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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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目玉焼きにかけるのは醤油かソースか塩コショウか。
趣味嗜好の問題で意外に根深い。
今朝もできたての目玉焼きに七味を振ろうとして、止められた。
パンに合わせるならケチャップだろうと君は言う。
堂々巡りの始まりだ。
朝から不愉快にも口論になる。
仕舞いに君は泣く。
僕は降参した。
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いつも貧乏くじを引いている君。
損な役回りを引き受けている君。
それでも笑顔を絶やさずに、毎日を過ごしている。
それを僕は知っている。
だから僕が、君を幸せにしたい。
飲みこんだ涙の数の分だけ、愛情を届けたいと思うんだ。
言えなかった悲しみの分だけ、喜びを届けたいと思うんだ
平等に配られる慈悲だとしても嬉しかった。
ラッピングされたお菓子は可愛らしい。
食べずに取って置きたいと思わせるのに充分だった。
インターネットでお取り寄せしたのだろうか。
それともお店で予約したのだろうか。
どちらにせよ、慣れた顔色で購入したに違いない。
それでも嬉しい。
まるでスイッチを切り替えられたようだった。
真っ暗な部屋に電球が点ったようだった。
世界の鮮やかさを再度、教えられたようだった。
お手本のように僕は恋に落ちた。
あの日の君の優しい笑顔に救われた。
記録のように僕の心に灼かれた記憶を想い出とは呼びたくない
僕は贅沢だから、たくさんの願い事を神様にしてきた。
欲しい物は星の数ほどあって、一つ手に入ると次が欲しくなる。
君と出会って、僕は変わった。
神様に願うのはただ一つの永遠となった。
君とずっと一緒にいたい。
一分一秒を大切にしたい。
終わらないラブストーリーを綴りたい。
海へ行こう。
塩辛い涙を携えて、どこまでも遠い海へ行こう。
波打ち際を歩けば、悲しみは薄れるだろう。
海へ行こう。
体の中に流れる水分と同じくらいの塩辛さを教えてくれるだろう。
僕にできないことを海は解決してくれるだろう。
だから電車を乗り継いで、涙と一緒に海に行こう。
いつもの帰り道。
野良猫が日向ぼっこをしていた。
近づいても逃げる気配はない。
むしろこちらに興味があるようだった。
誰もいないことを確認して、野良猫に近づいた。
喉をさわるとごろごろと鳴く。
「意外な組み合わせだね」声が降ってきた。
一人だと思っていたらクラスメイトがいた。
「仮にもデートなんだから、少しはらしくしないと」と手が差し出された。
人選を誤ったと後悔した。
私は嫌々ながらも、彼の指をぎゅっと握る。
「よくできました」と彼は余裕の笑みを浮かべる。
空いている方の手でよしよしと頭を撫でられる。
親友の姿を見失わないように目で追いかける
僕は欲張りだ。
ケーキの1ピースのように切り分けられた君では物足りない。
誰にも渡さず1ホール分食べつくしてしまいたい。
一生分の君が欲しい。
僕の残りの人生すべてを差し出すから。
君も残りの人生を僕にくれないか。
誰よりも大切にすると約束するから。
僕の物になってくれないか
繋いだ手があたたかかった。
願わくばこのまま、永遠にしてしまいたかった。
離れ離れになることが辛かった。
いつか来るお別れが今だということが悲しかった。
笑顔で見送りたい、と思っていた。
けれども現実は違った。
涙がハラハラとこぼれる。
どうして別れなければならないのだろうか
面倒事に巻きこまれたと思った。
少女と出会って日常が非日常に侵食された。
神剣・神楽を手にして戦うことにはいまだ慣れないでいる。
少女を守るという大義名分がなければ、放り出していたことだろう。
青年は今日も神剣・神楽を手に終わらない夜に身を差し出す。
全てを終わらすために
君はため息ばかりをこぼしている。
すっかりぬるくなった紅茶を銀のスプーンでかき混ぜながら。
今日も嫌なことがあったと愚痴ばかりを口の端に乗せる。
あーあ、なんて可哀想な君。
メーテルリンクの童話劇の結末を知らないはずがないのに。
僕は珈琲をすすりながら君の話を聴く。
ずっと一緒にいるお約束。
左手の薬指で光る宝石が肯定する。
娘は嬉しそうに、彼の指を両手で包む。
「ありがとう。とっても嬉しい」心の底から浮かび上がる想いを言葉にする。
彼は照れたように、視線を逸らす。
「返却は不可だからな。後悔しても知らないぞ」と彼はぶっきらぼうに言う
昨日の身体測定で少女よりも身長が上回っていることが判明した。
少年は記録表を見ながら上機嫌だった。
幼い頃から何かと比べられてきたから、一つでも勝っているものがあると嬉しい。
これからはどんどん差が広がっていくのだと思うと唇がほころぶ。
記録表を大切に引き出しに仕舞った
漆黒な闇夜がやってくる。
静かに下りるとばりは昼の喧騒とは正反対だった。
空には煌く星たちが瞬いている。
月のない夜だから、その輝きが増して見えた。
それを怖いと思う人々がいることが疑問だった。
夜はどこまでも自由にしてくれる。
空想は果てなく広がっていく。
それが楽しかった
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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