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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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君と別れてから、季節が一つ巡った。
僕の心はいまだに傷だらけだ。
僕は確かに君を愛していたのに、君は違ったようだった。
ボタンを掛け違えてしまったように君の気持ちは変わってしまったようだった。
それが悲しかった。
それでも僕は僕の人生を歩んでいかなければならない。
少し寂しいけれど
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君は僕の愛情を確かめようにする。
好きだ、って言ったら逃げるくせに。
僕の愛情を図って安心しようとする。
僕は何回だって「君が好きだよ」と告げる。
その度、君は恥ずかしそうに「冗談はやめてよ」と困ったような表情を浮かべる。
訊いてきたのは君なのに変な構造だ。
それでもそんな君が好き
いつも勝気な少女が涙に暮れていた。
こんな時、どんな言葉をかければいいのか分からない。
傍に寄り添って涙を見つめるだけだった。
華奢な肩を抱き寄せて、涙を拭えばいいのだろうか。
少年は無理矢理、少女の指を折れんばかりに握る。
悲しみが過去になってしまえばいいのに、と願いながら。
嫌いでも、好きでもなかった。
付き合っている人もいなかったし、特に好きな人もいなかった。
告白されてOKを出した。
一緒にいるうちに好きになれるかもしれない。
そんなことを考えていた。
季節が通り過ぎる度、違和感を覚えた。
選択が間違っていることを知った。
だから最後に悪役ぶって振った
-
贅沢は言わない。
君が生きてさえいてくれるのなら、それだけで幸せだ。
僕の手が届かないところであっても、僕の目に映らないところであっても。
君が確かに生きているというシグナルを発信してくれたのなら、それだけでいい。
僕は君が好きだから、君が今も存在しているというだけで充分だ。
君は心の中で輝く一等星。
凍える夜に見上げるのに、ちょうど良い。
手を伸ばしても届かない。
星が欲しいと泣く子供のように、君が欲しいと僕は思う。
君は孤高の存在だから、凛とした横顔を見るばかりだ。
どうすれば君が手に入るのだろうか。
そんなことを考える。
君は決して僕に振り返らない。
砂糖を煮詰めた甘さの君に、今日も窒息しそうになる。
君が施してくれる優しさはカラメルの味。
甘いだけではなく、ほろ苦く、口の中で溶けていく。
僕はそんな甘さを一口ずつ味わう。
君は僕のことを思って、時折り厳しいことを言うけれども、元は砂糖だからか心に響く。
僕はそんな君に溺れる。
「好きだ」と告白された。
嫌いな相手ではなかったけれども、意識をしたことがない男子生徒だった。
彼氏いない歴が歳と同じだから、付き合うことにOKした。
友達みんなが彼氏持ちだから、私も欲しいと思っていたところだった。
付き合っていくうちに、きっと好きになるだろうと考えていた。
ただ単に死んでいないだけ。
生きている理由なんて、そんなもの。
毎日、同じことのくりかえし。
単調なタスクをこなして、布団にもぐりながらためいきをつく。
今日が終ることに感謝しながら、明日がくることにおびえている。
恵まれた人生だと思う。
けれども焦燥感を覚える。
大きく息を吸いこむ
家に帰ってきて、スマホを見る。
メールひとつないことに茫然としてしまった。
くたくたになって疲れて帰ってきても労いの言葉がない。
仕事が佳境に入っているのは分かるけれども、寂しくなる。
学生時代はきちんと祝ってくれたから、余計にそう感じるのかもしれない。
無性に声が聴きたい。
君を想うと自然と鼓動が早くなる。
僕はいつの間にか、君を好きになっていたようだ。
それに気がついてから、君と自然に話すことができなくなった。
君の笑顔を真っ直ぐ受け止めることができなくなった。
君にとって僕はただの同級生だろう。
知ってしまえば立ち直れない。
だから、このままがいい
幸せになって、なんて嘘だよ。
僕と別れて幸せになるなんて許せない。
どうせなら、不幸せになってほしい。
どれだけ僕と過ごした時間が貴重なものだったか、思い知って欲しい。
僕が新しい幸せを見つけるまで、不幸でいてほしい。
身勝手な願いだと分かっている。
でも、それだけ僕は今、不幸せだ
神剣・神楽は同胞殺しの妖刀だ。
首を落とさない限り死なない同胞を傷つけることができる。
宝物として何年もの間、祀られてきたものだった。
殺し合いをしている現在では禍々しいものだ。
使われているのと飾られているのと、どちらが幸せなのだろうか。
時々、分からなくなる。
青年は溜息をつく
カランコロンと下駄を鳴らして、今日は夏祭り。
少女は金魚すくいの屋台に気がついた。
少年の袖を引いて、ポイを受け取る。
思ったよりも活発な金魚をすくうのは難儀だった。
結局、一匹もすくえなくてポイは無惨にも破れてしまった。
おまけだと店主が赤い金魚を一匹、ビニールに入れてくれた。
口紅を塗る姉の姿をじっと見ていた。
紅をさしただけなのにパッと華やかになった。
その変化が楽しそうだと思ったのだ。
ドラッグストアで一番安い口紅を買った。
鏡を見ながら塗る。
薄紅色の口紅は肌に馴染んで、まるで別の自分を見つめているかのようだった。
自分だけの口紅に心が躍った。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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