忍者ブログ
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コートを羽織ると真夜中の街にくりだした。
ネオンは煌き、夜闇を嫌うような明るさで満ちていた。
だからこそ落ちた影が暗く淀んだものになる。
コンビニのレシートの裏にボールペンで文字を書く。
インスタントの式神ができる。
「疾くと走れ」言霊を乗せれば完成だ。
レシートが飛び行く
PR
今回はミス一つないはずだ。
今度こそ先頭に名前があるはずだ。
そんな少女の小さな希望は無残に引き裂かれる。
廊下に張り出されたテストの結果は、白金色の頭髪の少年の名前から始まっていた。
少女の名前は2番目だった。
いつも通り無表情の少年とすれ違う。
少女は少年を睨みつけた。
出すあてのない手紙も山のよう。
相手の安否を気遣うところから始まる。
日記のように近況をつづり、封をする。
宛名を書いて、そのまま山積みになったそれに重ねる。
今日も誰かに届けるはずに手紙を書いた。
けれども受け取る相手は永遠の眠りの中。
思い出の中で鮮やかに笑っている。
二人ぼっちだね。
このまま世界の果てに行こう。
二人だけのナイショにして、新しい世界に行こう。
重たい荷物は、ここに置いて行こう。
誰も知らない場所で、背伸びをしよう。
きっと幸福が待っているよ。
手を繋いでどこまでも歩いていけるような気がするよ。
二人だけの秘密にしよう。
酔うと多弁になる貴方。
いつもは秘めている言葉を紡ぐ。
そんな貴方を見るのが好き。
だから、私の前だけにしておいてね。
他の人には笑顔で「好き」と言わないでね。
我が儘だとわかっている。
でも、私にはその我が儘を振りかざす権利があると思っている。
だって、私は貴方の恋人だから
君は気がついていないかもしれない。
僕の「愛してる」は君限定の魔法の言葉なんだ。
君以外の人に言ったことはない。
君にだけ届けたい気持ちなんだ。
君が僕だけを見つめてくれるように、今日も君の耳元にささやくよ。
どうか僕の虜になってくれないかい? 
僕が君に夢中のように。
息も白く凝る。
肌を切れるような寒さに閉口してしまう。
寒さを言い訳にして、抱きついた。
驚いた顔をして、抱きしめ返してくれた。
それが嬉しくって、寒いのも悪くないなと思った。
冬が奥手の二人の距離を近づけてくれる。
耳まで赤くなったのは寒かったからだということにしておく。
本当に嫌になっちゃう。
祝われる私より、祝ってくれる貴方が嬉しそうだから。
ただ歳を重ねただけなのに、楽しそう。
盛大に祝われると、こんな私でも特別だと勘違いしてしまいそう。
どうして、嬉しそうな顔をするの。
貴方の誕生日じゃないのに。
出会ってくれて感謝するのはこちらの方
いつも笑顔の君が好きだと気がついたのは、いつからだろう。
辛いことや悲しいことがあっても、君は笑顔で乗り越える。
そんな強さに惹かれた。
後ろ向きの僕の背中を押してくれる。
君の笑顔は勇気百倍。
君を好きになってから僕の世界はちょっとずつ変わっていった。
すべて君のおかげだ
振動音に携帯電話を見る。
液晶画面にはメルマガが届いたという通知が表示されていた。
ほんの少しの期待は裏切られた。
もう二度と連絡はしてこないであろう相手のアドレスを消せないでいる。
おはようもおやすみも、もう届かない。
それが寂しかった。
変わらない液晶画面を眺め続ける。
妹が高熱を出した。
両親は共働きで、夜遅くなるまで帰ってこない。
ぼんやりとした目で、咳をする妹を病院に連れて行く。
待合室の中で、しっかりしなきゃと、自分に活を入れる。
妹は「お姉ちゃん」と私の袖を握り締める。
「大丈夫だよ」と妹の頭を撫でる。
早く治って欲しいと思う。
彼はいつだって待ち合わせの時間に来ない。
駅前の時計台の下で待ちながらイライラする。
ごめんねと笑いながら、今日も遅れてやってきた。
寒空の中、待たされる側の気持ちににもなってほしい。
それでも手渡されたココアの温かさに許してしまう。
次は時間通りにきてね、と言ってしまう
砂糖を煮詰めた甘さの君に今日も救われる。
君の優しさに心が癒される。
甘やかさないで、と思う反面でそのままでいて欲しいと思ってしまう。
君の優しさには中毒性がある。
一度ふれてしまうと抜け出せなくなってしまう。
その甘さを舌のうえに乗せる。
甘すぎて虫歯になりそうだった。
君の瞳はからからに乾いていた。
泣き方を忘れてしまったようだった。
だからそんな君のかわりに、泣いてあげる。
辛い時は泣いてもいいんだよ。
苦しい時は泣いてもいいんだよ。
僕の前では強がらなくてもいいんだよ。
君は不思議そうな顔をして僕を見つめる。
僕は失った物の大きさに泣く
どうか君よ、綺麗なままでいて。
世界には苦しみや悲しみであふれている。
君の柔らかな心を傷つけるものがたくさんある。
醜い世界の中で輝いて欲しい。
僕の心は嫉妬まみれだから、君の澄んだ瞳が痛く感じる。
そのままの心で大人になって欲しい。
君は僕の希望だから煌いていて欲しい。
PREV ← HOME → NEXT
プロフィール
HN:
iotu(そら)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
フリーエリア
忍者ブログ [PR]
 △ページの先頭へ
Templated by TABLE ENOCH