忍者ブログ
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

クリスマスソングがBGMの店内は、赤と緑でいっぱいだった。
この中からひとつを選ぶのはとてもワクワクする。
これだからプレゼントを贈るのがやめられない。
ラッピングを解いて、箱を開けた瞬間の表情を想像すると楽しかった。
決して広くない店内を見渡す。
どんな贈り物をしようか
PR
冷たいドアノブを回す。
鍵はかかってなかった。
玄関のドアを開けると春かと思うばかりの温風が肌をなでた。
リビングのドアが開けっぱなしになっていた。
犯人はソファを占領して転寝中。
仕方なく、腕に爪を立てる。
電気代がもったいない。
犯人はとろんとした目で「お帰り」と笑った。
明日は休日だからと借りてきたDVDを見た。
映画の中の登場人物たちは、キラキラと輝いていた。
苦難のを歩いているのに、笑顔を忘れたりしない。
最初はだらだらと見ていたが、途中から背を伸ばして見ていた。
気がつけば朝の光が室内に差し込んでいた。
隣では少女が涙を流していた
小さな体をさらに小さくして少女は泣いていた。
教室の片隅で静かに泣いていた。
少女は人一倍、感受性が豊かだったから、些細なことで泣いた。
それを面白がる連中のいい餌食になっていた。
少年はそんな少女に手を差し伸べた。
少女は遠慮がちに、指先にしがみつく。
涙は止まったようだ
楽しいはずのディナーはフォークとナイフが皿をつつく音で支配されていた。
一言も発せずに粛々と料理が運ばれては、下げられていく。
近くのテーブルから和やかな会話が聞こえてくる。
それでもこのテーブルには沈黙が停滞していた。
端的にいうと怒っているのだが、料理は美味しい。
生まれて初めて告白をした。
幼稚園の時にお家がお隣の女の子に。
天使のように可愛い女の子で、誰にでも優しかった。
優しくされたからのぼせ上がっていたのかもしれない。
時が過ぎ行き、僕たちも大人になった。
いまだに食卓でどんな告白だったか、笑い話のネタにされる。
理不尽だ。
携帯電話だけを持って大きなダンボールに潜り込んだ。
家に人間一人がすっぽりと入るサイズの段ボール箱があったからだ。
小さな空間に囲まれていると、不思議な安心感があった。携帯
電話は今日も鳴らない。
何度も液晶画面を確認してしまう。
欲しい人からの連絡はまだ来ない。
二人だけの内緒の秘密基地。
誰にも言わないと指切りをした。
綺麗な小石やビー玉が宝物だった。
お菓子を持ち寄って、交換こした。
一人で食べるよりも、とても美味しい味がした。
今も残っているのだろうか。
子供時代を思い浮かべる。
秘密基地のあった場所にはマンションが建っていた。
気がついたら朝だった。
寝る前は9時だった。
どこのお子様だ。
寝るには早すぎる時間だろう。
そこから一切記憶がない。
どうやって布団に潜ったのだろう。
ご丁寧にパジャマに着替えている。
とりあえず携帯電話を開く。
メールと着信履歴が表示される。
件数が半端なかった。
溜息をつく。
電車を乗り継いで海まで来た。
少女はさっそく裸足になって、波打ち際を歩き出す。
浜辺に小さな足跡が残る。
無意識にそれを視線が追いかける。
保護者になったつもりはないけれど、俗世に疎い少女が心配だった。
少女が落とす足跡は波にさらわれて消えていく。
その儚さが少女とダブる。
「指きりげんまん、嘘ついたら針千本飲ます」
と無邪気に約束を交わしたのはいつの頃だっただろうか。
必ず果たすといった約束は反故にされた。
いつまでも一緒にいられるわけじゃない、と思い知らされた。
あの日の約束を忘れずにいる自分が愚かなのかもしれない。
でも忘れたくない。
空を見上げれば満天の星空。
すでに歴史を閉じている恒星もあるだろう。
滅びに向かって輝き続けている星もあるだろう。
永遠とも思える時間の中で、明滅する星たちはあまりにも儚い。
どこかに意思の疎通が出来る生命が存在しているのだろうか。
宇宙はあまりにも広く、遠い。
見上げなければ視線が合わない。
ちょっと背の高い彼。
歩幅も違うから、いつも駆け足気味になる。
本当は手を繋いで歩きたい。
でも人前では繋がない約束をしている。
付き合っていることも内緒なのだ。
普通の恋人同士のように並んで歩きたい。
自分の影を踏みしめながら歩くのは寂しい。
ベッドの上で膝を抱えて座り込んでいた。
外は冷たい雨が降っている。
足元にある携帯電話が震えた。
長い着信の後留守番電話にメッセージを残したようだった。
今日は誰とも会話したくない。
静かな雨音に耳を澄ましていたい。
それなのに携帯電話がひっきりなしに鳴る。
孤独には浸れない
神剣・神楽を前に心がざわめく。
これから殺し合いが始まる。
引き分けはないデスゲーム。
気が引き締まるというものだ。
神剣・神楽の律動に気分が高揚してきた。
あまりよろしくはない兆候だった。
敵【同胞】を殺すことに慣れていくのは。
たとえ自分の生命をかけた戦いだとしても。
PREV ← HOME → NEXT
プロフィール
HN:
iotu(そら)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
フリーエリア
忍者ブログ [PR]
 △ページの先頭へ
Templated by TABLE ENOCH