忍者ブログ
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

両親が離婚したのは中学生の時だった。
家では会話すらなく、冷え切った夫婦関係だった。
それでも、外ではおしどり夫妻を気取って、仲の良いふりをしていた。
その様子は滑稽で、醜悪なものに見えた。
別れると聞いた時は、やっと茶番が終わるのか、と思った。
永遠の愛を誓ってもその程度なのだ
PR
嫌なことがあった日。
苦しいことがあった日。
悲しいことがあった日。
努力が報われなかった日。
私はメールを作成する。
宛先人はいない。
誰にも届くことのないメールだ。
記録し続ける。
心の整理をするために、書き続ける。
誰にも相談できないことだから。
そのメールは遺書とどう違うのだろうか
瞳いっぱいに涙を溜めた少女と出会った。
手には壊れた花の髪飾り。
大切な物だったんだろう。
青年は手近に咲いていた花を手折り、少女の髪に挿してやる。
「貴女の美しさに花の女神も嫉妬したのだろう」と青年は言った。
「そういうことを言うのは、私の前だけにしておいてね」少女は頬を染める
春分を過ぎ、穏やかに春がやってきた。
変わりやすい天気をこまめにチェックする癖がついた。
朝と晩では天気予報が違うことも多い。
ふと天気予報を覗くと傘マークがついていた。
朝にはなかったものだ。
あの人は傘を持って出なかった。
濡れて帰って来るのだろうか。
途中で傘を買ったのだろうか
どれぐらいの時間が経ったのだろうか。
深夜のファミレスはBGMがうるさいぐらいだった。
最初に運ばれてきたお冷の中の氷は解けている。
汗のようにグラスについた水滴はテーブルを濡らしていた。
仕事が忙しい、というのは言い訳だということは分かっている。
寂しそうな顔をして君は笑った。
堂々と、両手に触れる。
お互いの手の大きさを競った。
子供時代は気にせずにできた。
背が伸びて、お互いの体つきも違ってきた。
すると、途端にできなくなった。
手を繋ぐことも、抱きしめあうことも。
簡単にできたことが、男女に別れるようになってからは難しくなった。
あの頃に戻りたいと思う
少女に出会って、ずいぶんの時間が経った。
神剣・神楽を振るうことが日常になりつつあった。
そろそろ決着をつけたいと青年は思った。
退屈な平穏に戻りたいと思った。
それを少女に教えたいと思った。
中途半端に伸びた髪をヘアゴムで結ぶ。
青年は神剣・神楽を鞘を掴んだ。
今日も生き抜くために
-
自然と涙が零れるような、それはとても美しい光景でした。
夢見るような輝きが心の柔らかい場所を刺激します。
いつまで見ていても飽きない風景でした。
想い出が生まれる瞬間とはこんな時なんでしょうか。
忘れることなどできそうにありません。
これ以上、美しい光景に出会うことはないでしょう
-
願いは叶わない。
どれだけ強く願っても。願っているだけでは叶わない。
夢に向かって努力を続けた者だけに微笑むのだ。
虫のいいことだとは、分かっている。
それでも叶ってくれないかと思ってしまう。
心が折れそうだ。
願いが叶うまで、あとどれぐらいの努力が必要なのだろう。
ためいきが零れる
ふれるだけのキスは嫌いじゃない。
けれども、深くふれあうことができると知ってしまった今は、ちょっと物足りない。
二人がひとつになれる。
それがどんなに素晴らしいことか、気がついてしまった。
快楽に酔いそう。
早く二人きりになりたい。
照明を落として、お互いがふれあう瞬間を楽しみたい
-
お願い。
私の心を引っ掻き回さないで。
今でも貴方の言葉で一喜一憂しているのに。
これ以上、期待させないで。
出会わなければ良かった。
そうすれば、こんな苦しみを味わうこともなかったでしょう。
逢えば逢うほど、私の心は貴方のほうに引き寄せられる。
だから、これで最後にして欲しいの。
「姫、目を瞑っていてください」静かに護衛の騎士が言った。
異性にふれるなんて、普段ならありえないことだろう。
姫と呼ばれた少女は力強く、腕にしがみつく。
青年が命を預けるに相応しい騎士だということは分かっている。
「正面突破します」言うが早いか、青年は剣を抜いた。
少女は震えた。
その人はいつも困ることばかり言う。
毎日のように現れては、私もからかう。
振り回されてばかりいる。
きっと楽しいおもちゃか何かと勘違いしている。
私も仕返しをしたいけど、上手くいかない。
顔を見ない日があると、心配してしまう。
どうして意地悪な人のことが気になるんだろう。
ゆらゆらと眠りと目覚めの間を漂っていた。
半覚醒状態というのだろうか。
夢の世界で現実の音を聞きながら、幸せな時間を味わっていた。
それを破るように目覚ましのアラームが鳴った。
あと5分と思って、目をつむったまま目覚ましを止めた。
それがいけなかったのか、家族にゆすり起こされた。
いつも所在なげに立っていた君。
自分の居場所も見つけられずに涙を飲みこんだ君。
誰よりも優しく誰よりもあたたかい君。
傷ついてばかりで、心の包帯を解けない君。
そんな君だから思う。
僕が、君を幸せにしたい。
貧乏くじを引くのはこれでおしまいだよ。
君はこれから世界で一番幸せになるんだ
PREV ← HOME → NEXT
プロフィール
HN:
iotu(そら)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
フリーエリア
忍者ブログ [PR]
 △ページの先頭へ
Templated by TABLE ENOCH