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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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黄金色の髪を梳いていく。
 さらさらな髪は素直に櫛を通る。
 一部を取り分け結い上げる。
 鏡を渡すと少女は、はにかむ。
 吊るしてあったドレスを持ってきて、少女に着付ける。
「まるでシンデレラみたい」と少女は呟く。
「ガラスの靴はないけどね。王子様に出会えるといいね」と言った。
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森に張られた蜘蛛の巣のように、ネット社会は広がった。
 それと同時に増える子ども時代の黒歴史も多くなった。
 消そうにもアーカイブが残る。
 ほんの数年前までなら、一部の人間しか知らずにすんだようなことがネット上でさらされて光の速度で広がってしまう。
 黒歴史が刻みつけれる。
螺旋階段を登って、屋上に辿り着く。
 用意してあった爆竹に火をつける。
 激しい音を立てて、爆竹ははじけていく。
 それが合図になったかのように、ビルの外でも爆竹が鳴らされる。
 派手な音に近隣住民が集まってきた。
 責任問題まで発展しそうだった。
 そうなったら責任は取るつもりだ。
床の上には家中の花瓶が集まっていた。
 花束を貰って帰ってきたのはいいものの、ぴたりと似合う花瓶があるか、どうかまでは考えていなかった。
 百合と薔薇の華やかな花束には、どの花瓶が似合うか探していた。
 透明でスクエアな花瓶をチョイスした。
 シンプルなのが一番だろう。
少女は勇気を出して、少年に走り寄った。
 無理矢理、指をぎゅっと握る。
 握られた少年は驚き、それから握り返した。
 少女の顔にパッと花が開く。
 どちらの体温か分からないぐらい手を繋いでいた。
 二人の間には言葉はいらなかった。
 少女は少年に寄り添う。
 少年は穏やかに微笑んだ。
ケアレスミスで、また満点を逃した。
 満点取れるまで続く小テストだから、笑いごとではない。
 次々に級友はクリアしていく。
 とうとう最後の一人になってしまった。
 夕方暮れなずむ教室で小テストの答案とにらめっこする。
 鉛筆を置くと先生が採点し始めた。
「満点だ。よく頑張ったな」
白い封筒を持ってポストの前に立っていたら「失礼。ちょっと拝借してもよろしいでしょうか?」と壮年の男性が声をかけてきた。
 見た目は紳士風だが、強引に封筒を取り上げようとする。
 抵抗したが、封筒は男の物になってしまった。
「おや?切手が貼られていない。どういうことですか」
ある日、異界への入り口が開き、モンスターが徘徊する土地になってしまった。
 人間が安心して暮らせる場所はわずかになってしまった。
 銅像を融かして武器を造った。
 それを手に勇猛果敢な若者たちは異界の入口へと向かった。
 それを眺めるのは入り口を開いた主。
 観賞用の遊びに笑む。
指先のかさぶたを思いっきり剥がしてみた。
 赤ちゃんの肌が露出した。
 血は出なかった。
 赤いマニキュアを爪に塗っていく。
 十指をすべて塗り終わると、満足して瓶を元に戻した。
 今夜もバーに繰り出して一晩の恋を求める。
 恋はゲームのようなものだ。
 古くなったらかさぶたのように剥がす
昔むかし、あるところに書物が好きな男がおりました。
 そんな男を恋しい想いを抱いた娘がおりました。
 書物になって男に愛されたいと何度も願いました。
 逃げ切れない恋情に娘はどんどんやつれていきました。
 病床で想うのは男のことばかり。
 諦めることなどできようはずがありません。
蜜柑色のランプが灯る居酒屋に、同僚を誘った。
 夜の居酒屋は稼ぎ時なのだろう。
 店員がキビキビと働いていた。
 同僚と乾杯をする。
 それから1時間後、酔いがちょうどよくまわってきたところで、俺は同僚に告白した。
 結果はバツ。そういう相手として見られないと思い切り振られた。
「おはよう」バスの停留所で彼女と朝の挨拶を交わす。
 朝は30分に1本のペースでやってくるバスなので、まったりとした雰囲気になりがちだった。
 数学の予習をやってきたかとか、英語の小テストの点数とか、話題は尽きない。
 彼女はそっと、俺の指を握る。
 温かいぬくもりに思わず笑む
魔術を志す者が集う学園都市では、文化祭が開かれていた。
 魔術を使えない一般人でも立ち入りOKなのは、この文化祭の間だけだ。
 そのせいか、都市はどこに行っても混雑していた。
 学園都市のマスコットの鯨の飛行船がゆったりと空を飛んでいた。
 メイン会場で魔術対決がそろそろ始まる
急に会社の飲み会が入った。ゴメン。今日は会えない。と、顔文字一つないメールが届いたのは、夜の6時だった。
 これで二度目だ。
 どんなに約束をしていても、会社が優先される。
 ご飯時で、どこもかしこも混雑していた。
 お一人様できるような雰囲気ではなかった。
 大人しく家に帰った。
先ほどまで感じていた温もりを王の使者に託した。
 早くこの気持ちをDeleteしなければ、次の子どもを育てられない。
 託した子どもの分、抜け殻になったように感じた。
 初めての経験ではないけれど別れの瞬間というものになかなか慣れないでいる。
 適性ありなのだから不思議なものだ
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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