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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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君は気分屋で好奇心旺盛だ。
それに顔が良い男にめっぽう弱い。
すぐに惚れた腫れたの大騒ぎになる。
その度に、振り回される僕の気持ちになってほしい。
熱しやすく冷たくなる君に付き合えるのは僕ぐらいのものだよ。
今日も恋人と別れた君にの耳元にささやく。
「僕以外に、満足しないように。」
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その獣は金色の美しい瞳を持っていた。
いつでも鋭い目をして、辺りを見回していた。
だから、誰もがその獣を怖がっていた。
長い年月が過ぎ、獣が息を引き取る瞬間がやってきた。
それを悲しむのは獣の傍にいた少女ひとりのみ。
みんながホッと安心していた。
もう獣の瞳に怯えなくてすむと笑う。
「僕と結婚してほしい」と彼が言った。
社会人になってからできた彼。
結婚適齢期だ。
真面目な彼は将来を考えて貯蓄もしているし何よりも私に誠実だ。
きっと子供ができたら可愛がってくれるだろう。
「不幸になるだけよ」私とは正反対の人生を歩んできたのが分かる。
「僕が、君を幸せにしたい」
この関係に名前を付けるとするならば、どんな名前が相応しいだろう。
僕は君のことが大好きだけれど、君はどう思っているだろうか。
友達と呼ぶには近すぎる。
かといって恋人ではない。
お互いの意思を確認しあったことはない。
嫌われていないことは知っている。
でも好きの種類はどうなんだろう
あなたは私のことを面倒だと思ってる。
幼なじみという腐れ縁だから付き合っている。
そんな様子を感じて、私の心を沈みこむ。
私があなたを頼るのは幼なじみだからではない。
私のことをよくわかっているあなただから、助けてもらえる。
ただの幼なじみだったら、こんなにも頼ることはないのよ。
同胞殺しの妖刀神剣・神楽を振るう度に、生命が削られているような気がする。
最初は少し疲れた程度だった。
それが体が重くなり、神剣・神楽を握らない日は寝こむようになった。
戦い過激化しているせいだろうか。
戦わない日は少ないから気づかなかったけれど体のあちこちが悲鳴を上げている。
ついた溜息が白く凝る。
最寄り駅まで歩くのに街灯が頼りな季節だった。
まだ街が目を覚まし切らない頃。
少年は少女を迎えに行く。
幼稚園から一緒にいるからか、それが習慣化している。
少女は時間通りに玄関から出てくる。
歩き出した少年に止めるように。
少女はそっと、少年の腕を両手で包む。
全問答えが埋まった。
掛け時計を見るとまだ時間がある。
ケアレスミスがないかチェックする。
今度こそ完璧な答案だ。
少女は教室を見渡す。
白金色の頭髪の少年はぼんやりと窓の外を見ていた。
彼にかかればこの程度の問題は朝飯前なのだろうか。
余裕がない自分との違いを格差を見せつけられる。
覚めた夢の続きを見ているのだろうか。
隣で君が健やかな寝息をたてていた。
僕よりもわずかに高い体温があたたかい。
時計に目をやると、起きるには少し早いぐらいの時間だった。
二度寝をしたら、この夢のような時間が消えてしまうのだろうか。
手を伸ばして君の髪を撫でる。
サラサラと零れる。
「寂しい」とあなたは言う。
そんなあなたに手を差し出すと首を横に振る。
優しくしてあげたいのに、あなたは「いらない」と言う。
あなたは高い壁を築いて、周りを拒絶する。
二度と傷つかないために。
どうすればいいのか、私は途方に暮れる。
あなたを抱きしめて、独りではないことをしらせたい
初めて銀盤に立つ。
スケートシューズを履いて恐る恐る歩き出す。
すでにリンクの中央にいる彼が手招きする。
エッジが氷を刻む。
それが怖くて、滑るよりもおっかなびっくり歩く形になる。
見守ってくれている彼も微苦笑を浮かべている。
やっぱりスケートなんて向いていない。
運動音痴なんだから
飼い主バカだと言われても仕方がない。
毎日、写真を撮ってはSNSにアップしている。
たくさんいる中で、一番うちの子可愛い。
今度は動画が撮れるカメラを買ってこようか。
ペットショップで出会ってから、毎日が楽しい。
うちの子と過ごすことで幸福な気分になる。
どんなに仕事が辛くても癒される
心が重ならなくても二人でひとつになれたなら快感だと知ってしまった。
気持ちの共わない快楽は、終わる度に虚しさでいっぱいになる。
けれども君をつなぎ留めておく方法を知らない。
好きなのに好きと伝えられないのは苦しい。
何度、夜を一緒に過ごしてもスポーツみたいな交わりに溜息が出る。
生まれて初めて生命のやり取りをする場所に立つことになった。
鍛錬とは違い、殺すか殺されるかの世界だ。
生き残りたかったら、他者の生命を奪わなくてはいけない。
そのことが怖くて震えた。
誰にもばれないように、さりげなく、指をぎゅっと握る。
手の平に爪が食いこみこれが現実だと知らせる
少年は恐る恐る、少女の指をぎゅっと握る。
まるで壊れやすいものにふれるように。
緊張が伝わってくる。
少女は「大丈夫だ」と伝えるように指を握り返す。
少年は弾かれたように少女の顔を見る。
少女は微笑んだ。
まだ恋人同士になる前の出来事だった。
今ではどちらからともなく自然に手を繋ぐ。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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