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「 『君の代わりに、泣かせてください』 」
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少女は乾いた眼をしていた。
事実を受け入れ、達観したようだった。
その様子が痛々しかった。
「君の代わりに、泣かせてください」少年は言った。
「どうして?」不思議そうに少女は言った。
「こんな時は泣くものです」少年は告げた。
「そう。悲しいこともないのに泣くの?」少女は淡々と言った。
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