忍者ブログ
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

あるところに、きれいな城がありました。
山の上に建っている城は妖精が住んでいると、麓の村ではそう言われていました。
長老たちが物心つく前からその城はありました。
城を目指して歩いても、決して辿り着けません。
そんな不思議な城の部屋には一人の少女がいることも内緒なのです。
PR
もっとお喋りしていたいのに、ベッドに入ると瞼が重くなってきた。
今日あったことを必死に喋る。
でも、どんどん舌が回らなくなってくる。
視界が狭くなる。
彼は優しく、指を触れ合わせる。
温かい手に触れられて眠りに絡め取られていく。
額に優しい感触がして「おやすみ」と撫でられた
黒い体毛のねこを抱えて、夕方の街を歩いていた。
視線を感じて振り返ると、ばつ悪そうに立ち去る人々。
好奇心全開の子供もいた。
この街は超能力者に冷たい。
石を投げられないだけマシだとは知っていたけれども辛い。
ねこの背を撫でる。
「今日の晩ご飯は何だろうね」と独り言を呟く。
友人から宅配便で送られてきたのは、酒だった。
よく友人と一緒に呑んだ銘柄だったから、より懐かしさが増した。
さっそく湯呑に酒を注ぐ。とくとくと良い音がして、酒は湯呑に収まる。
一人酒は久しぶりだった。
一口、飲むと芳醇な香りが口の中に広がる。
疲れが溶けていくようだった。
窓辺で過ぎ去った過去を追憶していた。
何もかもが輝いて見えた日々。
羽根を広げて大空を飛びまわっていた日々。
今は小さな窓越しにしか見れない空。
命と引き換えに飛ぶ能力を失った羽根が痛む。
空を自由に飛び回りたいと叫ぶ。
飾り物の羽根では出来やしないことだ。
空が呼ぶ。
男子生徒は軽々しく、私の指を握る。
思わず、振り払いたくなったが耐える。
意外と骨ばってゴツゴツとした大きな手で、しっとりと汗をかいている。
異物が指に触れているのが気になり、注視してしまう。
しかし約束したのだから守らなければならない。
男子生徒の恋人役を全うしなければ
突風が吹き上げて、雪が吹雪いた。
目の前が数秒、真っ白になる。
赤い光が目を灼く。
魔術、それも召喚術の術式だ。
警戒する。
吹雪が治まると見知らぬ人が立っていた。
指先は赤い。
「これはこれは御機嫌よう」と紳士然とした壮年の男性は挨拶をしてきた。
次の瞬間、竜が現れた。
彼とDVDを見ていたら、すやすやという健康的な寝息が聞こえてきた。
ちらりと横を見ると、気持ち良さそうに眠っている彼の顔があった。
久しぶりのデートだというのに、緊張感がない。
最近、構ってくれないなぁ。と溜息を一つつく。
健康的に焼けた首筋にキスマークをつけてみた。
集合体は苦悩していた。
個は全で、全は個であるから、区別というものがなかった。
今まではそれで良かったけれども、惑星全土を覆うようになってしまった。
進化が止まってしまったのだ。
そこへ不時着した宇宙船が惑星に降り立った。
集合体は船を直すのを協力し、一つの個を託した。
永久に真っ暗闇の中に、閉じ込められたようだ。
厄介なことになったなぁ、と俺は首筋をかく。
うさぎの目玉を抉り続けるような責め苦だ。
一般人には耐えられないだろう。
明かりになるものが一切ないというのは、純粋な恐怖を呼び出す。
数時間閉じ込められたら、簡単に狂うだろう。
近所の子供。
それぐらいにしか見られてないのは、解ってる。
一緒に帰ってくれるのも、方向が一緒だから、独りだと心配だから。
優しい年上のお兄さんは優等生という枠から抜けられない。
だからこちらから変わってあげる。
大人の女性にステップアップしてあげる
太陽が静かに沈んでいく。
夕方独特の旅愁感に染められながら、家路に向かう最中だった。
彼女が嬉しそうに、俺の両手を指先でつついた。
俺が不思議そうにしていると「一緒に帰るの、久しぶりだね」と彼女が笑った。
最近、部活が忙しくてすれ違いだったことに気がつく。
彼女の手を握る
バスタブに湯を張った。
最近、シャワーばかりだったから、それだけでうきうきしてしまう。
体を洗うと慎重に足を沈めていく。
小さな波が広がる。
肩まで浸かって、これまでの疲労を溶かしていく。
ちょっと温めのお湯が気持ちいい。
目を閉じて、浮遊感を味わう。
体から毒素が抜けていく
机にもたれかかる。
眼前に先ほどまで書いていたノートが広がっている。
このままではテストの成績は芳しいものにはならないだろう。
役には立たないとは思わないけれど 、生死を分かつほどのものではない。
スペル一つ間違えるだけで全く別物になるなんて不合理だと英語のノートを見る
みんなが遊んでいる間もヴァイオリンを弾いてきた。
誰よりも努力をした。
止めたいと思ったこともあった。
それでもヴァイオリンを続けた。
自分にはそれしかなかったから。
音色は正直だ。
技術だけの音が響く。
彼の楽しげな自由な音色とは違う。
苦労知らずの音色に苛立ちを覚えた。
PREV ← HOME → NEXT
プロフィール
HN:
iotu(そら)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
フリーエリア
忍者ブログ [PR]
 △ページの先頭へ
Templated by TABLE ENOCH