忍者ブログ
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

大掃除してたら納戸から花火の山が出てきた。
夜を待って、季節外れの花火大会をすることになった。
白く息が凝る中の花火大会は、寒かった。
花火の明かりで暖を取ることもできない。
風に揺れる蝋燭の火が心細かった。
最後は線香花火だった。
落とさずに最後まで見ることができなかった
PR
鎖に巻かれた宝箱をムキになって開けようとした。
鍵がかかったそれは宝物が入っているだろう。
まだ誰も見たことのないような素晴らしい物が入っているはずだ。
そうでなければこんなにも頑丈に鎖を巻かないだろう。
どうしても中身が知りたい。
鍵を持っていないから余計にそう思う。
泣きたい時、不安になる時、傍にいてくれたね。
それだけで顔を上げられた。
明日を信じられた。
苦しい時、寂しい時、手を繋いでくれたね。
それだけで勇気が湧いてきた。
一緒にいてくれたことを深く感謝する。
言葉では言い尽くせないほどの喜びを伝えたい。
君は存在だけで特別なんだ。
結界が揺らいだ。
虹色をしたそれが解けた。
少女は走り出した。
神剣・神楽を手にした青年は満身創痍だった。
怪我は決して浅いものではなかった。
少女は泣きそうになりながら、腕に触れる。
神剣・神楽が怪我を治してくれるとはいっても、それは表面的なものだ。
心までは治してくれない
最初はささやかな意見の違いだった。
それが口論にまで発展した。
そして、お互いの意見を譲らなかったから黙りこんだ。
このままではいけない。
喧嘩を続けていたら、二人の関係は駄目になる。
それが分かったから、無理矢理、両手にしがみついた。
「ごめんね」と言葉を添えた。
真剣・神楽が律動した。
同胞が近くにいる証拠だった。
気配を殺して、辺りをうかがう。
それも、あちらも同じこと。
敵の姿は見えない。
嬉しそうな真剣・神楽にふれながら、この戦いが早く終わることを祈る。
結界の外では少女が待っている。
無事に帰って、少女の笑顔が見たいと思う。
いつか来る別れの前まで、一緒にいて欲しい。
一分一秒でも長く傍にいて欲しい。
君に出会ってから、ずいぶんと我が儘になった。
自分の変化に驚く。
君と過ごす毎日はキラキラと輝いているんだ。
だから、ずっと一緒にいよう。
必ず訪れる別れの前まで手を繋いでいこう。
離れたくないから
凍えるような冬が訪れた。
少女とは長い付き合いになった。
真剣・神楽を押し付けられて、ずいぶんな季節になった。
少女ごと守ると決めてから、思ったよりも長い時間を一緒にいる。
これからも同胞をほふるのだろう。
それに後悔せずにいられるのだろうか。
青年の心に迷いが生じた。
-
もし明日、僕の世界が終わるとして、君と変わらない日常を送りたいと思う。
僕の世界はいつだって君に彩られている。
だから、最後の鼓動まで君と過ごしたいと思う。
目を瞑るのは怖くない。
もし、明日で僕の世界が終わりなら、それはきっと幸せなことなのだろうと信じている。
サンタクロースがいない。
それを知ることが大人になるということだと思っていた。
サンタクロースになるのが大人になるということだという言葉に目から鱗が落ちた。
クリスマス嫌いの人の元にも、楽しみな人の元にも、今年もクリスマスがやってくる。
誰かのサンタクロースになりたい。
不安で震えていた夜。
あなたは優しく、手のひらを両手で包んでくれたね。
それだけで安心した。
寂しさも苦しみも、全部解けていった。
でも、それも過去のこと。
クリスマスの明かりに照らされながら、独り街を歩く。
あなたがいない。
それだけでこんなに辛くなるなんて知らなかった。
本に挟まっていた栞が風で吹き飛ばされた。
まるで空を舞うようにひらひらと流されていった。
慌てて追いかける。
着地地点には人影が一つ。
細い指が栞を拾った。「ありがとう」と礼をいうと「難しい本を読むんですね」と返ってきた。
「そうでもないよ」と褒められたことに照れる。
出会いは別れへのカウントダウンだ。
ずっと一緒にいられることはない。
いつか離れ離れになる。
それが今だっただけだ。
ホームで電車を何本も見送った。
目を逸らしつつ、指を握る。
冷たくなった指先を暖めることは、もうできない。
さよならを言う勇気すらなく、ただ手を握っていた。
街がクリスマスに彩られる季節。
吐く息も白く凝る。
マフラーに顔をうずくめながら、帰り道を急ぐ。
携帯電話で時間を見る。
着信履歴も、メールもなかった。
今日も彼は終電間際まで仕事だろうか。
体を壊さないか不安になる。
忙しいのはわかるから、声をかけづらい。
携帯電話をしまう。
深海に潜って、誰からも見られたくない。
どこまでも沈んでいって、海底で永遠の眠りにつきたい。
けれども現実的ではないから、我慢する。
深い眠りのまま、目覚めなければ良いのにと思う。
今日も目覚ましで起きながら、やってきた朝に落胆する。
毎日の中、磨耗していく精神を抱えて。
PREV ← HOME → NEXT
プロフィール
HN:
iotu(そら)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
フリーエリア
忍者ブログ [PR]
 △ページの先頭へ
Templated by TABLE ENOCH