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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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寒さを無視して歩く。
少しでも早く目的地に着きたい。
冷たい風が肌を斬るようだった。
吐く息すら白く凝る。
一歩ずつ目的地に近づいているはずだ。
それなのに朦朧とした頭では、まだ遠くにあるような気がしている。
一歩がひどく重い。
疲労が限界に達しようとしている。
それでも前を向いて歩く
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さりげない愛を君に届けられたらどんな素敵だろう。
鳥が空を飛ぶように。
魚が水の中で泳ぐように。
僕の愛が自然と君に寄り添えられる。
そんな世界があったら、とても素晴らしいだろう。
百の嘘と千の偽りを重ねずに、君に愛を囁きたい。
いつまでも手を離さずに堅く結ばれたらときめくだろう。
-
二人の時間が重なっていた。
それがどれほど貴重な時間だったのか。
失って初めて気がついた。
もう二度と重ならない時間。
僕と君は別々の道を歩いていく。
一緒に笑うことも、一緒に泣くこともない。
永遠の別れだと知ってから僕は隣を探してしまうよ。
今度こそ一緒に歩いてくれる人を見つけるよ
お揃いで買ったマグカップ。
洗い物をしていて手から滑り落ちた。
シンクの中で綺麗に割れた。
涙が零れてきた。
キッチンでめそめそ泣いていたら、彼がやってきた。
泣く私を抱きしめてくれた。
状況が分かったのだろう。
「長いこと使っていたから、寿命だったんだろう」責めずに言う。
悲しかった
洗濯物を干し終わって、部屋に戻った。
すると彼はソファで眠っていた。
遠慮かちに、彼の腕を指先でなぞる。
毎夜、抱きしめられている腕は太く逞しい。
昨夜のことを思い出して赤面した。
今夜もこの腕に抱きしめられるのだろうか。
そんなことを考えていると、彼は目覚めた。
つい視線を逸らした
音もなく降り続ける雨が僕と君の嘘を優しく包むようだった。
真実はどこにもなかった。
嘘の上に嘘を重ねていただけだった。
だから簡単に僕と君の関係は崩れ落ちる。
それでも良かった。
ほんの一時、見た夢が美しかったから不満はない。
雨が上がるまで一緒にいよう
君はひとつの恋を終わらせてきた。
短く切られて髪が心の傷を表すようだった。
僕と一緒に食事をする君は明るく振舞っていた。
幼馴染みという立場が気安いのだろう。
何かあると一緒に食事をとる。
独りでは辛い時間の間、僕は君を独占する。
本当は一生、独占していたい。
でもその言葉は言わない
黄緑色のカーテンが色あせてきた。
ネットの通販で似たような感じのカーテンを見つけた。
そういえば君と暮らしていた時も、こうやって探したような気がする。
僕は追憶する。
感傷が同じようなカーテンを選ばせようとする。
それではいけないと意識を変える。
結局、違う色のカーテンを購入した。
閃光が辺りを薙いだ。
青年は反射的に少女をかばう。
腕の中の少女は何が起こったのかわからないようだった。
ただならぬことが起きていることがあった。
それだけは理解しているようで小さな体が震えていた。
青年は少女を抱き上げると安全地帯まで走り出した。
一刻も早くこの場から離れなければ
もっと私のことを見て欲しい。
あなたの一番心臓に悪い存在になりたい。
いつでもハラハラドキドキして欲しい。
私のことを心配で眠れぬ夜があればいい。
特別な存在になりたい。
いつまでも安心できる友達なんかでいたくない。
意識して欲しいと思うのは贅沢なのかな。
もっと好きになって欲しい。
友達以上恋人未満。
ゆらゆら揺れる関係が心地良く決断を先延ばしにしていた。
友達の間にしかできないことをやりつくしたのかもしれない。
彼がはにかみながら報告してきた言葉に衝撃を受けた。
「彼女ができたんだ」と嬉しそうな顔を見て素直におめでとうが言えなかった。
長すぎる春は終わった
終電の電車に滑りこんだ。
乗り過ごさないようにドアの前に立つ。
座ったら最後、終点まで行ってしまいそうだった。
それぐらい疲労がたまっていた。
パラパラと降りていく人に混じり我が家を目指す。
玄関を開けると電気がついていた。
「ただいま」といったが返事がなかった。
眠る妻に苦笑した。
僕と君の間には透明な壁がある。
乗り越えることも壊すこともできない。
透明の壁を気にしながら見て見ぬふりをする。
いつか過去のことだと笑い飛ばせる日がくるとは思えなかった。
体温が伝わることも、君にふれることもできない。
それを今日ほど悔しく思ったことはない。
泣く君に何もできない
いわゆる愛が重たすぎる人間なのかもしれない。
愛している人間に「嫌い」なんて嘘でもいえない。
それが4月1日でも、口にすることができない。
逆に「嫌い」なんていわれたら、立ち直れない。
どれだけ愛しても出来ないことはある。
それを知っていて欲しいと思うのは重すぎるのかもしれない。
高校に入学してから幼馴染みは忙しくなったようだ。
部活動を打ちこんでいるようだった。
日が暮れても部屋の電気がつかないことが多い。
一緒に過ごしてくれた土日も用事があるからと断られることが増えた。
こんな時、年下なことが悔しくなる。
同い年なら同じ学校に行けて時間を共有できたのに
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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