iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.03.06 Fri 18:06
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『「泣き顔で、腕にしがみつく」キーワードは「勇気」』
内気な少女が泣き顔で、少年の腕にしがみつく。
そうしていれば離れないで、すむかというように。
ずっと一緒に育ってきた少年は微笑んで、少女の手に自分の手を重ねる。
「行ってくるよ」少年は言った。
少女の指を一本ずつ離していく。
「行かないで」少女は涙ながら訴えるが最後の指が離れた。
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2018.12.31 Mon 09:57
140文字の物語
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君が好きなものは好き。
君が嫌いなものは嫌い。
いつからか僕らしさを失った。
それでも君が僕のことを好きなら、それで良かった。
けれども君は僕を捨てようとする。
これ以上のない裏切り行為だった。
僕はこんなにも君が好きなのに、君は僕が嫌いだと言う。
だから僕は僕のことが嫌いになった。
2018.12.31 Mon 09:56
140文字の物語
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文中に『祭』を入れて【解って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
街は聖誕祭一色だ。
店では定番のクリスマスソングが流れている。
ツリーが飾られ、キラキラとしたモールが賑やかだ。
贈り物を探しているのだろうか。
楽しそうにショッピングする人たちに囲まれる。
今年もクリスマスは一緒に過ごせないらしい。
だからか、このお祭り騒ぎも苦々しいものになる。
2018.12.31 Mon 09:56
140文字の物語
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『「ぎこちなく、指に指を絡める」キーワードは「別れ」』
離れ離れになることは知っていた。
出会いは喪失への始まりだ。
俯いたまま二つの足音を聞く。
どうしてずっと一緒にいられないのだろう。
こんなにも好きなのに二人でいられるのは今日で最後だ。
無言で歩いていたら駅までついてしまった。
ぎこちなく、指に指を絡める。
ようやく繋いだ手は冷たい
2018.12.31 Mon 09:55
140文字の物語
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『きっと幸せだったんでしょう』
時間はでたらめな時計の針のように巻き戻すことはできない。
まるで初夏のように駆け抜けていく。
同じように見えて違う道を進んでいる。
繰り返される「おはよう」と「お休み」の中で体に刻みこまれていく。
君は眠るように僕を置いていった。
「きっと幸せだったんでしょう」と友は言ってくれた
2018.12.31 Mon 09:55
140文字の物語
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『「嫌々ながらも、両手を指先でつつく」キーワードは「夏」』
蝉時雨が頭の中で反響する。
汗でシャツが肌に貼りつく。
母から託された西瓜の重さによろめく。
ようやく目的地に辿りつく。
インターフォンを鳴らしたけれども誰も出てこない。
庭のほうから回ると縁側で幼馴染が爆睡していた。
西瓜を縁側に置く。
起きないかと嫌々ながらも、両手を指先でつつく
2018.12.31 Mon 09:54
140文字の物語
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文中に『小さな』を入れて【気持ちいい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
空が澄みきっていて太陽が落ちていく姿が美しかった。
今日も一日が終わろうとしている。
それをカメラに収めながら、溜息をつく。
一瞬、一瞬、変わる空だから飽きがこない。
どの一枚を現像しようか、データーを見ながら、帰路につく。
暗くなった道を小さな幸せを噛みしめながら歩く。
2018.12.31 Mon 09:53
140文字の物語
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文中に『無視』を入れて【不安】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
メールを送っても返事がなかった。
電話をしたけれど、留守番電話サービスに接続された。
仕事で忙しいんだ、と自分に言い聞かせる。
無視されているのだろうか。
本当はどっかで違う人たちに囲まれて楽しんでいるのだろうか。
臆病な自分はうんともすんとも言わない携帯電話を握り締める
2018.12.31 Mon 09:53
140文字の物語
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文中に『愛され』を入れて【不安】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
今日のプレゼントは薔薇が一輪。
昨日はデンファレ。
一昨日はコスモスだった。
毎日、違った花を一輪ずつもらう。
愛されているのだろうか。
花瓶からはみ出しそうな花々を見ながら、黒い影が胸を過る。
いつまで続くのだろうか。
儀式めいた贈り物に途惑いながら思う。
明日の花を想像する
2018.12.31 Mon 09:52
140文字の物語
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文中に『いつの間に』を入れて【構って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
いつの間にか胸の柔らかい部分に住み着いた君。
どんなに追い出そうとしても君は居座り続けた。
僕は諦めて、溜息を零す。
見つめるだけで精一杯な僕は、楽しげに笑う君を心に焼きつける。
本当は仲良くなりたいんだけど、それは数学よりも難しい。
今日も向日葵の様に君を追いかける。
2018.12.31 Mon 09:51
140文字の物語
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文中に『画面』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
携帯電話の液晶画面を見つめる。
そこには彼からの最後のメールが映っている。
日付は一年以上前のものだ。
未だに消せずにいる。
遠距離恋愛だったから、たくさんメールを交した。
その一つ一つが宝物で、すべて保護している。
どんどん間遠くなっていくメールに恋の終わりを感じた。
2018.12.31 Mon 09:51
140文字の物語
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文中に『いつの間に』を入れて【感謝】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
気がつけば君と出会ってから一年、経っていた。君
と共にある時間はあっという間に過ぎていく。
君は新鮮な驚きをもたらしてくれる。
いつの間に用意したのだろうか。
同じ時を刻めるようにとペアの腕時計をプレゼントされた。
「これなら仕事の邪魔にならないでしょ?」と君は笑った。
2018.12.31 Mon 09:50
140文字の物語
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文中に『鼓動』を入れて【構って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
学習机に向かう背に少女はすり寄る。
少年の手は止まらなかった。
教科書をめくりながら、ノートをまとめている。
せっかく一緒にいるのに、つまらない。
二人きりの部屋なんだから、もっとやるべきことがあるんじゃないかと少女は思った。
少年の背に耳をあてて規則正しい鼓動の音を聞く
2018.12.31 Mon 09:50
140文字の物語
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文中に『浮気』を入れて【不思議】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
彼にはたくさんの彼女がいる。
とっかえひっかえしているのも知っている。
浮気性の彼は熱が長続きしないのも知っている。
そんな彼を憎めないのは、彼女がモニターの外に出てこないから。
三次元の彼女は私だけだ。
三次元でもとっかえひっかえするかと思っていたけど、意外に純情だ。
2018.12.31 Mon 09:48
140文字の物語
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文中に『ひとつ』を入れて【感謝】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
ひとつ、君が生まれてきてくれたこと。
ふたつ、僕と出会ってくれたこと。
みっつ、僕のことを好きになってくれたこと。
よっつ、僕と一緒に過ごしてくれたこと。
いつつ、僕と永遠を誓ってくれたこと。
ほら、簡単に片手が埋まってしまった。
君と過ごす日々は新鮮で驚きに満ちている。
2018.12.31 Mon 09:47
140文字の物語
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iotuは五百箇という意味の古語から。
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