iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.03.11 Wed 05:34
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『きっと幸せだったんでしょう』
涙を零したことも、夜眠れないほど不安になったこともなかった。
楽しかった記憶しかなかった。
それを語ると「きっと幸せだったんでしょう」と言われた。
確かに、それは幸福だった。
過ぎてから気がつく。
キラキラと輝く想い出を携えて、今日も生きる。
また幸せな日々がくるときまで。
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2017.07.30 Sun 07:18
140文字の物語
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文中に『髪』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
長い髪の方が好きだと聞いて髪を伸ばした。
ショートカットだったのがロングになるまで。
料理上手な女の子が好きだと聞いて台所に立つようになった。
でも、ある日貴方にお似合いの彼女ができた。
言う前に失恋してしまった。
髪は切れないでいる。
もしかしたら振り返ってくれるかもと。
2017.07.30 Sun 07:17
140文字の物語
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『アナログなコミュニケーションしか持ち合わせていない僕ら』
アナログなコミュニケーションしか持ち合わせていない僕ら。
便利なデジタルなコミュニケーションよりも、密度が高いような気がする。
メールもラインもないから、飛び飛びになる手紙が二人を繋いでいる。
逢えば言葉なんていらず、無言で寄り添うあう。
一緒にいられる時間がすべてだ。
2017.07.30 Sun 07:15
140文字の物語
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『このまま世界の果てに行こう』
二人の関係が許されないというのなら、このままま世界の果てに行こう。
誰も知らない場所で、盛大に睦みあおう。
心に宿った恋情は、反対されるほど、燃え上がる。
どんな風が吹こうとも、どんな雨が降ろうとも。
胸に灯った恋心を消すことなんて不可能だ。
二人だけの世界に行こう。
2017.07.30 Sun 07:14
140文字の物語
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『あまりにも君が大切だから』
あまりにも君が大切だから告げることができなかった。
移ろいゆく季節の中、ずっと一緒にいたけれども。
気持ちを伝えることができなかった。
どこまでも自由にいて欲しかったから。
縛りつけるような言葉を口にはできなかった。
君が離れていって、いまさらそれをちょっと後悔している。
2017.07.30 Sun 07:13
140文字の物語
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「氷」
カランコロンと音を立てて、グラスの中の氷がじっくりと溶けていく。
ガラス製のグラスから水滴がテーブルの上に落ちていく。
これで最後だと思うと、終わりの言葉が思いつかなかった。
カランコロンとグラスをもてあそびながら、流れていく時間に耳を澄ませる。
2017.07.30 Sun 07:11
140文字の物語
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文中に『ゴム』を入れて【納得する】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
中途半端に伸びた髪をヘアゴムで結ぶ。
戦う前の儀式のようになっている。
神剣・神楽を手にすれば律動で、気分が高揚する。
不安げに見上げてくる双眸に、大きく頷く。
「必ず帰ってきてくださいね」と結界前で少女は言った。
残される方が辛いだろうに。
巫女は気丈にも見つめ返してくる
2017.07.30 Sun 07:11
140文字の物語
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『正義』と『邂逅』、登場人物が『分からなくなる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
運命は残酷だ。
幾度めかの邂逅の末、幼馴染は冷酷な帝国軍人になっていた。
小さな村で一緒に生まれ育ったのに、運命は別たれた。
どちらに正義があるのか、分からなくなる。
ただ民を救いたいという気持ちで、解放軍に参加したけれども。
それが正しかったかどうか、判断がつかない。
2017.07.30 Sun 07:10
140文字の物語
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『「遠慮がちに、手のひらを指先でつつく」キーワードは「仲直り」』
口論の末、沈黙がやってきた。
同じ部屋にいるのに背を向けて知らん振り。
すると彼女が遠慮がちに、僕の手のひらを指先でつつく。
口下手な彼女なりのサイン。
「さっきは言い過ぎた。ゴメン」と素直に謝る言葉が出てきた。
「こっちこそ、ゴメンナサイ」瞳にいっぱいの涙を浮かべていた
2017.07.30 Sun 07:08
140文字の物語
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『寒さを言い訳にして』
「雪が見たいなぁ」と君が呟いた。
一面の銀世界を見るのが稀な地域に住んでいれば、当然だった。
「今年はスキーでも行く?」
と僕が言ったのは自然な成り行きだった。
寒さを言い訳にして、くっついていられると思った。
君は首を緩く横に振った。
「そんなにたくさんじゃなくていいの」
2017.07.30 Sun 07:05
140文字の物語
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『なんでここにいるの馬鹿』
人生初の告白は見事に玉砕した。
相手は学園の王子様。
私は平凡な女子生徒。
高望みだということは分かっていた。
相手も断るのは慣れているようだった。
優しく断られた。
それでも涙が止まらず、泣いていると幼馴染が物陰から現れた。
「なんてここにいるの馬鹿」と怒鳴ってしまった。
2017.07.30 Sun 06:59
140文字の物語
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『「ぎこちなく、指先を両手で包む」キーワードは「暑い」』
外は肌を灼くほど太陽が輝いている。
立っているだけで、汗が噴き出してくる。
扇風機が回っている部屋は外よりはマシだったが、エアコンを入れたくなる。
その中、横たわる少女の枕辺で座っていた。
ぎこちなく、指先を両手で包む。
ひんやりとした指先に安堵した。
熱は下がったようだ。
2017.07.30 Sun 06:57
140文字の物語
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『一生かけて、口説き落としてあげるから』
彼は「好きだよ」挨拶代わりのように、毎朝言ってくる。
それに辟易しながら「私は好きじゃないから」と返す。
「心配しないで。一生かけて、口説き落としてあげるから」と不穏なことを言われる。
挨拶代わりの気持ちに応える義務はない。
だから、私は今日も同じ言葉をくりかえす。
2017.07.30 Sun 06:57
140文字の物語
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文中に『窓』を入れて【気持ちいい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
ふいに意識が覚醒する。
目覚まし時計を見る。
数秒遅れで、目覚まし時計はメロディを流し始める。
それを止めて、ベッドから降りる。
カーテンを開ければ、弱々しい朝の光が部屋に差しこむ。
窓を思いっきり開ける。
湿気が混ざった空気が頬をくすぐる。
今日も暑い一日になりそうだった。
2017.07.30 Sun 06:56
140文字の物語
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『サヨナラにくちづけを』
もう一生、逢うことはないだろう。
永訣の朝に気持ちはスッキリとしていた。
出逢えたことを後悔はしていない。
こうして別々の道を歩むことを知りながら、移ろう季節を数えていた。
サヨナラにくちづけをする。
何度も交わしたくちづけもこれでおしまいだ。
言葉の代わりに唇を重ねた。
2017.07.30 Sun 06:55
140文字の物語
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