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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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地元から離れて暗黒の大学時代を送った。
支えてくれたのは黄色のミサンガ。
願い事が叶いますようにと彼女が作ってくれた。
一足早く魔女として活躍している彼女が作ってくれた物だから、魔力が込められていた。
無事、大学を卒業して彼女と会える日がやってきた。
願い事が叶う日だ。
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火星行きのチケットが届いた。
地球を離れるのは初めてのことだったから、少し勇気がいった。
憧れのアーティストに出会うためだ。
ライブ会場には多くのファンが集っていた。
私もその中の一人。
端末の液晶画面のボタンを押して、ライブチケットを発行する。
緊張で手が震える。
注文の品が届いてから、ずっと沈黙が広がっていた。
カフェ内のざわめきもここでは遠い。
いいかげん温くなってしまった珈琲が哀れだった。
どちらも初めの一言が出てこない。
向き合って冷めていく珈琲を眺めているだけだった。
気分の良くない沈黙を破ろうとしてみるが無力だった。
初めて買ってもらった革靴が嬉しくて、部屋の中を歩き回る映像が出てきた。
何年前のことだろう。
今はハイヒールを履いて通勤している。
ローファーを履いて喜んでいる少女はもういない。
手元を見る。
一つ前の年号が書かれたケースに微苦笑してしまう。
もうそんな昔のことなのだ。
ひそひそと陰湿な噂話に興じる女子生徒たち。
いじめはそこら中に存在していて、先生たちも見てみないふりをしている。
廊下をうつむきがちに早足で歩く。
また噂の標的になっている。窓際のあの子も同じだ。
「おはよう」勇気を出してあの子に挨拶した。
「おはよう」と笑顔が返ってきた
窓から眩しい光が差し込んできた。
太陽が出ている。
嬉しくなって靴下のまま家を出た。
久しぶりの太陽を体いっぱいに受ける。
嬉しくなって大地を歩き回る。
冷たい感触がして、靴を履くことを忘れてきたことを思いだす。
玄関の前で靴下についた泥を拭うが、気休め程度だった。
黄昏色に染まった学校の屋上は、貸切だった。
欠けた晧い月が本来の色を思い出そうとしているところだった。
何かあるとこの屋上に来るな、と思った。
フェンス越しに空を見上げている女子生徒の背中に謝る。
女子生徒は振り返る。
「そのことなら許すよ」といつも通りの答えが返ってきた
暖かい真白な日差しが窓から零れていた。
少女がソファで転寝をしている。
昼寝にはもってこいの場所だろう。
規則正しく上下する胸に、温かい物を感じる。
さりげなく、伸ばしかけた手のひらを握り締める。
眠っている少女にさわろうとしていた自分に恥じる。
ソファの肘置きに腰掛ける。
もう少しで家についてしまう。
出来るだけ一緒にいたいから、わざと遠回りしている帰り道。
本当は近道があるのに、彼には教えていない。
繋いだ手がそっと離れた。
温もりが遠ざかってしまったことに寂しく思った。
家の門のところで小さく手を振る。
「また明日」と彼は約束してくれた。
愛は二人を不幸にした。
お互い求め合えば求め合うほど、その気持ちはすれ違っていった。
二人の間には越えられない壁が存在していた。
壁はあまりに強固で、空高くそびえあがっていた。
乗り越えられないことに二人は悲しんだ。
こんなにも愛しているのに、どうして一緒にいられないのか
下を見なければ良かった、と思った。
その時にはすでに後悔でいっぱいだった。
吊り橋は金属製でいかにも丈夫そうに見えたが、網の張ってない部分からは渓流が見えた。
勇気を出して、一歩踏み出してみるが震える。
そんな時、手が差し出された。
恐る恐る、指にしがみつく。
一緒に渡る。
二十歳の誕生日は最高のものとなった。
目覚めから、一味も違ったものだった。
長い雨が止んで、雲一つない青空が広がっていた。
身支度を終えると、次々に運び込まれてくる誕生日のプレゼント。
遠方の友人からの物も混じっていた。
そして、赤い薔薇を20本抱えてきた彼がキスをくれた
コンパスがこんなにも違う。
小さな声は震えていた。
隣を歩くことすらできない歩幅に悲しんでいた。
今は小さなお姫さまだけど、釣り合いがとれるようになると慰めてみる。
陰っていた瞳が輝きを増す。
彼女を泣かせることはしないと心の中で誓う。
小さな手を繋いでゆっくりと歩きだした
「また満点だって」
「人間じゃないんじゃない?」廊下には囁き声が飛び交っていた。
白金色の頭髪の少年はそんなことを気にせず、貼り出された紙を眺めていた。
こちらに気がつき、少年は薄く笑う。
馬鹿にされたような気がして少女は少年を睨む。
テストの結果を見に少女は進む。
無惨な点数の小テストが返ってきた。
赤鉛筆で間違ったところに正解を書く。
この小テストは満点が出るまで続けられる。
俺は思わず遠くを見る。
満点なんて取れる気がしない。
窓の外では体育の授業中の生徒たちが走り込みをさせられていた。
どっちが良いんだろうな、と赤鉛筆を回す。
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プロフィール
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iotu(そら)
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自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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