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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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季節は豊穣を祝う秋になった。
 今年も祭りでは、いけにえを捧げる。
 例年だったら、いけにえ探しに骨を折るところだが、今年はそんな心配がなかった。
「私をいけにえに!」
「僕こそ相応しいです!」
「俺が適任だろう!」といけにえ希望者が多すぎる。
 これも増える主従関係のおかげだ。
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頭痛が気になって眠れない。
 時計を見ると2時を示していた。
 明日も仕事だ。
 起き上がって、グラスに水を注ぐ。
 薬箱から鎮痛剤を取り出して、水で飲む。
 しばらくすれば、痛みは引いていくだろう。
 菜の花が描かれたカーテンを眺めながら、ためいきを一つついた。
 夜の静寂が身に沁みた。
あるところに美しい螺旋を抉ると評判の職人がいました。
 どんな小さな穴であっても綺麗に螺旋状に抉ることが出来ました。
 螺旋状の穴から覗く景色は乱反射してとても美しいと評判でした。
 毎日、輝石に螺旋状の穴を開けてくれと依頼ばかりが舞い込みました。
 職人はもう嫌だと言いました
夕方の川縁で泣く友達を見つけた。気になって声をかけた。
 友達はメール画面を見せた。
 そこには一つの恋が終わる言葉が紡がれていた。
 何て言葉をかけたらいいのか分からず、友達の手を握った。
 泣く友達に静かに寄り添った。
 永遠に続くかと思った涙は枯れ果てたのか、友達は泣き止んだ
俺はそっと、両手をぎゅっと握る。
 彼女は驚いたようで手を払う仕草を見せたが力づくでそのまま抱き寄せた。
 キーキーッと油切れした自転車のブレーキ音が響く。
 彼女のすぐそばを自転車は駆け抜けていった。
 危機一髪だった。
 俺は彼女を解放した。
「ありがとう」彼女は俯いたまま言った
学校からの帰り道、影が長く伸びている。
 さっきから心拍数が上がっていく。
 夕方人気のない道を見知らぬ人につけられているのだ。
 いわゆる変質者だろうか。
 それなら腕に覚えがあるから、やり過ごすことが出来る。
 それ以外の可能性。
 つけてくる人物が魔術師だった場合、状況は一変する
部屋は静寂に包まれていた。足音を忍ばせながら、ダブルベットに近づく。
 ベットで一人寝する女性は健やかな寝息をたてていた。
 ほっと一息つく。
 ガチガチだった肩も撫でおろされた。
 妻が心配で一便早い飛行機に乗って帰ってきてしまった。
 安心したら急に眠気が襲ってきた。
 欠伸が出た
真っ白な封筒に真っ白な便箋にブルーブラックのインクで書かれた手紙が届いた。
 ここ十数年変わらないスタイルの手紙だった。
 瞳が文字を追いかける。
 次第に文字が霞んできた。
 手紙の文章は、もう自分は長くないこと、遺産を受け取って欲しいこと、出会えて嬉しかったことを綴っていた
少年は最年少の世界調律師だった。
 乱れた音を整えて、世界をあるべき姿にする。
 少年には一切の妥協がなかった。学園の中でも浮いて見えた。
 少年の冷酷さが物語の主人公のようだったからだ。
 安易に近づけば自分が傷つけられる。
 少年は悪行はどんな小さな悪行であっても裁いたからだ。
机の上には、ランプに照らし出された鉱物と薬草と青い液体の入ったフラスコが並んでいた。
 今日の課題の難易度は低い方だ。
 それなのにさっきから失敗続きだ。
 そもそも宿題になったのだって授業中に完成できなかったからだ。
 才能ないのかなぁと、背伸びをしてからためいきを一つつく。
背筋が凍る程の晧い月が天頂で輝いていた。
 吹き荒ぶ風の中、男は橋のたもとにやってきた。
 約束の刻限まであとわずか。
 娘はやってきてくれるだろうか。
 明るい月が男の思考を惑わせる。
 このまま木になってしまうのだろうか、と栓の無きことを考える。
 全ては気のせいで娘が走ってきた。
「わースゴい!」ホテルの窓から夜景を楽しむ。
 街の明かりが宝石みたいでキラキラと輝いていた。
 彼はグラス片手に隣にやってくると、頭を撫でる。
「子供扱いしないでよ」と彼のグラスをひったくり、飲み干す。
 アルコールが喉を通っていく。
「気に入ったか?」彼は確認する。
 私は頷く
「これから話すことは、誰にも話さないでくれる?」少女は独白に近い形で言った。
 ぎこちなく俺の両手のひらに触れる。
 ヒンヤリとした指先にドキリっとした。
 少女は過去を紡いでいく。
 両親に捨てられたことから始まって、今までの生きてきた足跡を語る。
 俺は黙って耳を澄ます。
今日は部活仲間とレストランに来た。
 レストランといっても家族連れが来るようなカジュアルな雰囲気なレストランだ。
「俺、超能力に目覚めたかもしれない」と動揺を隠せない様子で言った。
 彼はフォークの柄を曲げて見せた。
 拍手喝采が起きる。
「嫌わないでくれるのか?」彼は言った。
「ねえ、一つ質問しても良い?」少女は恋人に訊ねた。
「本当に一つだけですか?もう一つ質問したくなったりしませんか?」
「大丈夫。質問は一つだけだよ」少女は言った。
「私のこと好き?」他のことは知りたくない。
「一番大好きですよ」恋人は言った。
 それだけで充分幸福になった。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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