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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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生まれて初めて恋をした少年のように、君がいると僕の心臓は弾む。
純粋さは失ったと思っていたけれど、君と一緒だと違った。
映画を観て、カフェでパンケーキを美味しそうに食べる君を見て、僕は幸福に満たされる。
あまりにも君が大切だから、恋のステップはゆっくりと上ろうと思う。
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生まれて初めて、人を好きになった。
大切にしたいと傷付けたいをいったりきたりする。
彼女に好きの刻印を残したいと思ってしまう。
そんな僕の感情を彼女はきっと知らない。
毎日、僕に笑いかけてくれる。
今度こそ大切にしたいと思う。
けれども傷付けてしまう。
そんな僕を許してくれる。
「仕方ない」という言葉を何度、飲み込んだだろう。
仕事が忙しいのは、彼のせいではない。
休日に逢えないのも、彼のせいではない。
分かっているけれども、納得できない。
もっと一緒にいたい。
もっと恋人らしいことをしたい。
今日も既読のつかないラインに、ためいきを一つつく。
-
嘘を重ねることに慣れてきた。
言えなかった言葉が心の底に澱のように溜まっていく。
胸の片隅には涙をこらえる子どもを飼っていた。
時折、表面上に現れては消えていく。
傷つかないというのは真実じゃない。
鈍いナイフで切りつけられるのと同じように痛む。
それでも「大丈夫」と笑う。
太陽に向かって咲く花だから、満月はその顔を知らない。
一度でいいから見てみたいと思ったのは、贅沢な悩みだったろうか。
月は欠けて真昼に顔を出した。
太陽の光にさらされて雲よりも存在感がなかった。
けれども、ひまわりが空を仰いで咲く様子を見ることができた。
月は満足した。
最後の日。
何も言えずに、黙って下を向いた。
どんな言葉を言えばいいのか分からなかった。
あまりにも君が大切だから、記憶に灼きついていて欲しかった。
次はないことは知っていた。
だから綺麗な想い出になって、キラキラと輝くのを望んでいた。
君はただ一人の人だから、大切だった。
君はいつでも「大丈夫」と笑う。
悲しい時も、辛い時も。
涙さえ枯れ果てた瞳で呟く。
いつかぽっきりと折れそうな心を抱えていることぐらい知っている。
だから、一緒にいたい。
君が孤独を感じる時も、苦しくてうつむく時も、傍にいて支えてあげたい。
僕にだってそれぐらいの力はある。
腕に不思議な感触がして、目覚めると少女の顔がどアップだった。
少女の目は笑っていなかった。
怒り顔で、腕を少女が指先でつついていた。
慌てて時計に目をやる。
どうやら寝過ごすところだったようだ。
「ありがとう」辛うじて朝と呼べる時間に起こしてくれたことに礼を言う。
君は空を仰ぐ。
本当は泣きたいくせに、意地っ張り。
涙を見せないように上を向く。
僕はそんな君の隣にいるのに、かける言葉ひとつ見つからない。
君の悲しみが立ち去るまで、傍にいることしかできない。
君の涙を受け止めきれることができればいいのに。
僕にはそんな力がないことが辛い
「UFOの写真、撮ったんだ」と自慢げに彼は写真を見せる。
スマホの液晶に画面にはぼやけた光が映っていた。
「確認できたら、UFOじゃなくなるんじゃない?」
と私が突っ込むと、彼は明らかに落胆した顔をした。
キラキラした瞳が「そっか」と残念そうに呟いた。
君は不幸自慢をする。
生まれてきて、どれだけ辛い人生を歩んできたか。
そんなことばかりを言う。
そんな君とは、幸せになれないから離れると決めた。
君は必死になって、僕にすがりつこうとする。
でも僕はこれ以上、君を幸せにしてあげられないから。
どうか他の人と幸せになって欲しい
-
「好き」って言ったら、「好き」って返ってきた。
「嫌い」と言ったら、困ったような笑顔で「それでも好きだよ」と返ってきた。
どうしたら嫌われることができるのだろう。
いつでも「好き」を返してくれる彼。
鎖で繋がれているようで、窮屈さを覚えることがある。
「好き」が重い。
昔、世界は暗闇でできていたそうだ。
太陽も月もない世界で人々は暮らしていたそうだ。
それを哀れと思った若い神様は、世界の半分を照らすように光を盗み出したそうだ。
この柔らかな日差しは若い神様のおかげでもたらされたものだ。
奢ってはいけないよ。
また暗闇になるかもしれない。
-
君は優しすぎるから、今日もまた雨が降る。
僕は涙の止め方が分からないから、ただ見つめる。
君は誰にも頼らずに、独りで頑張ろうとする。
傷だらけになったハートを守る方法はないのか、と僕は考える。
一緒にいるだけでは君を救うことが出来ない。
僕は自分の無力さに嫌気がさす。
ちょっと制服のスカートの丈を短くする。
靴下をくしゅくしゅと短くする。
流行のリュックサックを背負う。
みんなと同じ格好をする。
個性なんてない。
それなのに可愛いって褒められる。
世界で一番、可愛いって言われる。
みんなと同じなのに、彼の眼からは違って見えるようだった。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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