iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.03.25 Wed 11:22
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「夕方の神社」で登場人物が「嫉妬する」、「虹」という単語を使ったお話を考えて下さい。
夕方の神社の境内は、人気がなかった。
幼なじみが落ち葉を箒で集める音が響く。
「早く帰らないと、雨が降るよ」
「私も虹が見たかった」と私が言うと幼なじみはフフッと笑った。
「たまたま見られただけだよ」
「だからって写メで送ってこなくても良いじゃない。余計見たくなったよ」
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2013.12.30 Mon 23:29
140文字の物語
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『「そっと、指先を触れ合わせる」キーワードは「挨拶」』
吐く息が白くなった。
季節は順調に冬に向かっていた。
乗り換えの駅で彼女と合流する。
「今日も寒いね」彼女は笑った。
「そうだな」と俺も頷いた。
彼女がそっと、指先を触れ合わせる。
自分とは違う温もりにドキリッとしながらその手を掴む。
それが日課だ。
満員電車は暑いぐらいだった
2013.12.30 Mon 23:28
140文字の物語
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小説のお題は、『音楽室』『見知らぬ人』『密室』です。
密室な音楽室でピアノを弾いていた。
コンコンと躊躇いがちなノックがされた。
私は扉を開いた。
見知らぬ人が立っていた。
「何のご用でしょうか?」私はドキドキしながら訊ねた。
男子生徒はヴァイオリンを見せる。
「練習室がいっぱいで練習が出来ない。邪魔はしないから良いだろうか」
2013.12.30 Mon 23:25
140文字の物語
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文中に『一瞬』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「あなたの気持ちが分からないよ」と彼女は涙した。
その涙を拭う資格は持っていない。
それだけは分かった。
「どうして、あなたはそうなの!」悲痛な声だった。
これまで築いてきた関係がガラガラと崩れ落ちる。
いつの間にかすれ違ってしまっていた。
泣く彼女を抱しめたいと一瞬思った
2013.12.30 Mon 23:25
140文字の物語
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『痛み』と『魂』、登場人物が『刺す』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
鋭い痛みが右わき腹を襲った。
ナイフが刺さっていた。
刺した側が震えていた。
意味の分からない悲鳴とも取れる声を上げ、加害者は逃げていった。
致命傷にならないが、放っておくには大きすぎる傷だ。
どうしたものかと逡巡する。
魂ごと天に帰れれば一番なのだが許されないらしい。
2013.12.30 Mon 23:24
140文字の物語
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「屋敷」「迷信」「最弱の物語」を使って創作するんだ!ジャンルは「指定なし」だよ!
怖い物がダメなままでは俺の人生は最弱な物語だ。
夜の12時になると首つり死体が見えると迷信がある屋敷に向かった。
住む人のない家屋はすぐにダメになる。
懐中電灯片手に屋敷の二階部分を歩く。
傷んだ廊下がぎーっと音を一歩一歩たてる。
部屋の中は埃っぽかった。
幽霊はいなかった
2013.12.30 Mon 23:23
140文字の物語
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今日のお題は『流行』『スキップ』『無作為』です。
ワードローブから無作為に、服を引っ張り出す。
どうせコートを着てしまうのだから、流行に乗らなくていい。
バイト代から貯めた貯金をブリキの缶から取り出す。
女の子の好きそうな雑貨屋まで徒歩で行く。
自然とスキップになってしまう。
どんなプレゼントをしたら喜んでもらえるだろう
2013.12.30 Mon 23:22
140文字の物語
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「朝のバー」で登場人物が「愛し合う」、「本」という単語を使ったお話を考えて下さい。
客の帰った朝のバーは気だるい雰囲気に満ちていた。
マスターはグラスを一つ一つ丁寧に磨いていた。
歌姫はカウンターに座り、本をパラパラとめくっていた。
無言の中、身じろぐ音が重なり合って、まるで愛し合う男女のようだった。
歌姫は本を閉じると、サティの有名な曲を口ずさんだ。
2013.12.30 Mon 23:21
140文字の物語
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小説のお題は、『冬』『鯨』『幻覚』です。
二人で鯨雲を見てから半年。
季節は冬になっていた。
夏は楽しかった記憶が詰まっているから、時々幻覚だったじゃないかと思ってしまう。
イルミネーションに彩られた街を独りで歩いていると、余計にそう思ってしまう。
風が肌を突き刺すように触れていく。
溜息は白く空に溶けていった。
2013.12.30 Mon 23:20
140文字の物語
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文中に『ゴム』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「助けてください!」
雛鳥が親鳥の胸に飛び込んでくるように少女が飛び込んできた。
「神剣・神楽です」少女は刀を押し付けてきた。
「どうしてこんな物がここに」
「時間がないんです」少女は言う。
俺は決意する。
ポケットからヘアゴムを取り出すと中途半端な髪を結ぶ。
神楽を抜刀した
2013.12.30 Mon 23:20
140文字の物語
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『二人』と『悲鳴』、登場人物が『はにかむ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
二人で遊園地にやってきた。
「今度は、あれに乗ろうよ」と友達が言った。
フリーフォールだ。
「うん、わかった」私は頷いた。
長い列を並んでとうとう私たちの番になった。
お互い顔を見合わせてはにかむ。
遠ざかっていく地上を見る。
浮遊感が起き、座席は落ちていく。
悲鳴が漏れた。
2013.12.30 Mon 23:19
140文字の物語
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「森」「メトロノーム」「消えた幼女」を使って創作するんだ!ジャンルは「指定なし」だよ!
狭い村社会で大事件が起きた。
近くの森に遊びに行った幼女が帰って来なかったのだ。
大人たちは明かりを手に森に入った。
けれども幼女は見つからなかった。
メトロノームがカチコチと時を刻むように、不安は正しく増していく。
消えた幼女は今どこに?
その回答を知る者はここにはいない
2013.12.30 Mon 23:18
140文字の物語
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今日のお題は『タルト』『緑』『ペナルティ』です。
門限を十分破ってしまった。
「ペナルティね」と姉が目の前に、緑色のタルトを出した。
味はピスタチオだろうか。
それではペナルティにならない。
フォークを手に取る。
「味は青汁だよ」と姉が楽しげに言った。
覚悟を決めて一口食べた。
美味しかった。
「抹茶味の青汁も良いでしょ」
2013.12.30 Mon 23:17
140文字の物語
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「早朝の病院」で登場人物が「結ばれる」、「めまい」という単語を使ったお話を考えて下さい。
時間外診察になってしまった。
早朝の病院は、それでも二、三人の人がいた。
めまいを感じて待合室の椅子に腰かける。
「お兄ちゃん、大丈夫?」付き添いで来てくれた妹が心配そうに見上げてくる。
「大丈夫だよ」と返す。
小指と小指が結ばれる。
妹の冷たい手が心地よかった。
2013.12.30 Mon 23:17
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『「上目遣いで、腕を折れんばかりに握る」キーワードは「約束」』
幼なじみは上目遣いで、腕を折れんばかりに握る。
「絶対、秘密にしてよね」幼なじみは言った。
「わかったよ」俺は言った。
「約束だからね」と幼なじみは念押しする。
「誰にも言わない」噂をまくような話し相手もいない。
テニス部の部長が新しい彼女を連れて通り過ぎた。
2013.12.30 Mon 23:16
140文字の物語
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