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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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今日は天気が良かったから、縁側で日向ぼっこをした。
緑茶に桜餅。
どちらも美味しかったから、思わず笑みが零れた。
今日学校であった事やドラマの話をする。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
楽しければ楽しいほど。
日が沈んで冷たい風が吹いてきた。
お別れの時間だ。
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純白の揃いの壁を持つ集合住宅地を 走り抜ける。
しばらく走り続けると、建てられた年代がバラバラの住宅地が増えていく。
家庭菜園をしているような家々を横目で見ながら友達の家に急ぐ。
今日に限って自転車のタイヤがパンクしていたのだ。
約束の時刻まであとわずか。
全力疾走する。
わずかな痛みで急速に意識が覚醒した。
痛みを辿っていくと、怒り顔で、両手に爪を立てる彼女に出会う。
「おはよう」彼女は不機嫌に言うと布団の中から出る。
冷たい空気に晒されて、布団に潜りなおしてしまう。
「先に寝ちゃうなんて酷い!」と彼女はまだ怒っているようだった。
ポケットの中を漁る。
鈴付きの自転車の鍵が出てこない。
逆側のポケットも漁るけれども出てきたのは家の鍵だった。
鞄の中も探してみるけれど出てこない。
このままでは家に帰れない。
駐輪場まで俯いて歩く。
どこかに落ちていないのか。
自分の自転車を見つける。
鍵は刺さったままだった
ペールギュントの『朝』を弾く少女は輝いて見えた。
迷いのない運指。
情感のこもった演奏だった。
もっと詳しく見たくなり、サングラスを外した。
世界は目が痛くなるほど眩い光にあふれていた。
刺激を受けて反射的に涙が零れる。
目を瞬かせて光に慣らさせる。
少女の演奏を見守る。
砂の祭壇の上には生贄の少女が一人。
祭壇を覆うように燃える木々が置かれている。
そのうちの一つが弾ける。
少女は柱に縛り付けられていて逃げようがなかった。
少女が死を覚悟した時、滝のような雨が降りだした。
少年が祭壇に上がった。
少女を解放する。
「もう大丈夫だ」と言った。
庭伝いに幼なじみの部屋に訪れる。
掃き出し窓の鍵は開いていた。
音をたてないように気をつけて開く。
幼なじみの部屋はひっそりとしていた。
主が不在だからだ。
畳の部屋に上がって、文机に一輪挿しを置く。
綻び始めた梅を一枝、飾る。
心が浮き立つ。
幼なじみも喜んでくれるだろうか。
空はブルーからレッドへと変化し始めた。
晴れの日なら見られる天候の変化だ。
365日、正しく太陽は沈んでいく。
白夜の国に行かない限り、毎日見られるものだった。
窓ガラスいっぱい使って最後の光を投げかける太陽を見つめていた。
ふいに目が霞む。
違う。
頬を伝う感触が知らせる。
天窓の硝子を見上げる。
そこには偽りの青空が今日も広がっていた。
この温室のような空間では必要な時しか、雨が降らない。
それを知っていてもつい見上げてしまう。
晴れ以外の天気を硝子越しに見られないのかと。
同じように閉じ込められている少女が腕を掴む。
「やめて」少女は言った
病室は空調が利きすぎて暑かった。
窓の外では季節外れのミゾレが降っているというのに。
コートを脱ぎ、テーブルの上に置いた。
「来てくれてありがとう」ベットの上に横たわったまま彼女は言った。
彼女は起き上がり、満面の笑みを浮かべながら、俺の手のひらを両手で包む。
神殿に百日通った。
願い事は決まって同じ。
今年こそは豊穣でありますようにと。それだけを無心に祈った。
百日目の夜、化身が現れて実りの約束をしてくれた。
化身が手のひらに触れた。
わずかな痛みが走る。
まるで火傷をしたかのようだった。
化身は霧散した。
手のひらには刻印が残った
半透明の翅を持った蝶々が目の前を通り過ぎた。
蝶々は万年筆の上で翅を休める。
左手で目をこすると、蝶々は四散した。
白昼夢だったらしい。
目の前の原稿がちっとも進まないため脳が現実逃避を始めたようだった。
短歌をあと五首、作らなければならない。
今の不思議体験でも書こうか。
百年の眠りが終わろうとしていた。
繭玉の向こうから「出ておいで」と声をかけられている。
ゆっくりと瞼を開くと、繭はすんなりと解れていった。
私は目覚める。
目の前には瓜二つの子らがいた。
当代の巫女殿は双子であらせられるようだ。
大きな瞳が私を見つめる。
私は笑顔を作った。
猫も恋する春である。
俺にもとうとう春がやってきた。
彼女は春そのものだった。
彼女の声はいつでも澄んでいて、明るい話題ばかりだった。
こちらの仕事に合わせてくれる。
彼女が満面の笑みを浮かべながら、両手を握り締める。
「久しぶりのデートです!楽しみましょう」彼女は言った。
彼女の大きな目が瞬いた。
溜まっていた雫が涙に変わった瞬間だった。
初めて見る彼女の泣き顔だった。
ただ静かに涙を零す。
どうしてそれを拭ってやれなかったのだろうか。
手を伸ばせば届く距離にいたのに、泣く彼女を見つめ続けていた。
励ます資格がないと勝手に決めつけていた。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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