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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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少女は満面の笑みを浮かべながら、少年の両手のひらを握る。
「大丈夫だよ」自分と異なる体温が不安を溶かしていくようだった。
「今まで、どうにかなってきたんだもん。これからもどうにかなるよ」
前向きな少女の言葉に、眠っていた勇気が湧いてくる。
独りじゃない。
それがこんなにも心強い。
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「もう知らないんだから!」少女は癇癪を起こした。
「ごめん」少年は謝る。
「私がどうして怒っているか、わかってる?」
「ごめん。わからないや」少年の言葉に少女は俯いた。
二人の間に重い沈黙が降りる。
そのうち少女は力強く、少年の腕を指先でつつく。
「もう一回、謝ったら許してあげる」
一度目のキスは私からした。
だから二度目のキスは貴方からしてほしい。
逸る恋心を置き去りに、貴方はのんびりとコーヒーを飲んでいる。
貴方の部屋に上がったのだから、それ相応の覚悟をしてきた。
それなのに貴方はDVD選びに熱心になっている。
貴方のペースに振り回されている私は滑稽だろう。
ツイてない人生だと思う。
何が悪いとか、そういうことではなく。
ただタイミングが悪かった、としか言いようがない。
客観的に見ても不幸せな人生を歩んでいると思う。
そこに降って湧いた幸福。
望んでいなかった幸せを君が運んできた。
チャンスの神様ありがとう。
僕はこの幸せを永遠にするよ。
最近の彼は仕事、仕事、仕事。
土日も仕事を持ち帰り、仕事をしている。
「仕事と付き合えば?」と悪いくせがでそうになる。
不満をぐっと我慢する。
彼だって好きで仕事をしているわけじゃない。
彼が失職したら養えるほどのお給料をもらっているわけじゃない。
だから、諦めなきゃいけない。
夕暮れ時に十字路に立つと、運命の人出会える。
そんな噂がまことしやかに、囁かれていた。
まじないごとが好きな少女は好奇心いっぱいに十字路にやってきた。
人通りが少ない道のせいか、誰も来ない。
帰ろうとしたところに同級生がやってきた。
「珍しいね」少女は喜ぶ。
「鈍感」少年は言った。
今でも時々、夢の中にいるんじゃないかと思ってしまう。
僕が好きな君が僕の隣にいる。
そして僕のことを好きだと言ってくれる。
優しく君を抱きしめ、キスを交わす。
温かく柔らかな感触が現実だと告げる。
君を失う日が来るんじゃないかと、僕の心の振り子が揺れる。
一瞬でいいから永遠にしたい
「幸せになってね」別れの言葉としては切ない。
君がいない世界はモノクロームだ。
君が好きだから幸せなんて、なってやらない。
世界中の誰よりも不幸せになってやる。
それぐらい僕は君のことが好きだったんだ。
だから時計の針を戻して、初めからやりなおそうよ。
まだ一欠けらでも僕を好きなら
君は今日も一人抱えこんで泣いていた。
隠れるように部屋の片隅で。
そんなに僕は頼りがないのかな?
君をこんなにも想っているのに。
それが届かないのかな?
僕にとって君は二つとない宝物。
そんな僕を締め出して一人きりで泣くなんて。
君は大切にもさせてくれないの?
どんな君でも受け止めるよ
-
幸せだと思っていた。
それは信仰にも似た感情だった。
手放してしまったら、二度と手に入らない。
そんな感覚だった。
けれども砂上に築き上げた城が簡単に崩れ落ちるように、あっけなく真実を突きつけられた。
眼を背けたくなるような光景だった。
笑い話にもならない。
幸せはどこにもなかった。
君の心は柔らかだから、時々心配になる。
「世界は美しい」と何度言っても、それだけでは不充分だとわかっているから。
歳を重ねるごとに増えていく知識は善良なものだけではない。
健やかな精神を持ったまま大人になるのは難しい。
正義を貫いて傷つくこともあるだろう。
頑なにならないでほしい
仲の良い友だち同士。
そんな距離感が楽で、ちょうど良かった。
性別なんて関係ないと思っていた。
彼女の視線が違う男を追いかけていることに気がつくまで。
二人の関係が破滅する。
分かっていても気持ちを伝えることが最善の道だと思った。
決心したら早かった。
放課後の教室で彼女に告白した。
出かけるのが楽しみで、寝不足だったのも影響があったのかもしれない。
それプラスでお上品とはいえない運転だったのも、一役買っていた。
もともと三半規管が丈夫ではないのも理由の一つだろう。
つまり現在、乗り物酔いに苛まれている。
早く目的地に着くことを願って目を瞑る。
神様お願いです
神剣・神楽を前に青年は正座をする。
同胞殺しの妖刀は今日も美しい。
青年はそっと息をつく。
最初は成り行きだった。
とんでもないことに巻きこまれたと思った。
けれども少女と共に過ごすようになって意識が変わった。
戦い抜くと考えるようになった。
すべてが終わった後少女と笑いあうために。
あなたは優しすぎる。
私のことを本当に好きなら、無理やり奪って、今すぐに。
私は壊れ物じゃない。
少しぐらい強引になってもいいのよ。
私のすべてを捧げてもいいと思っているの。
タイミングがつかめないの?
優しすぎる愛は私を不安にするの。
今までこんな大切にされたことがないから。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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