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「 140文字の物語 」
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2025.10.03 Fri 19:21
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文中に『小声』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
神剣・神楽を手に目的地に向かう。
ガタンゴトンと電車に揺られていると、日常の尊さに気づかされる。
「大丈夫ですか?」少女が小声で訊ねる。
「心配?」青年は布に包まれた神剣・神楽に撫でる。
「連日の戦いですから。疲れてはいないかと」少女は不安げに言った。
「大丈夫だよ」青年は言う。
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2019.10.31 Thu 07:27
140文字の物語
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『「満面の笑みを浮かべながら、手のひらを触れ合わせる」キーワードは「最後」』
「手、貸して」と幼なじみは言った。
いぶかしがりなら手を差し出す。
幼なじみは満面の笑みを浮かべながら、手のひらを触れ合わせる。
「いつの間にか、追い越されちゃったね」幼なじみは寂し気に言う。
他愛なの時間だったけれども、これで最後だと思ったら切なくなった。
幼なじみは引っ越す。
2019.10.31 Thu 07:26
140文字の物語
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『祝われる私より、祝ってくれる貴方が嬉しそうだから』
「私が年寄りになっていくのは嬉しい?」思わず訊いてしまった。
祝われる私より、祝ってくれる貴方が嬉しそうだから。
「だって、世界中で一番好きな人の誕生日だよ。嬉しいに決まっている」
貴方はにこやかな笑顔で言った。
それが本当に嬉しそうだから、嫌みな言葉も引っこんでしまった。
2019.10.31 Thu 07:25
140文字の物語
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文中に『繋がる』を入れて【心配】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
パソコンの電源を入れる。
家にあるものとは違い素早く起動する。
ブラウザを開けば、世界と繋がる。
果たしてこんな高性能なパソコンを使いこなせるだろうか。
期待されているのは嬉しいが、正直重荷でもある。
タイピングの音で埋もれてしまいそうだった。
資料を見ながら文書を作成していく。
2019.10.31 Thu 07:25
140文字の物語
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『眩暈』と『言い訳』、登場人物が『嘲る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
睡眠不足がたたって眩暈がした。
不思議な浮遊感があって、床が近くなる。
痛みに備えて、目をつむった。
強い力で起き上がらされた。
目を開くと心配そうな同僚の顔があった。
「ありがとう。貧血、起こしちゃったみたい」と言い訳をする。
仕事の分量も同じの同僚に助けられるとは心の中で嘲る。
2019.10.31 Thu 07:24
140文字の物語
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『「満面の笑みを浮かべながら、指先に爪を立てる」キーワードは「暑い」』です。
「この部屋、暑くない?」ノックもせずに幼なじみが乱入してきた。
宿題を片付けていた僕は無視をした。
「エアコンは?」幼なじみはズカズカと部屋を歩き回る。
明日提出の課題を出されたのは幼なじみも一緒なはずだ。
「ちょっと無視しないでよ」満面の笑みを浮かべながら、指先に爪を立てる。
2019.10.31 Thu 07:23
140文字の物語
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『似合わないくせにね』
真っ赤な口紅が目が留まった。
こんな赤い色は自分には合わないだろう。
青白い肌に口紅は死者の化粧のようだろう。
それでも欲しいと思ってしまった。
こんなに真っ赤な口紅をしたら、周囲は驚くだろう。
今年の流行色だとPOPが書いてあった。
気がつけば会計をしていた。
似合わないくせにね。
2019.10.31 Thu 07:23
140文字の物語
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文中に『汗』を入れて【面白そう】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
店内は肌寒いぐらいだった。
外気温よりは暖かかったけれども、こんなに寒くてよいのだろうか。
そんな疑問を持ったのは、次の瞬間には解けていた。
熱々の運ばれてきた鍋は汁がたっぷりと注がれていた。
色んな種類の具材に迷う。
食べているうちに汗がにじんできた。
次から次へと注文する。
2019.10.31 Thu 07:22
140文字の物語
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『映像』と『根源』、登場人物が『刺す』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
犯罪ばかりを映す匿名のSNSに辿りついた。
あの日、何があったのか。
映像は私を独りにした根源を映していた。
犯人は楽し気に両親を刺す。
復讐してやる。
穏やかな日常を奪った犯人を許せない。
それも助けてくれという両親を愉快そうに切り刻んでいる。
両親はどれだけ怖く、苦痛に満ちたのだろう
2019.10.31 Thu 07:21
140文字の物語
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『「遠慮がちに、指に指を絡める」キーワードは「バカップル」』
学校一のバカップルと呼ばれるのは納得がいかない。
私たちは普通のカップルだ。
むしろ晩稲のカップルだろう。
人前でイチャイチャするのには抵抗がある。
未だに遠慮がちに、指と指を絡めるのが精いっぱいだ。
それ以上の段階に進めずにいる。
それなのに周囲はバカップルだという。
信じられない
2019.10.31 Thu 07:20
140文字の物語
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『愛する貴方へ宣戦布告』
愛する貴方へ宣戦布告です。
この戦いは絶対に勝たせてもらいます。
さあ、始めましょう。
どちらがどれだけ好きなのか、あげていきましょう。
私よりも貴方の方が愛している、という証拠を見せてもらいます。
恥ずかしいことじゃありません。
こうしなければ貴方は愛をささやいてくれないでしょう
2019.10.31 Thu 07:19
140文字の物語
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文中に『叶う』を入れて【嬉しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
長年の夢が叶う。
ずっと好きだったお隣さんから、告白してからずいぶんの年月が経った。
真っ白なドレスは似合うかな。
一緒にいるだけでも幸せな気分だった。
それが365日、死が二人を別つまで共にいられるのだ。
その誓いを立てるために赤い絨毯を歩く。
綺麗にしてもらったのに泣きそうだ。
2019.10.31 Thu 07:19
140文字の物語
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『狼狽』と『体』、登場人物が『照れる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
まるで天気でも語るように「好きだよ」と言われた。
君のことが好きだった僕は、狼狽した。
体が震えて、答えなんかいらない状況だっただろう。
「お付き合いしてもらえますか?」君は真剣な表情で言った。
嬉しくて照れるけれども、きちんと返事をしなければ。
「僕も君が好きだよ」と伝えた。
2019.10.31 Thu 07:18
140文字の物語
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『「嫌々ながらも、両手のひらを指先でなぞる」キーワードは「嫉妬」』
偶然、彼を街で見つけた。
声をかけなかったのは女連れだったからだ。
私と一緒の時とは表情が違う。
空しくなって私は自分の家に急いだ。
彼にとって私は何なんだろう。
数日後、彼とのデート。
「今日はしないんだね」と言われた。
嫌々ながらも、彼の両手のひらを指先をなぞる。
複雑な心境だった。
2019.10.31 Thu 07:17
140文字の物語
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『拗ねてる君も可愛いよ』
「携帯電話は携帯しなければ意味がないんですよ」と君が言った。
「連絡が遅れてゴメン」僕は謝る。
悪いのは自分の方だと分かっている。
心配をかけただろう。
不在通知が何件も入っていた。
「許しません」目を合わせようとしない。
「拗ねてる君も可愛いよ」つい思っていることを言ってしまった
2019.10.31 Thu 07:17
140文字の物語
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