一瞬、心臓が飛び跳ねた。
慌てて目を逸らす。
まさか目があうとは思わなかったから、凝視ししていた。
顔が赤くなるのが分かる。
鼓動はやたらめったらに元気にリズムを重ねている。
絶対、変な奴だと思われた。
先生の「ここテストに出すよ」という言葉でハッとして顔を上げる。
2019.06.30 Sun 19:46
140文字の物語
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『知らないふりが上手くなった』
大人になったということだろうか。
知らないふりが上手くなった。
周知の事実を今、知ったかのように驚いてみせる。
すると話し相手は嬉しそうに笑う。
退屈な時間とは思えなかったのは、そこに好意があるからだ。
この笑顔を独占できるのなら、100万回、同じ話をされても耐えられるだろう。
2019.06.30 Sun 19:44
140文字の物語
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『熱』と『一人』、登場人物が『嘲る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
天候が不順のせいで熱を出した。
一人、ベッドに横たわっていた。
いつぶりだろうか。一人で静かに過ごすのは苦手だ。
できるだけ病気にならないように体づくりをしてきたつもりだ。
ここ数日の睡眠不足が響いたのだろう。
それだけのことで、体調不良になる。
なんて弱い体なのだろうか。
嘲る。
2019.06.30 Sun 19:44
140文字の物語
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『僕の精神安定剤』
君は僕の精神安定剤。
僕の感情の振り子の幅は激しい。
怒りに任せて行動をしてしまうこともある。
下らない小さなことで悔んだりすることもある。
逆に陽気になって大盤振る舞いをしてしまうこともある。
自分の感情なのにコントロールできない。
でも、君が傍にいると僕の心にブレーキがかかる。
2019.06.30 Sun 19:43
140文字の物語
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『「堂々と、指先に触れる」キーワードは「眠り」』
家でDVD鑑賞会をした。
撮りためたDVDは思いの外、多かった。
感想を言いながら見ていたのだが、隣が静かになった。
眠りの世界に誘われたようだ。
鑑賞会もお開きだ。
眠る傍らの存在に、安心感と喜びを感じた。
薄暗がりの中で思った。
堂々と、指先に触れる。
普段ならできないことでドキドキした。
2019.06.30 Sun 19:41
140文字の物語
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『砂糖を煮詰めた甘さの君』
砂糖を煮詰めた甘さの君は、いつも損ばかり。
それすら気づいてなく、困っている人に手を差し伸べる。
偽りのない善からの行動をする。
僕には甘すぎて、水で薄めたほうがいいんじゃないかと思う。
君の優しさは『甘さ』だと考える僕は、また君に救われる。
本当は君に優しくしたいのにできない。
2019.06.30 Sun 19:41
140文字の物語
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たくさん話したいことがあったのに。
いざ目の前にいると上手くお喋りができなくなる。
不揃いな沈黙の後に、ためいきを一つ。
それを聞いて俯いた。
どうすればいいのか余計に分からなくなる。
時間ばかりが流れ去っていく。
一緒にいられる時間は限られているのに。
見合った言葉が見つからない。
2019.06.30 Sun 19:40
140文字の物語
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文中に『光』を入れて【嬉しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
今日もお月様が静かに地上へと光を投げかけてくれます。
街灯だけでは補えない場所まで平等に照らしてくれます。
その光は秘密の恋人たちを応援しているかのようです。
ふれあうこともなく、言葉を交わすだけ。
夜の静けさに合わせて囁くような声で。
逢うことが出来て喜びでいっぱいのようです。
2019.06.30 Sun 19:39
140文字の物語
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『君の「大丈夫」が、大嫌い』
「前々から思っていたんだけど」と少年は切り出した。
話が長くなるぞ、と少女は身構えた。
「僕は君の『大丈夫』が、大嫌い」少年はすっぱりと言い切った。
そこには怒りと悲しみに満ちていた。
「どうして頼ってくれないんだ?」少年は少女の瞳を見つめた。
「最後まで自分の力で頑張りたいの」
2019.06.30 Sun 19:39
140文字の物語
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『眩暈』と『靴』、登場人物が『美しい』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
今日もあなたは美しい。
シンデレラのように靴を用意しなくても、王子は見つかるだろう。
賢く、謙虚に、慎ましく。
内面も磨きあげられている。
社交界へデビューする今宵、従僕はただただ着飾らせるだけだ。
月のように美しいあなたに眩暈を覚えた。
ここまでお仕えできて、なんと幸福だろう。
2019.06.30 Sun 19:38
140文字の物語
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『雨の日の約束』
梅雨に入って前線は活発化している。
つまりは雨の日が多いということだ。
お気に入りの傘をさして下校する。
普通ならうっとおしいとか、晴れ間が良いと思うかもしれないけれど。
雨の日の約束があるから嬉しい。
通い慣れた喫茶店に、雨の日だけ手伝うオーナーの息子さんが珈琲を入れてくれる。
2019.06.30 Sun 19:37
140文字の物語
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