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「 140文字の物語 」
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2025.10.29 Wed 22:41
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文中に『柔らか』を入れて【構って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
最近『眠い』が口癖の彼。
仕事が追い込みで忙しいのは理解しているつもり。
負担にならないようにメールの回数を減らした。
勿論、デートなんて夢のまた夢だ。
休日はぐっすり眠りたいだろうから、我儘は言わない。
その分、友達と遊んでいるけれど。
胸の奥の柔らかな部分がチクリ痛む。
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2015.05.15 Fri 19:47
140文字の物語
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『ゴミ袋』と『中途半端』、登場人物が『嘲る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
中途半端に伸びた髪をヘアゴムで結ぶ。
ゴミ袋を持って、収集場所に置いてくる。
独りだった時は馴染みのないゴミが袋いっぱい詰まっている。
それが当たり前になっている自分に嘲る。
また独りになる時が来るのだろう。
その時、自分は耐えられるのだろうか。
少女が特別になりつつある。
2015.05.15 Fri 19:46
140文字の物語
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「夜の屋上」で登場人物が「思い出す」、「長袖」という単語を使ったお話を考えて下さい。
学校の屋上は天文学部の貸切だった。
下校の時間は過ぎている。
顧問の先生がいるから許可が下りた。
望遠鏡で流星群を観察する。
長袖のジャケットをまくり上げて、望遠鏡を覗く。
毎年のことだが観察には悪天候過ぎた。
去年もそうだったようなと思い出す。
今年はいくつ見られるだろう。
2015.05.15 Fri 19:44
140文字の物語
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小説のお題は、『お花見』『恋人』『魔術』です。
魔術を使い、箒にまたがって空を行く。
今日はお花見だ。
恋人と二人きりの格別な夜だった。
地上から見るのとはまた違った趣がある。
咲き乱れる花たちに触れそうで触れない距離を保つ。
恋人が速度を落として近寄ってきた。
それに合わせるように速度を落とす。
「二人きりだね」と囁く。
2015.05.15 Fri 19:44
140文字の物語
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文中に『面倒』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
面倒事は嫌いだったはずだ。
独りで生きてきた。
これからも誰とも係わらずに生きていくものだと思った。
それが少女が現れてからどうだ。
面倒事に率先して巻き込まれている。
中途半端に伸びた髪をヘアゴムで結ぶ。
それから神剣・神楽を手にする。
明日を守るために今日も戦いに赴く。
2015.05.15 Fri 19:43
140文字の物語
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『枝』と『痛手』、登場人物が『仰ぐ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
雑木林を仰ぎながら歩いていた。
魔法の杖にするための枝を探していた。
適当に拾った枝で造った物は、暴走して使い物にならなかった。
前回の教訓から真摯に枝ぶりを見る。
痛手を受けるのは一回で充分だ。
クラス中に笑われて恥ずかしい体験は二度と繰り返したくはない。
真剣に木を仰ぐ
2015.05.15 Fri 19:43
140文字の物語
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題材[夕暮れの,袋小路,流す,連れ出して]ホラーっぽくやってみよう!
夕暮れの街を散策していた。
初めて来た土地なのに、どこか懐かしい感じがした。
流れのまま歩いていたら袋小路に出会ってしまった。
とりあえず引き返そうと振り向くと小さな人影があった。
「待って。私を連れ出して」と人影の顔は逆光で見えない。
にたりと笑ったような気がする。
2015.05.15 Fri 19:42
140文字の物語
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文中に『みんな』を入れて【知りたい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
誰でも小指の先に赤い糸が結ばれているらしい。
糸は誰かの小指まで続いているらしい。
みんなの目には写らないけれども、確かにそれは存在している。
運命の相手だ。
切っても切れない糸をぐるぐる巻きにして、辿っていけば永遠の愛を誓う相手に出会える。
どんな人だろう。
会いたくなる
2015.05.15 Fri 19:39
140文字の物語
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『無我夢中』と『雨』、登場人物が『美しい』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
天気予報が外れた。
にわか雨の中、駅まで無我夢中で走った。
コンビニで傘を買うお金は持ち合わせていない。
鞄を頭に乗せてひたすら走った。
幸い小粒の雨だったからそれほど濡れずに駅前まで辿り着いた。
雲が切れ、太陽が復活したのを感じて振り返る。
美しい虹が架かっていた。
2015.05.15 Fri 19:39
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題材[閉じ込められた,蝋細工,どよめく,忘れないで]恐い感じでやってみよう!
岩を削って造られた牢獄は空気が淀んでいた。
男は慎重に足を運ぶ。
心拍数が上がっていく。
ようやく牢獄に到達する。
蝋人形のような肌をした娘が閉じ込められていた。
こちらを見ると娘はにたりと笑んだ。
その途端、空気がどよめいた。
錠前を外す。
娘は「忘れないで」と出る様子はない
2015.05.15 Fri 19:38
140文字の物語
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文中に『胸元』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
神剣・神楽を鞘に納める。
途端に疲労感が襲ってくる。
柄を掴み、よろけそうな体を立て直す。
痛みが多すぎてどれが原因か分からない。
それでも青年は笑顔を作る。
少女が走り寄ってくる。
胸元に飛びこんでくる。
「大丈夫ですか?」涙まじりに少女が問う。
「大丈夫だ」青年は言い切った
2015.05.15 Fri 19:37
140文字の物語
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『鎖』と『木陰』、登場人物が『伝える』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
暑い日だった。
涼を求めて木陰に身を寄せると先客がいた。
「あまり近づかない方がいい」先客である青年は伝える。
少女がなお不思議そうな顔をしていると、青年は手首を見せた。
ジャリと鎖が鳴る。
手枷が嵌められているのだ。
誰がこんな酷いことをしたのだろうか。
「自業自得さ」
2015.05.15 Fri 19:37
140文字の物語
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題材[永遠の,千年,愛しい,こないで]恋愛ものっぽくやってみよう!
この千年は永遠とも思える時間だった。
今日でそれが終わる。
愛しい娘の元に行ける。
千年の時は無常だった。
それは天界においても同じこと。
急ぎ足で娘の元に向かった。
今度こそ手放さないと心の中で誓う。
娘はこちらを見ると怯えたように「こないで」と言う。
それが千年の結末だ。
2015.05.15 Fri 19:36
140文字の物語
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文中に『噂』を入れて【知りたくない】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
噂は尾ひれがつくものだ。
本当のことを教えてはくれない。
解っていてもついつい噂話に耳を傾けてしまう。
本当は知りたくないのに。
憧れの先輩にまた新しい彼女ができたらしい。
何日持つか賭け話になっている。
先輩が素敵だから、女子が放って置かないのも知っている。
私は耳を塞いだ
2015.05.15 Fri 19:35
140文字の物語
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『虹』と『雨』、登場人物が『見る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
トタン屋根を弾く音が止んだ。
雨が上がった。
私はカメラを持って家の外に出る。
ちょうど良く太陽が出て、条件は揃っていた。
大きな虹が架かっていた。
ファインダー越しにそれを見る。
虹の橋が消える前にシャッターを何回も切る。
後でサイトに投稿しようと思った。
裸眼で改めて見る。
2015.05.15 Fri 19:35
140文字の物語
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