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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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夜に携帯電話が鳴った。
通話のボタンを押す。
聞き覚えのある声が耳朶を打う。
懐かしい声に思わず目が潤む。
本当に久しぶりに聴いた親友の声は、どこか沈んでいた。
軽い近況報告の後、親友は切りだした。
遠距離恋愛が終わったことを。
声に涙が混じっていた。
私はただ聴いていた。
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こうなることは予測できたことだ。
猫なで声で電話がかかってきた。
風邪をひいたので買い出しを頼みたいということだった。
頼れる人が他にいなかったのだろう。
まともに食事をしていないだろから、消化に良さそうな物をスーパーで見つくろう。
「すぐに行く」とメールを打つ。
深夜の歩道橋とは良いものだ。
人の気配がしない。
夜の散策に夢中になる。
ふいに階段を登ってくる音がした。
音はだんだん近づいてくる。
私は逃げ場所を探すが、そんな場所はない。
ライトに照らしだされたのは友人だった。
「久しぶり。やっぱり傷、残っちゃったんだね」友人は言った。
永遠の約束を誓うために、宝石店に訪れた。
プラチナのシンプルな指輪が目的だった。
目星をつけておいたので、すんなり会計まですんだ。
彼女の左手にはめられる日が楽しみだった。
それを伝えると、彼女は恥ずかしそうに、指先に爪を立てる。
わずかな痛みが残る。
それすら嬉しかった。
学校の廊下に貼り出されたテストの順位表を見に来た。
今回は自信がある。
いつも1位の白金色の頭髪の少年の点数を抜けるだろう。
ドキドキしながら順位表を見る。
1位のところに私の名前があった。
やっと勝てた。と喜んだ束の間、少年の名前も1位に書いてあった。
同率首位だった。
無性にラーメンが食べたくなって、馴染みの店に向かった。
ほどなく味噌ラーメンがカウンター席に届いた。
どんぶりにふれて手のひらを温める。
陶器越しの温もりに頬が緩む。
割りばしを手に取って食べ始める。
忘れない味がした。
蓮華を使ってスープまで飲み干す。
とても美味しかった。
星の歴史を知るほど古くからいる竜がいた。
その竜に代々仕える巫女がいた。
干ばつが酷い年があった。
竜がいるせいだと村人の誰かが言い出した。
そもそも竜は悪の可能性があると古い文献を引っ張り出してきた人物もいた。
巫女は竜に寄り添いながら、別れが来ることに怯えていた。
新月の晩に天体観測をしようと約束した。
どうやら果たせないようだ。
気を付けていたつもりだったが、風邪をひいてしまった。
うつしてしまう危険があるから、断りのメールを朦朧としながら打った。
どれだけ眠ったのだろうか。
メールが一通着ていた。
星空の写真が添付されていた。
-
どれだけありふれた光景だろうと、君がいると輝いて見えた。
子どものように、はしゃぐ君の声が心地よかった。
次はどこに行こうかと、考えるのが楽しかった。
君が喜んでくれるからそれだけで、幸せな気分に浸れた。
手を繋いで帰る夜が、ちょっとだけ寂しかった。
だから遠回りをした。
久しぶりの風邪は体力を奪っていった。
布団の中で荒い呼吸を繰り返す。
熱が上がってきたみたいだった。
ふいに障子が開いて冷たい風が室内を駆け回る。
「大丈夫?」幼なじみが布団の中の手をさりげなく、指を両手で包む。
ヒンヤリとしていて気持ちが良かった。
「大丈夫」と返した。
最近、彼がよそよそしい。
会話をしていても上の空のことが多い。
メールの回数も激減した。
仕事が忙しいのかと思っていたけれども、それだけが理由ではないようだ。
女の気配がちらつく。
今も食事の途中なのに席を立った。
私は振られるのだろうか。
そんな未来を知りたくない。
音楽室のグランドピアノの鍵盤にふれた。
確かめるようにもう一度、ふれる。
それはやがてたどたどしい曲になる。
フラッシュバックに襲われる。
過去の自分はもっと滑らかに曲を紡いでいたことを。
コンクールで優勝したこともあった。
すべて過去のことだった。
キーを押す感覚を忘れない
幼なじみのわがままに付き合うのも何度目だろうか。
貴重な日曜日が潰されるのが分かったのは早朝だった。
メールで叩き起こされた。
遊園地についたのはその2時間後だった。
ホラーハウスに入ることになった。
満面の笑みを浮かべながら、指にしがみつかれた。
怖いなら止めればいいのに
どんな事情があろうと他人の恋路を覗くのは気まずいものだ。
それも良く知った人物のものだったら余計だ。
あいつがどんな顔して他の男に微笑みかけるのなんて知りたくない。
それなのにどうして俺はここにいるんだろう。
俺といる時よりも楽しげにしているあいつを見て握り拳をつくった
音符が並んだ楽譜は宝物だ。
一つ一つに想い出がこもっている。
初めて音楽にふれた時から楽譜は私の喜怒哀楽を受け止めてくれた。
楽譜をマスターした時の喜び解釈に悩んだ日々。
それらも大切な宝物だ。
また新しい楽譜を買った。
ちょっと背伸びをしてみたけれど、弾ける日がくるだろう
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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