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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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ほんの些細なすれ違いだった。
それが口論になり、やがてだんまりを決めこむことになった。
どっちが悪いとかじゃなかった。
「ごめんなさい」と大きな瞳に涙をためて少女が謝った。
けれども傷つけられたプライドが許してくれない。
「どうすれば許してくれる?」少女の言葉に沈黙を答えにした。
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好きなものを好きだと胸を張って答えることができる強さが欲しい。
そんなものは一生手に入りそうにもないけど。
だからこそ、憧れる。
キラキラと輝く星のように眩しい君の隣で、そっとためいきをつく。
どうすれば掴むことが出来るのだろうか。
臆病者の僕は君の影を踏まないように慎重に歩く。
-
今日も君は幸せを探している。
今日も君は悲しいと言う。
目隠しをしたままでは見つかるはずはないのに。
君にプレゼントした百の言葉が他の人が投げかけた一つの言葉が打ち砕く。
僕の言葉よりも君は他人の言葉のほうが気になるみたいだ。
だから、幸せに気がつけないんだと君はいつ知るのだろう
お願いだからそんな悲しい声を出さないで。
そんな声で呼ばないで。
名前を呼ばれる度に切なくなるじゃないか。
あと何回「おはよう」と「お休み」を告げるのだろうか。
そんなことを考えてしまうじゃないか。
離れ難くなってしまう。
別れに向かって歩き出していることを知ってしまうじゃないか。
僕と君の結末はロミオとジュリエットみたいなものだった。
お互いのためにも深い関係になる前に離れた方が良いと思った。
身が割けるようない辛かったけど、切り出した。
「君とは、幸せになれないから別れよう」
君は大きな瞳で僕を見つめた。
「貴方とだったら不幸せになっても良い」と君は笑う
「大好き」君はどんなものに対しても言う。
夜空を飾る月にも、晴れ渡った青空にも、道端に咲く花にも。
そして、僕にも。
君の「大好き」はとても軽い。
それなのに、鼓動が早くなるのはどうしてなのだろう。
同じ気持ちを味わって欲しい。
だから僕は君限定の魔法の言葉をかけるよ。
「大好き」と
あなたは逢うたびに「愛している」をくりかえす。
まるで、そうしなければならないように。
義務のように。
私を鎖のように繋ぎとめておくように。
私はそんなうすっぺらい愛の言葉なんていらないの。
私が欲しいのは手を繋ぐ時のときめきやキスする時の緊張感。
言葉よりも態度で示して欲しいの。
幼い頃の約束。
絡んだ小指だけが、証拠。
別れ離れになる日に、内緒の結婚式を挙げた。
二人だけの秘密の花園で、誰も見ていない。
白詰草がマリッジリング。
他愛のないおままごとと言われればそれまでの挙式。
それでも、二人にとっては真剣なものだった。
十年の時間を経て最愛の妻に再会する。
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星が綺麗な夜だった。
一人で見上げているのがもったいなくて、メールをした。
息が凝るほど寒い夜空だった。
かじかむ手をポケットにしまいこんで、返事を待っていた。
別に曇でもよかった。
雨でもよかった。
単にメールをする理由が欲しかっただけだ。
広い世界で一人だということを噛みしめる。
捕虜になっていた少女が閉じ込められた一室を開く。
少女は信じられないような目で青年を見る。
このままでは、いつか少女は処刑されるだろう。
「急ぐんだ」と青年にせかされて、少女は立ち上がる。
青年は少女を逃す。
刹那、瞳が合う。
それだけで充分だった。
死んで欲しくないほどに愛していた
「愛してる」君は言った。
僕は驚いた。
「そう言って欲しいんでしょ?」と君は微笑む。
「何べんでも言ってあげる。だって本心だもの」君は笑顔を浮かべたまま言う。
「僕も君を愛してる」そう言って細い肩を抱いた。
幸福感で心が満たされる。
こんなに幸せで良いのだろうか。
不安が脳裏を過ぎる
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いつでも君が先に泣くから、僕は泣いてはいけないような気がしたんだ。
大きな瞳いっぱいに涙をためて、声もなく君は泣く。
その涙を拭うのが僕の役目のような気がしていてた。
君は僕の分まで涙を流す。
だから、僕は痛みを感じずにすんでいた。
僕は自然に、君の優しさに寄りかかっていたんだ。
-
月のない静かな夜。
僕たちは黙って歩き続けた。
目的地のないまま、ただ歩いた。
それはちょうど答え合わせのない問題を解くようなものだった。
一緒にいるのに理由が必要だった。
別れの言葉を紡ぐ勇気はなく、おしまいを先延ばしにしている。
それでも終りの時間はやってきた。
携帯電話が鳴る。
-
すべての生命は命をという歌を刻むために生まれてくる。
この世界に生を受けた瞬間から、息を引き取るまでの間。
鼓動は歌う。
その歌は、いつか大切な誰かに巡りあうために紡がれる。
笑顔でサヨナラを告げるその日まで歌は続く。
誰にも意識されなくても。
新しい生命が生み出すために、歌われる
神剣・神楽に出会う前は自由だった。
独り気ままに生きていた。
けれども神剣。神楽を手にした少女に出会って、その時間にピリオドを打たれた。
殺し合いの中に投げこまれた。
そんなに日常を送りながら、青年は決めていた。
少女と共に笑える日が来るまで投げ出さない、と。
今日も妖刀を手にする
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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