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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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暑い夏休み、親に言いつけられた。
仏花を持って墓地にやってきた。
斎藤家の墓の前に立つ。
この中にご先祖様が眠っていて、いつかは俺も入るのかと思うと、ほんのりと感慨を受ける。
まずは雑草を引き抜くことから始める。
軍手をして草むしりをしていく。
綺麗になった墓に手を合わせる
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横殴りの雨に傘は無力だった。
横を通っていった車が水たまりを派手に過ぎていった。
もちろん、水を激しく浴びた。
全身ずぶ濡れになりながら、傘を差す意味があるのだろうかと考える。
こんなに大雨が降るならばレインコートにすれば良かったと心の中で愚痴る。
不満が蓄積していく。
インスタントカメラで撮影された写真が本棚の隙間から、ひらりと舞い降りてきた。
戦火の傷跡が生々しく写っていた。
中央で笑う兵士の面影を知っている。
誰だろうと一瞬考えて、変わらぬ笑顔に私の表情は崩れた。
涙が止まらない。
声を上げて、慟哭した。
今は亡き父の若かりし頃の姿だ
一つ。また一つ。言葉が湖に沈んでいきます。
言われなかった言葉たちが湖の底で煌めいています。
終わらせないといけないループは、続いています。
言葉たちはキラキラと輝いています。
湖を飛び出すことを祈りながら沈んでいきます。
「すぐ行くよ」また誰かの言葉が沈んできました。
体温を上回る気温に、ぐったりしていた。
扇風機はさっきから生温かい風を送り続けている。
今年の夏は暑すぎると、心の中で文句をつける。
少しでも涼を求めて縁側に移動する。
幼なじみが庭伝いにやってきた。
ビニール袋にはアイスが入っていた。
嬉しそうに、手のひらを触れ合わせる。
坂道を登った先に小さな和菓子屋さんがある。
本当に小さいから素通りをしてしまう人が大半だ。
私も最初は見逃していた。
そこの黒糖まんじゅうがとても美味しい。
小さな店舗だから、生産数も少ない。
売り切れてしまうこともある。
今日は売り切れの日だった。
せっかく坂道を登ったのに
その白い肌は太陽を一度も浴びたことがないからの白さだった。
そんな少女を連れての外出は責任重大だった。
少女の心からの願いが外出だったのだから仕方がない。
上層部は揉めに揉めたらしい。
当然だろう。
少女は喜んで、部屋の外を出た。
樹脂の透明の廊下の窓にぺたりと張り付く。
未対応の銃弾を使う。
自己責任だ。
解っていながらこの銃弾を使うと決めた。
これで勝利に一歩近づいただろうか。
一分といったところだろう。
戦況は刻々と変わっていっている。
緊張で手が震えてきた。
銃を額に祈るように押し当てる。
どうかこの一発で戦況が引っくり返りますように。
とんぼ玉の髪飾りが愛らしいホログラフィを持つAIの指示に従って、艦を修理していた。
「ここだよ」と幼い声が言う。
凹んだ甲板を包み込むようにチューブを塗る。
艦もだいぶくたびれてきた。
新しいのを買い求めるべきだろうか。
でもこのままでは終われない。
艦に愛着を持っている。
「寒いね」彼女は言った。
「手袋すれば」と俺は言った。
彼女はさりげなく、つないでいた手を振りほどき、両手のひらに爪を立てた。
痛みよりも、冷たさを感じた。
彼女の指先は凍るように冷たい。
「無理せず手袋しろよ」
「温もりを感じられなくなっちゃうでしょ!」と彼女は怒った。
ひとつだけ知りたいことがある。
答えが返ってくるのが怖くて訊けないことがある。
知りたい気持ちは日ごと増していく。
一日中、考えてしまうようになってしまった。
だから、今日勇気を出して訊いてみようと思う。
「彼女にしてくれたのは、どうして?」大好きな彼に訊いてみようと思う
寒さが彼方からやってきた。
服装が冬物に日ごと変わっていく。
今日はニットの帽子。
明日は皮の手袋。
明後日はマフラー。と何かの順番のように厚着になっていく。
未だコートを羽織らない彼女を見つめる。
「寒くはないのか?」
「一緒にいるだけで暖かくなっちゃう」と答えが返ってきた
朝の映画館は、映画の日でそれなりに混んでいた。
運命に翻弄される恋人たちの時代ものだった。
次々に襲いくる苦難を恋人たちは乗り越えていく。
二人の絆はどんどん深くなっていく。
最後は二人の結婚式で幕が下りた。
私たちも映画の二人のようになれるだろうか、しばし考えに耽った。
目を開けると恋人は怒り顔で、指先を指先でつついていた。
いつの間にか眠っていたらしい。
恋人がベッドの上に上がってくる。
「携帯電話、ダイニングにあったよ」と携帯電話を差し出してくる。
着信履歴が恋人の名前で埋まっていた。
「ごめん。すぐ起きるつもりだったんだけど」と謝る
幼なじみの少女は良く言えば純粋。
一般的に言えば天然だった。
世の中には危険が五万とあるのに、無防備だった。
傷つくと分からず近寄っていって大けがをして帰ってくる。
守ってやらなければと頭の片隅で決意が芽生えたのも、当然の帰結。
気がつけば彼氏と呼ばれる存在になっていた。
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プロフィール
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iotu(そら)
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自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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