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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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前世ではカブトムシだった。
 善行を積んだ俺は現世で人間になれた。
 これで恋い焦がれたあの少女に告白ができる。
 俺を逃がしてくれた少女も今や艶めく大人の女性になっている。
 俺たちは無敵な関係になれると信じて、告白をする。
 彼女は覚えていなくても、俺は彼女の優しさを知っている
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かさぶたになっている傷をまた引っ掻いてしまった。
 案の定、血が出る。
 慌てて絆創膏を探して貼る。
 無意識に引っ掻いてしまうのだから、始末に負えない。
 ネットサーフィンを再開する。
 いくつかのサイトを巡って、黄色の財布を探す。
 一長一短でなかなか良い物が見つからず決まらない。
在りし日にドッペルゲンガーと出会った。
 短い人生も終わりだと思った。
 心を入れ替えて、残りの人生を楽しもうと思った。
 ドッペルゲンガーと出会った場所に、再度出向くと、少女が立っていた。
「貴方に会いに来たの」と少女は言った。
 これは運命の出会いだろうか、と日記に綴られた。
朝の練習室には先輩がいた。
 練習熱心な先輩は予鈴が鳴るまで、ここにいることを知っていた。
 ドアノブを回す。
 鍵はかかっていなかった。
 後ろ手で鍵をかければ密室の出来上がりだ。
「どうしたの?」ピアノを弾く手が止まる。
 俺は先輩の唇を奪う。
「犬にかまれたとでも思ってください」
異常気象も治まり、絶好の行楽日和になった今日。
 幼なじみとテーマパークにやってきた。
 学校に行く時間よりも大幅に早起きしただけあって、開園前の列に並ぶことが出来た。
 出迎えてくれるキャラクターたちと記念写真を撮るのが楽しみだった。
 今日一日、遊び倒すぞと心の中で誓う。
私はいわゆる普通の子だ。
 アンケートで大多数に入ってしまうような、どこにでもいるような子だ。
 長い物には巻かれろ精神だし、日和見主義だと言われればそうだと頷く。
 そんな私でも誰かの特別になってみたいのだ。
 小さな憧れを解って欲しい。
 新しい自分になれそうな気がするのだ。
彼は所有欲が薄いから、贈り物を選ぶのは毎回、苦戦する。
 欲しいと思うこと自体、珍しいし、欲しい物は自分で買ってしまう。
 もうすぐ彼の誕生日が来る。
 今年は何を贈れば喜んでくれるだろうか。
 迷いに迷って、世界に一つだけのバースデーケーキを愛をこめて焼くことにした。
幼なじみの渾名は「いてつくメガネ」。
 感情表現が少ないからついた渾名だった。
 私は知っている。
 幼なじみが冷たい人間じゃないことを。
 今もPSPで動物の動画を見て、ニコニコしている。
 打ち解けた人間にしか笑顔を見せない。
 幼なじみの笑顔を独り占めにできるのは嬉しいけれど。
最近、体重が気になる。
 ダイエットを始めようと思った。
 まずは難易度が低い腹筋と背筋と軽いストレッチから始めた。
 翌日、見事に筋肉痛になった。
 ネックレスを首にかけるだけでも、筋肉が悲鳴を上げる。
 普段、運動不足だということが分かる。
 今日も同じメニューをこなそうと思った。
スーパーボールが弾け飛ぶ。
 クラッカーが鳴り、パレードの始まりだ。
 ふわりと帽子が飛んできた。
 僕はそれをキャッチする。
 道路を挟んだ向かい側に困り顔の少女がいた。
 帽子の持ち主だろう。
 パレードが通り過ぎるのを待って、帽子を届ける。
 どこかで会っている。
 そんな気がする。
夕方のプラネタリウムは恋人同士で満席だった。
 私たちもその一組だ。
 席が離れるのが嫌で、続いて座る。
 休み明けにある試験のことは忘れて、プラネタリウムに夢中になる。
 都会を離れた星空は神秘的だった。
 解説を頼りに、星座を作る。
 今度、夜空を見上げた時に星を繋げられるように。
電車にがたんごとんと揺られる。
 先ほどから腕が触れ合ったり、離れたりを繰り返していた。
 彼女は上目づかいで、指が折れんばかりに握ってきた。
 微かな震えが伝わってくる。
 俺は大丈夫の意味を込めて、優しく握り返してやる。
 新しい場所に行くのに、緊張しているのだろう。
ホテルに泊まったのは初めての経験だった。
 修学旅行の部屋割りは結構自由に決めることが出来て、部活仲間と同じ部屋を希望した。
 部活仲間は鍵を施錠する。
「これで密室だね」と笑う。
「名探偵がいないとミステリーにもならないよ」
「君の死を無駄にしないよ」と悪乗りする。
雨が降ったことは仕方がない。
 それでデートコースが変更になってしまったのも、仕方がないことだった。
 水族館の後にプラネタリウムを見ることになった。
 ネオンのせいで見られない星が見えることだけでも感動だった。
 宇宙の中でふわふわと浮いているような感じがして気持ち良かった。
紫色のシックなワンピースを見つめる。
 自分に似合うだろうか。
 ちょっと背伸びをし過ぎだろうか。
 私の視線に気がついたのか店員が寄ってきた。
「よろしければ試着なさいますか?
 きっとお似合いですよ」
 店員の言葉に流されるように試着してみた。
 思ったよりも似合っていた。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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