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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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自分は弱い人間だと青年は自覚している。
成り行きで神剣・神楽の持ち主になったが、いまだに慣れない。
同族殺しの妖剣を手に取り、戦場で血みどろの戦いを続けているのが夢のようだ。
もっと強くなりたいと思う。
少女に心配をかけないぐらいには。
今日も青年は神剣・神楽を手にする。
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クリスマスの予定がなくなった。
空いた一日をどう過ごせばいいのだろう。
こんな時、女友達は捕まらない。
一人寂しくシングルヘルかと思っていた。
仕事が終わって、家に真っ直ぐ帰った。
ダイニングテーブルにはターキーとサンドイッチ、ケーキが待っていた。
家族の暖かさを感じた。
帰り道にある喫茶店に入る。
私が頼むのは決まってアイスコーヒー。
彼はブレンド。
豆の香りを楽しみながら、今日あったことを話す。
最近は将来について語ることが増えた。
彼の瞳がきらきらと輝いている。
それを支えられたら良いなぁと私は思う。
彼の夢が叶えられたら良いと願う。
桜の蕾が膨らみ始めた。
通い慣れたこの校舎ともお別れだ。
仲の良かった友達とも離れ離れになる。
三年間は長いようで短かった。
志望校に受かったのに、行きたくないと思ってしまう。
それぐらい思い出が詰まった場所だった。
毎日が楽しかった。
そんな環境を整えてくれた人々に伝えたい
調理実習で作ったお菓子を彼の机の上に置く。
甘党な彼は喜んでくれるだろう。
砂糖をたっぷり使ったパウンドケーキ。
嬉しそうに頬張る彼を思い浮かべる。
それだけでも心が弾む。
スキップしながら自分の教室に戻る。
ダメだ。
どうしても顔がにやけてしまう。
早く放課後になればいいのに
体温よりも暑い炎天下。
アスファルトに影が焼きつく。
拭いても拭いても汗が流れる。
いつもよりも寡黙になる。
足音も重々しく響く。
隣を歩いていた彼女が遠慮がちに、俺の腕を指先でつつく。
「手、繋いでもいい?」小首を傾げながら訊ねてきた。
汗を拭って彼女の手を握った。
たまの休みにはのんびりとしたいものだ。
アラームに左右されずに起き、ゆったりとブランチをとる。
メニューはクロワッサンにスクランブルエッグ、カリカリに焼いたベーコンとたっぷりとしたサラダ。
忘れちゃいけないのはドリップした珈琲で飲むカフェオレ。
気楽に過ごすのが肝心だ。
いつもの時間のいつもの車両。
二人分、空いた座席に腰を下ろす。
暖房が効いた車内。
手袋を外し、マフラーを緩める。
学校までの最寄り駅まで、乗り換えなしの一本だ。
彼女がそっと、指を軽く握ってきた。
氷を触ったように冷たいのはいつものこと。
温もりが分け与えられればいいと握る
0時の時報を聞いて、眠ろうかと思ったところだった。
控えめなノック音がした。
ドアを開けてみれば、そこには泣き顔の少女がいた。
少女は手のひらを指先でつつく。
寝る前に怖い映画でも見たのだろう。
一人で眠れなくなったのだろう。
無言の圧力に屈しそうになるが、お引取り願いたい
街はイルミネーションで輝いている。
店はどこも華やかな活気にあふれている。
息の白さが気にならないほど、暖かい。
コーヒーショップでアイスコーヒーを飲みながら、携帯電話を開く。
液晶画面にはただ一人の名前が表示されている。
クリスマスの予定を訊くだけなのに、緊張している。
一昔前の流行歌が鳴る。
振動する携帯電話のアラームを切る。
今日もいつもの朝がやってきた。
目覚めは快適だった。
ベッドから下り、カーテンを開ける。
窓いっぱいに広がる青い空。
今日もお日様は輝いていた。
暖かくなるんだろうなと予感を覚えながらパジャマを脱ぐ。
今日も飛び切りだ
永遠の約束をしても、果たされない。
約束はいつか破られるものだ。
些細な行き違いだったり、星になったりして約束は終わる。
ずっと一緒にいられることは皆無。
今この瞬間だけの約束なのだ。
約束が破られる日が来ることが怖い。
無邪気に永遠にすがっていたい。
怯えながら毎日を過ごす
いつもそうだった。追いかける側だった。
気のない人ばかり、好きになっていた。
何とか振り向かせても、すぐに別れを切り出される。
今日もお別れしてきた。
それでも携帯電話のアドレスから番号を削除できない。
もうかかってくることはないと分かっていても、上手くサヨナラできない。
ある日、姉が消えた。
何も言わずに、何も持たずに家を出たのだ。
いつものようにおやすみなさいを言ったのに。
朝、仕事に向かうような格好で出ていって、それきり消息が途絶えた。
姉は一人でこの環境から逃げ出したのだ。
どうせなら連れていって欲しかった。
崩壊した家庭の中で思う。
結婚してから、ベルトの穴をひとつ緩くすることになった。
これも愛妻の手料理のおかげだ。
毎日、違う料理が出てくる。
どれも未知の体験で美味しい。
もちろん昼のお弁当も楽しみのひとつだ。
独身時代には味わえなかった楽しみだ。
「今日のお昼も美味しかったよ」と伝えると妻は照れる
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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