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「 140文字の物語 」
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みんなと同じ。
平等に差し出された愛情に寂しく思った。
どうして自分を一番にしてくれないのだろう。
特別扱いして欲しいと思った。
けれども大人になり、自分が同じ立場に立ったとき分かった。
優劣をつけるのは簡単だけれども公平に愛するのはとても難しい、ということを。
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君は知らないだろう。
僕の弱点はイコール君だということを。
君の笑顔であれば僕も嬉しいし、君が涙する時は僕も辛い。
無邪気なおねだりは全部、叶えてあげたいと思ってしまう。
君のことが好きすぎて、君のことばかり考えてしまう。
僕の気持ちを知らずに、今日も元気に挨拶してくる。
彼女は良くも悪くもマイペースだった。
彼女の周辺だけ、のんびりとした空気が漂っていた。
いつでもワンテンポずれているので、周りと馴染むことがなかった。
そんなんで外の社会で生きていけるのか。
お節介ながら、思ったものだ。
社会というのは柔軟で、そんな彼女も受け入れられた。
辛かったり、悲しかったりしたこともあった。
苦しかったり、涙を流したりしたこともあった。
けれども思い出の中はキラキラと輝く記憶しか残っていない。
幸せだったこと。
笑いあえたこと。
そんなもので埋まっている。
どんな季節にも君がいた。
それだけで楽しい思い出になっている。
君に出会って心が走り出した。
この感情はどこに向かえばいいのかな。
真っ直ぐ僕を見つめ返す君に恋に落ちた。
一緒にいる時間が増えるごとに、好きだという気持ちが深まっていく。
君が好きだと素直に告げられればいいのに、君を前にすると言葉に詰まってしまう。
感情が空回りしている
いつもはぶっきらぼうで言葉を少ない彼。
だから、時に不安になったりする。
いつまでも一緒にいたいけれども、いつかお別れがきそうで怖かった。
そんな彼から話があると言われた。
無言で差し出されたのは小箱から出てきたのはプラチナのリング。
(そんな不意打ち、ずるくないですか)
せっかくの休日に雨が降った。
週末には天候が崩れるような気がする。
一日中、家の中でゴロゴロしていた。
晴れていれば出かけたのに、天気に振り回させている。
これから梅雨に入り、こんな日が増えるのだろうか。
今から、憂鬱な気分になる。
太陽の光が恋しかった。
君の笑顔が向けられている。
誰でもなく自分自身に。
それを理解した瞬間、心臓が跳ねた。
君は僕がどれぐらい好きなのを知らないだろう。
君に会えない日は、夢の中でも会いたいと思っている。
それほど想っていることに気がついていないだろう。
だから、今日も好きって気持ちを届けるよ
フライパンにハート型の型抜きを置く。
充分、熱した後、タマゴを割る。
蓋をして蒸し焼きにすればハート型の目玉焼きの完成だ。
それをトーストした食パンの上に載せる。
眠そうな顔をして、起き上がってきた彼の顔に笑顔をが浮かぶ。
「おはよう。今日は何の記念日?」嬉しそうに言う。
君の笑顔は大切なんだ。
君の「大丈夫だよ」という言葉は特別なんだ。
君が傍にいてくれたら、何だってできる。
不安も悲しみも消えてしまうような気がするんだ。
君は僕の精神安定剤。
君がいるだけで僕は強くなれる。
だから、ずっと一緒にいて欲しいんだ。
今日も僕に笑いかけて欲しい。
好きなものを仕事にできたのだから、仕方がない。
そう分かっているはずなのに、我が儘を言いたくなる。
放っておかれている時間の分だけ、寂しくなる。
「そんなに仕事が大切なら、仕事と結婚すれば」
仕事に没頭している彼に、冷たい言葉をかけそうになる。
もっと一緒にいたいと思う。
どれだけチョコレートを貰っても。
どれだけ手紙を貰っても。
どれだけ告白されても。
そこには君がいない。
どれだけ視線が君を追いかけても。
どれだけ好意を示しても。
どれだけ言葉を重ねても。
君だけが振り向いてくれない。
どうすれば君は僕を見てくれるのだろう。
そればかりを考える
「もういいかい?」こんな言葉から始まるかくれんぼ。
部屋の片隅に隠れて「もういいよ」と返す。
負けたくないから膝を抱えて大人しくしている。
一番最後まで見つからないでいたい。
でも、夕陽が沈む頃まで見つけてもらえなかったら家に帰れない。
だから早く見つけて欲しいとも思う。
夜遅くまで青年の部屋の明かりが灯っていた。
本を読み始めると、止まらないタイプだ。
寝食を忘れて没頭してしまうらしい。
朝食の時間になっても現れない青年に少女は呆れる。
青年の部屋をノックすると寝ぼけ眼の青年がよろよろとドアを開けた。
どうやら徹夜で本を読んでいたらしい。
私のほうから告白して、晴れて恋人同士になった。
片思いの頃からの気持ちは変わらない。
でも好き、時々不安。
たまたまフリーだったから、告白にOKをもらえたんじゃないか。
そんなことを考えてしまう。
私ばかりが熱くなりすぎて、空回りをしているような気がする。
好きって言ってよ
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