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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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今は失われて久しい水を求め、少女は砂漠を歩いておりました。
供もつけずに一人で少女が水源に辿り着けたなら、故郷の井戸にも水が溢れ出すという呪いがありました。
水源まで徒歩で歩いていくのとても大変なことでした。
それでも少女は砂漠を歩き切りました。
見えない運命のように。
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Webの中はノイズが酷かった。
どこか近くで祭りが行われているのだろう。
耳が痛くなるようなノイズを乗り越えて、庭園に入る。
ここはいつでも静かだ。
誰かが造って、忘れ去ってしまった場所だ。
飾られた絵画にどんなテーマで描かれたのか夢想する。
それこそ白昼夢のように。
早朝のグラウンドに立つ。
昨日まであった熱気は冷却されている。
スタートラインまで歩いていく。
グラウンドには一周するように曲線が引いてある。
線の上に手をついてみる。
早朝の静けさだけがあって、熱狂を探すことは出来なかった。
スターターピストルの音が耳にこだました。
「手出して~」彼女が言った。
「え、何で?」お洒落なカフェの一角での出来事だった。
「良いから出して~」彼女の言葉は逆らい難かった。
彼女は俺の手を無理矢理取ると、両手のひらを触れ合わせる。
「恋が長続きするおまじない、だって」ふふっと彼女が笑った。
その笑顔が反則だった
都市の中には俺のように、超能力を持っている奴がいる。
ライバルと呼べる奴もいる。
今日もすれ違った。
小石が宙を浮き、俺に飛んできた。
それをすべて叩き落す。一つ一つを認識して、落とすのだからちょっとした手間だ。
俺は鉄を塊にしてライバルに向けて投げる。
鉄は道路に落ちた。
持って行く物はカバンにしまった。
チケットはカバンの脇ポケットに入れた。
忘れ物はないはずだ。それなのに心配になって起きだす。
時計は4時。
早朝だ。
起きるのには早すぎる。
カバンを開けて、もう一度チェックする。
やっぱり全部入っている。
布団にもぐりこんで目を閉じる。
手元を見る。
誕生日プレゼントに貰った指輪がチェーンに通っている。
大切な人から貰った宝物だから、肌身離さず持っている。
無くさないように首から下げている。
その指輪が雑誌に載っていた。
金額を見て驚いた。
想像したよりも一桁多かった。
指輪を握り締めた。
彼のことを思い出す。
人一人分、開けてソファに並んで座っていた。
恋人同士になったのだから、ぴったりとくっついて座ってもいいのだけれども、一人分開けるのがクセになってしまっている。
借りてきたDVDもエンドロールだ。
仕舞うために立ち上がろうとしたら、ぎこちなく、指先を握り締められた。
家に帰らず、学校に留まっていた。
夕方の教室は誰もいなくて、カランとしていた。窓のサッシに頬杖をつき、空を眺めていたら、鯨が空を泳いでいるのが目に飛び込んできた。
魔術科の生徒が作り出した物だろうか。
鯨はどこかユーモラスで憎めなかった。
失笑して、帰り支度を始めた。
母に頼まれたことを二つ返事で引き受けたことを後悔している。
自転車で坂道を登っていく。歩いたほうが早いんじゃないかというスピードで、のろのろと登る。
坂道の上にある和菓子屋さんが見えてきた。
店内に入ると、お茶を出された。
冷たいお茶は坂道を登ってきた人間に有難かった。
事実と正義の間には、埋めがたい溝がある。
多くの人物はそれに気づかずに平和に暮らしている。
一度でもそれを知ってしまったら、微笑みながらテレビを見ることなんて出来ないだろう。
正義のために折り曲げられた事実を知っているから、私は口を一文字に結ぶ。
ニュースが霞んで見えた
恋の終わりはどんな形であれ辛いものだ。
屋上で昼飯を食べていると告白が始まった。
ドアを開けた場所からはこちらが死角になっていて、全く見えない。
女子の声は聞き覚えがあった。
幼なじみなのだから当たり前だ。
俺は仕方なく、手のひらに爪を立てる。
飛び出して行きそうだったから
ひらりと舞う蝶のように、捧げられた愛の言葉をかわすのは気持ちがいい。
一生懸命に紡がれるそれらを避けながら、私は私らしくある。
差し出される花々はどれも美しく、魅力的だったけれども、輝きが今一つだった。
私は笑顔でそれらを通り過ぎていく。
駆け引きが気持ちいい。
オープンハートのネックレスに、ピンヒールのエナメルの靴に、プワゾンの香水。
普段、化粧すらしない私からしてみれば、変身といった感じだった。
電車が着いたようだ。
改札口を大勢の人が通っていく。
彼は一目で私に気がついた。
人波をかき分けて走ってくる。
そして私を抱しめた
発達した入道雲は無差別に雨を降らせた。
バケツをひっくり返したかのような雨に、喫茶店に避難した。
今日に限って折り畳み傘を家に置いてきてしまった。
「お決まりになったら、ベルでお呼びください」
店員はカトラリーと水の入ったグラスを置いていった。
グラスの水を一飲みする。
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プロフィール
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iotu(そら)
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自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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