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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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夜、眠る前に思うことがある。
どうか、明日が今日の続きでありますようにと。
大好きなあの人と一緒にいられる未来でありますようにと。
神様というものがいるなら、それに願いを呟く。
明日のことなんて分からないから、少しだけ不安になる。
目を瞑るのが怖い。
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先ほどから少女は迂回をしてばかりいる。
近道を避けて、あえて遠回りの道を選んでいる。
舗装された道を歩きながら、少年は首をひねる。
やがてゴールにたどり着く。
少女の家が見えた。
「また、明日ね」がっかりした表情の少女に少年は気がつく。
一秒でも長く一緒にいたかったのだと。
少女は眼前に広がる景色に気をとられている。
青年はそれを優しい目で見守っていた。
海に来るのは、もう何度目か。
せがまれたわけじゃないけれど、青年は少女を海に連れてきた。
ふいに風が吹き、少女の長い髪をさらっていった。
飛んでいく帽子を青年はキャッチする。
少女は笑った。
にやにやした顔で上司が私のデスクに近づいてきた。
悪い予感しかしなかった。
「何ですか?」とりあえず尋ねるだけ尋ねてみる。
「今日このあと用事があるかな?」上司が言う。
予感は的中。
仕事が追加された。
今日は定時に帰れると思っていたのに。
上司の顔を殴ったら気持ち良いだろう
飲んでいた珈琲カップをテーブルの上に置く。
それが合図。
彼女の口唇を盗む。
掠めるようにわずかなそれは珈琲の香りがした。
彼女の顔を見ると、赤面していた。
初めてのキスではないけれど、いつまでも初々しい反応に嬉しくなる。
もっと味わいたくなる。
でもそれはこれからの楽しみ。
君にふれる度に、鼓動が早くなる。
仲良くなってずいぶん経つけど、いまだに君の仕草にドキリッとする。
キスをする時、抱きしめる時、その一つ一つにドキドキする。
心臓が早鐘を打つことを君は知らないだろう。
打ち明けたら君は笑うかな。
それもいいかなと思うぐらい君に夢中なんだ
昼のレストランは家族連れでにぎわっていた。
そんな中、彼と私の間には沈黙が漂っていた。
運ばれてきたスープも手つかずで冷めていく。
まるで私たちの関係を暗示するように。
想い出がたくさん詰まったレストランだった。
初めて訪れた日も覚えている。
時間は残酷だ。
沈黙が傷つける。
-
それを君が望むのならそれでいいよ。
共に過ごした時間は僕だけのものだから。
いつの日か振り返ってくれれば、僕の心は満たされるんだ。
でも、ちょっと寂しいな。
君が隣にいなくなるって。
いつになったら慣れることができるんだろう。
きっと想い出に代わる日が来ることを知っているよ
二十歳の誕生日を迎えた。
これで煙草も飲酒も合法になった。
コンビニで煙草を買い、居酒屋へと向かう。
一足早く成人した友人と共に、居酒屋の敷居をまたぐ。
年齢確認に免許証を見せる。
喫煙席に座り、さっそく煙草を開ける。
火をつけるのに手間取ってしまったが、大人の仲間入りだ。
廊下に貼り出されたテストの順位表に、白金の頭髪の少年は無表情で見上げていた。
今回も同じ名前が並んでいる。勝気な少女にはそれが気に入らなかった。
一位を取ったのだから晴れ晴れとした笑顔でも見せてくれたら、悔しさも薄れるというもの。
張り合いが全くないから、辛くなる。
黄金色の日差しが差し込む。
本たちは手に取られるのを待つように静かに佇んでいた。
本のタイトルをなぞる。
静寂の中、自分の足音だけが響く。
天井まで届く本棚は知識の林のようだ。
緩慢な時の流れの中一冊の本を引き抜く。
しっとりとした手ざわりの装丁のそれは誂えたかのようだった
ひらひら舞う胡蝶のように、少女の剣舞は美しかった。
花から花へと渡り歩くように少女の舞は緩急に優れたものだった。
見る者すべてを魅了してやまない。
白刃が天井からぶら下げられた飾り紐を掠る。
ハラリと飾り紐が舞い落ちた。
そこで少女の舞が途切れた。
息を切らしながら見つめる
久しぶりに地元に帰ってきた。
ますます過疎化が進んで、シャッターを閉めている店も多かった。
子どもの頃、寄り道していた駄菓子屋も屋根が朽ちていた。
剥げたペンキが胸に来る。
もう想い出の中にしかないのだと思うと辛い。
スーツ姿で歩き回っていたら目立ったようだ。
視線を感じる
一日が24時間しかないのがいけない。
どうしても時間に追われる。
仕事が終わって携帯電話を確認すると、メールと着信履歴でいっぱいだった。
これを返していくのかと思うと、うんざりとする。
仕事以上に面倒なことだった。
だが返さないともっと面倒になることは分かっている。
他人からよくのんびりとした性格だと言われる。
私がのんびりしているんじゃなくて周りがせっかちなだけ。
私は私なりのペースで過ごしているだけ。
そんなに急いで、毎日つかれないのかなぁと思う。
あんまり急いでいると他人のさりげない優しさを見落としてしまう。
だからこれで良いの
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プロフィール
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iotu(そら)
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自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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